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作品内容
特段、何があったわけでもない。
特段、何があったわけでもない。
乾燥や干ばつが続いたわけでもなければ、どこかの団体が大規模なダムをつくるなど流水工事をしたわけでもない。
しかし、数ヶ月に一度、その滝は滴り落ちる水を止めてしまう。
人為的なものでは決してない。
だとしたら大自然の仕業か。それともこの世を創生した神がいるとしたらその神によるものだろうか?
滝の先には無数の小川が枝分かれしており、一つの大きな川となって滝を落ちる。元々は土や木々草木に含まれる水分が一定の流れを作り、小さな川になるところから始まる。
その滝は観光名所でもあった。
・・・・・・・・営業所の職員は頭を抱えるのだった。
「原因が分からないんですよ・・・・元西さん」
「一度調査をお願いしたいと思っているんですがね・・・・」
小説。
約700字。
7ページ。