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主人公の親友が好きな女の子と、えっちな協力関係を進展させていくお話。
なぜならその主人公が好きな相手は、その子の親友だから。

お互いの好きな人が「エッチに興味がある」と知ったことから、お互い情報交換は口で交わす話だけではなく、身体を使った関係に発展していく……のですが、前半から良いシチュエーションが展開されていきました。

今作のようなシチュエーションって、やり始めの時点ならではのエッチさがあると思うんですよね。
女の子側はやっぱり怖さもあると思うので、途中「もういや」「もうやめて」と言うものの、喘ぎながら言われてしまうと主人公目線として、その先の反応を見てみたい、この子がどうなっちゃうのか見てみたい……そんな風に思って止められなくなるわけで。そのドキドキ感に応え、期待を満たしてくれる内容でした。

ヒロイン演じる水野七海さんの演技も、臨場感があってとても良いです。
作中に気持ちを引っ張られそうな熱演もさることながら、一例を挙げますと前述のシチュエーションでは、頭を左右に振る(=嫌がって身をよじる)ような声の動きをしているような気がしました。
音声作品という媒体である以上は視覚効果というものはないのですが、目の前のキャラクターが動いているような、バイノーラル効果を活かした演技は聞き応えがあります。

終盤あたりも良い意味でストレートすぎる展開ではない印象ですが、スッキリとした後味でエンディングを迎えていて良かったです。