ボイスドラマ『祈り』CV 秋野かえで

  • ボイスドラマ『祈り』CV 秋野かえで [いぬのしっぽ]
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ボイスドラマ『祈り』CV 秋野かえで [いぬのしっぽ]
서클명 いぬのしっぽ
판매일 2023년 12월 19일
갱신 정보 2024년 01월 30일
저자 Yuki Shohei
성우 秋野かえで
연령 지정
전연령
작품 형식
파일 형식
WAV
/ MP4同梱
기타
대응 언어
장르
파일 용량
233.51MB

작품 내용

秋野かえでさんの優しい語り口で朗読された物語。 小説と散文詩の間のあなたに語りかけるようなお話しをお楽しみください。

秋野かえでさんの優しい語り口で朗読された物語。
小説と散文詩の間のあなたに語りかけるようなお話しをお楽しみください。


物語抜粋 -sample-
ゲワシと少女。有名な一枚の写真がある。
あの写真とおんなじような地域の
どこにでもあってはいけないけれど
どこにでもある紛争地帯のお話。

どこにでもいる少女が、か細い祈りを捧げたけれど
全部裏切られてしまったお話。
少女はそこにいた、年端もいかない子供だ。
少女はぼろ布をまとっていた。
けれども信心深さは誰よりもあった。


戦争屋が安上りの銃弾と兵器を売りさばき。
少女は運悪くそれを担いで構えて訓練をして
隊列を組んで、武装していた。
少女には同じ運悪く似たような境遇の友達がいた。
男の子でも女の子でも、その日のデザートの
チョコのかけらが少し多かったとか

そんなちょっとのことでも真剣に大笑いした。

ある日少女はまたしても運悪く大人たちの言う
ムズカシイ作戦に参加させられた。
理由なんかどうだっていい。
ちょっと足が遅いとか。

ごはんを食べるのが遅いとか。
銃の組み立てが遅いとか。

作戦ははじめからうまくいく算段がついたものではなかった。
音が先なのか光が先なのか
もの凄い爆発のあと少女ははぐれた。
戦場において隊列からはぐれ
隊長の指示を仰げないということは
直結してこれから死ぬということを表す。
銃弾の連続した素早い音に恐怖した。

しかしなによりも恐怖したのは何もできないということだ。
そして何も救ってくれやしなかった神様への気持ちに絶望した。
その時少女の信仰が死んだ。
すべてを頼って、いつかなんとかなると思った。
だって私が死ぬはずないもの。
だって私は私なのよ。死ぬってどういうこと、
殺してしまうってどういうこと。
どうして争うの。どうして戦わなきゃいけないの。
私がなにをしたっていうの。
彼女はより長く生きながらえるために
それを心の中でさんざんわめいた。

――ああ、神様。どうか私を助けてください。
鉄が鳴り石が砕ける音が近づいた。

ここまでが全部裏切られてしまったところまでのお話。
お話には続きがある。

갱신 정보

  • 2024년 01월 30일
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