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작품 내용
商用利用可の音源素材です。サンプルではモノラルで音質を落としていますが、製品版はステレオ、高音質となっています。
背水の陣というか。そういう境地にたどり着くまでの振るえだとか脅えだとか。って所から覚悟を決めた後の、逆に武者震いするような感じを描けたかなとおもってます。覚悟を決める前と、その後と。そして更にその後と。って感じかな。道なき場所の道標になろうとしている男達!って場面で使えるんじゃないかと思ってます。
【曲のイメージ】
軍隊の行進4:敗戦濃厚。故に決死隊を望む。
最高の戦士は最高の死に場所を望む。単身で龍と戦い、龍と刺し違えた英雄をあがめるアグリスト教団の信者らは、常々そのように考えていた。
南より進行してきたアンデッド国家、バルカムット帝国との戦いにおいて、ハッティはそれまでバルカムット帝国とたたかい、負けてきた他の国々の情報により戦術を研究し、有利とはいかないまでもそれなりの善戦を繰り広げていた。しかし、バルカムット側の将軍がそれまでのヤミからモーゼに変わった瞬間、戦局は一気に傾いてゆく。
それまでの使い捨ての、ただただアンデッドの物量に頼る戦い方から、戦術、さらには戦略までしっかりと寝られた戦い方に変化したことにより、ただでさえ減らない物量を減らすことが困難になってしまう。戦術の急激な変化にハッティはついてゆくことができず、ついには首都であるハットゥシャにまで攻寄られてしまう。
敗戦色が濃厚になる中、彼らが持つ製鉄技術、火薬の知識、そして将来の希望である女子供を離れた島へと逃がすため、時間稼ぎのための決死隊が編成された。この決死隊の中核となったものがアグリスト教団であり、また弟子や兄弟子に技術を託した職人達でもあった。降伏をよしとしない決死隊は火の玉となり、1分1秒を稼ぐために、最後の一人が力尽きるまで戦闘を継続した。
未来を託すための礎となる。
それは、最高の戦士として最高の死に場所を望む彼らにとって、願ってもない舞台の一つだった。