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この作品は本当に人を選ぶ作品です。なにせ主人公が鬼畜。美しく熟れた体の好みの女性であれば、相手の弱みを握って好き放題欲望の限りを尽くす輩なのです。それが実母であろうと、義母であろうと・・・。しかもこの主人公はアナルに対して異常なまでの関心を持っており、執拗なまでにそこを責めたてるのです。なのでスカトロシーンもかなりあります。この時点で自分に合わないと思う方は購入を控えた方が良いかもしれません。

しかし・・・この作品は実にエロいのです。天野氏が描く2人の女性の姿が非常に魅力的なのです。いい具合に垂れだしたボディラインが素晴らしく、匂いたってくるかのよう。そのような大人の女性たちが快楽に顔を歪ませながら、切なくも艶めかしい声であえぐ姿は、熟女好きにはたまらないものがあるわけです。

しかも、実母の方は「長い間離れ離れに暮らしていた事を詫びたい・・・息子に母親として愛されたい」と思いつつ「息子に要求されるとはいえ、関係をもつ事など許されない」と感じており、なかなか「快楽堕ち」しません。そこがこの作品の大きな魅力の一つ。背徳感に悩み苦悩しつつも、快楽に身もだえる母の姿が艶めかしく実に官能的なのです。

また、この作品は一つ一つのHシーンの尺が長く濃厚で、テキストも非常に丁寧な作りになっているのです。さらに、声優さんの演技も実に素晴らしい。親子としての平穏な暮らしを願う母の姿から、嫉妬と独占欲に走り、息子からの愛と快楽をただ欲するだけの女へと落ちてゆく様子を、見事なまでに演じてくれています。しかもその声が実に艶やかで官能的。これはもう近親相姦作品の最高峰の一つと言えるでしょう。実際、実用性はかなり高いものがあります。

しかし、息子は本当に鬼畜なのです。ですが、その鬼畜な息子でなければこの作品は成り立たないというのも事実・・・。なので色々な意味で人を選ぶ禁断の作品だと言えるかもしれません。