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ハキハキとしていて口煩くもある母親像のリアルっぽさと、アダルトコンテンツの脚色された人物像が丁度良く合わさっている感じ。
甘々で色気を振りまくママ作品は多くありますが、今作では「ママ」というより「お母さん」や「母さん」という呼び方が相応しく、香水やオーデコロンよりも乳液や柔軟剤の良い匂いがしてきそうで、家庭的で所帯じみた雰囲気が伝わって来ます。

前作では息子と母親のインモラルな日常が描かれていましたが、今作はそこに至る発端のお話。

息子にオナニーを見られた事に対する動揺。
息子に性的な目で見られていた事への困惑。
息子との性的な行為に対する葛藤や罪悪感を丁寧な脚本と声優さんの素晴らしい演技で母親の感情の機微を表現しています。
中でも息子との情事で快楽を得てしまい、それを隠そうとしている姿は実母でありながら可愛らしさを感じてしまいました。
キスに応じてくれる演出も多くて根底に愛情がある事がわかり、台詞の細かなニュアンスや喘ぎ声の違いを前作と聴き比べると一層楽しめると思います。

事後にお説教をされてしまいますが、母親のあんなにエッチで可愛らしい姿を見せられたらお説教をする姿すら愛おしく思え、正座をさせられてもニヤついてしまうよなと思いました。
肉体関係を持っても親子で居る為に母親の事を「名前で呼ばない」と約束をさせられましたが…フラグと思って良いのでしょうか。
期待をしてしまいます。