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作品内容
商用利用可の音源素材1曲です。サンプルではモノラルで音質を落としていますが、製品版はステレオ、高音質となっています。
学生の頃はとにかくやる事もせずに飲んでいた。ダラダラと似たような友達と、あれやこれやとどうしょうもない話をしてはケラケラと笑ったものである。
大人と言われる年になった今も、やらなきゃいけないことを保留してダラダラと手酌酒をしていると、不意に当時の自分になったような。そんな感じの健全な堕落。
曲のイメージ
かつてその集落は何もない土地だった。
冬になれば大地が雪で覆われるような不毛の地であったが、それでもそこを故郷とした人々がいた。生活をするために、彼らはいくつかの手段をとった。
雪のない季節は農耕。年中を通しての釣り、山菜、狩り。そして口減らしのための出稼ぎ。往々にして長男が家を継ぎ、それ以外の男子は出稼ぎに出てはふらっと実家へと帰っていた。
娯楽の無い時代の事。出稼ぎに出た家族の物がお土産として持って帰ってくるものはそれだけで家族を喜ばせたが、子供たちが何よりも喜んだのはその家族が体験して来た物語だった。
食事を取りながら語られる非日常の冒険譚は、子供たちにとって夢中になれるものであり、憧れの対象でもあった。そうして育った子供もまた大きくなると外に出る。次はどんな土産話を持って帰ろうと考えながら。