舉報鑒賞（資料輸入）

本作は3人のヒロインが順々に悪堕ちさせられる作品であり、それぞれに特色がある。その中でも一人目のイエローと二人目のブルーが個人的にはお気に入り。イエローは会話の中で自然と篭絡され、訳も分からなくなって怪人化させられる流れが大変に良い。ぐずぐずになる感じがセリフや表情から読み取れて最高だった。
そして二人目のブルーがかなり良く、クイズを答えさせてその回答によって己を自己洗脳させていく、という流れ。時折見る方法ではあるのだが、こういったCGなどではなかなかに見ない手法で、それも相まってかなり良かった。ドンドンと答えが染まっていく雰囲気が出ていていい。
三人目のレッドはこのサークルさんの鉄板手法である強さを求めて装備をつけて、というパターンで、力に溺れていく感じがいつもながら良かった。装備着けた後の時間の飛び方が若干ありその点についてはもっと欲しかったが、どちらにせよ堕ちる流れは見えていたので誤差と言えるだろうか。
初期作品なので絵は少しだけ粗削りだが、それを補って余りある構成や構図の魅力がある、悪堕ちが好きな人にはお勧めできる一作だ。