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少子化対策のためAIマッチングで1年間の恋人関係を作らせる法案、というものがあり、中々、現代の延長線上にありえそうでありえないというか良い背景ですね。
マッチングした少女の家を訪問しますが、不登校だった彼女はとても幸薄い子でした。トラック1から、不登校になった経緯を話してくれますが、女子グループで陰湿ないじめに遭い、女の命と言われる髪を切られたとか、先生は相手にしてくれないとか、とても言葉に詰まる内容でした。親御さんは何をやってるんだと思う次第。
後日、日を改めて訪問するトラック2でその解答をいただけますが、どうやらご尊父が高名な画家さんで仕事の関係で家をずっと空けており母親も同行して独りっきりだという彼女。しかも、いじめのことで学校をやめたいといっても、そうかの一言で無関心の様子。いや何て無責任な親御さんだろう。・・・て思うのは私が人並みに幸せで頭が花畑だからで、世の中にこういう子供は少なくないのかも、と思わされました。
そういう環境下から彼女はとてもマイナス思考で排他的です。最初は主人公も拒絶されますが、底抜けに明るくて裏表の無い優しさに触れるうち、彼女は少しずつ心を開いてくれます。そして体も開いてくれますが、こんなこと下らないことを言う私みたいな人間では駄目だったでしょう。汗

エチチシーンも良いですね。初めて同士って本当に初々しいです。いきなり全裸になって前戯もなく挿入できるなんて、良いですね!らしさが出ててとても良かったです。そこから徐々に慣れていって性行為を良い意味で楽しんでおられるのもニヤニヤしながら聴いてました。
1年間の法案の規定期間が終わった後、正式に恋人関係になれたとき、少女が幸せそうで本当に良かった。そして、最後のトラックは展開に驚きましたが、元気な子に育って嬉しそうでしたね。少女、いえ、お母さんの笑顔が目に浮かぶようです。
ありがとうございました。