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作品内容
全世界のニートに贈る。ニート救済のための、励ましボイス!!!
ニート君。私はいつも君のことを羨ましいと思っているよ。
ニートは、社会的には揶揄されがちな・・・言葉だ。甘えてるとか、自立してないとか、いろいろ、大人たちは言う。
でも、それはちょっと間違っていると思う。だって、世界は、まっとうに生きようとすればするほど、というか、それに比例して重圧がかかるものだから。
あまりにも、明るく生きるにはあんまりにも、世界は残酷で厳しい。平等だというけれど、傷つきやすい人たちにとって、競争とか、いじめとか、いろんな暴力だってまかりとおっているこの世の中で、
デリケートな子たちには、逃げ場はない。逃げ場は、この部屋しかない。
わかってる。
引きこもることは、悪くない。「ひきこもれ」っていう本だってある。
ただ、引きこもりながら、何を考えるか、どう外の世界と関わるかを考えるか、そういうことは、大事だと思う。
引きこもる人は、感性が繊細だから、このうるさい社会に露出するには、あまりにも傷つくことが多すぎるんだ。
..... (続きは本編にて)