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印象としてメス堕ちものといえば、完全に合意のない形か(攫われておとされるなど)逆に合意が完全になされている形か(風俗や契約など)の2パターンに分かれているように見受けられる。
その中にあり本作は少し特殊で、「借金をしておりこのままではバラバラにされる可能性がある、それを回避するために男の娘市場に身売りする」という導入を取っている。なので、視点としてはやりたいかやりたくないかで言うとやりたくはないが、やらないと終わり、という状況である。周囲からの脅しもなく自発的に選ばされるシチュがかなり目新しく映った。その中で知り合った調教師も決して高圧的ではなく優しい物腰で、ただ男の娘市場ではそれはそれとして数々の男の子たちが仕込まれ売り物にされていて、という、優しいだけではない世界観がかなり好み。裏に近い雰囲気でありながら優しさを強調した描き方で、それはそれとして悪い所はぼかし過ぎていないのが実在性に説得力を与えていた。
プレイとしては最初乳首を責めつつ後ろをほぐしてどんどんステップアップ、というよく見られる流れなのだが、場面はきっちり切り替わるのでかなり新鮮に楽しめた。一つ、気持ちよさ制御する機械のところだけ真似するのが難しかったが、他は近未来設定でありながら想像がしやすかった。
それとラストについてはなんとなく予想できていたものの、途中までドキドキ感があってこれも良いアクセントになった。ストーリーものとしてもメス堕ち音声としてもおすすめである。