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作品內容
わたしの身体にソラ細胞、ソラの魂がのりうつった。
偏執的な自己崇拝、涜神、わたしが自分の名前に見とれている。
そっくりだわ、ささやきが、口や耳なしでわかってくるの。
わたくしはあなたのなかで、わたしの名のソラであり、あなたの部屋のドアに、大きな赤い文字で書きなぐる。
ソラ、ソラ、ソラ、ソラです。
ソラの名で部屋部屋は色とりどりの羽で飾るだろう。
わたしの目指しているのは怪しげな建築物であり、いかがわしい都市だ。
ソラの小部屋は模様替えをし、十六方に別館をつくる。
イメージを増殖させ、人間の深層を描いた余りにも哀しい愛の物語である。