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「青夏おま○こフレンズー蒼ー【フォーリーサウンド】」 へのレビュー

    • 青夏おま○こフレンズのシリーズ2作目です。
      莉子と関係を持った前作の直接の続きで、
      今作ではその情事見てしまった、もうひとりの幼馴染である蒼に焦点を当てたお話です。

      紹介文の通りにクールな彼女は、前作では3人の幼馴染の中で冷静で真面目なツッコミ役でした。
      しかし、残るふたりの情事を目にした後の今作では、クールというより、
      時には莉子以上に暴走してしまう不器用ながらも聞き手に対する情熱的な愛を持つ素敵な女のコでした。
      作中何度か莉子と同じ行動を取ってしまうのが、性格の異なるふたりなのに幼馴染として根底は似通っているように見えて面白いです。

      聞き手と莉子がどんなプレイをしてきたのか気にしたり、
      普段から莉子としているのではないかと聞いたと思えば、それを想像したくなくて撤回したり。
      キスをしたと分かれば突発的に自分もキスをするなど。
      莉子を意識して張り合うその姿勢は、いじらしくも可愛くて堪りません。

      トラック4冒頭の抑えきれない情欲からのキスシーンは非常に興奮しました。
      また最後には『好き』という言葉を無意識に放ってしまうという。
      莉子も蒼も、思わず口に出しても誤魔化してきたので、初めて好意を真っ直ぐに伝えられた瞬間になるのです。
      そこからトラック5での『じゃあ……わたしの気持ちは、知ってる?』ですよ。
      聴いた瞬間に『知ってる』と答えたいところでの『答えるなっ!!』
      好意を明確することで、今の関係が変わってしまうことを恐れての言葉なのでしょうか。

      これから本作を聴く方には、まず先に莉子編を聴いて欲しいですね。
      既に莉子と関係を持っている変えられない事実があり、それが蒼に対する後ろめたさになるんです。
      その状況と、莉子を意識して対抗するかのような蒼の行動に胸が締め付けられるのです。
      それが蒼をさらに愛おしく魅せてくれるんです。

      次作△編がどのような展開で、3人の関係がどのような形になるのか。
      今から楽しみで仕方がありません。
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