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よちよち系ドSご主人様と数々の性癖ど真ん中プレイの文字に心を躍らせリリースを楽しみにしていました。
楽しみにしていた以上に監禁から洗脳調教されていく過程の描写が素晴らしく大満足です。
しかしそれだけではなくストーリー、シナリオが緻密に練られておりひとつのお話を読み終えたような満足感と心臓を掴まれるような衝撃がありました。
どうしてこんなにヒロインに執着しているのかは最後まで聞いていただくと分かるのですが、用意されている分岐エンド両方を聞くことでありのままの千景くんに触れることができると思います。
好みは分かれるかもしれませんが、個人的にはどちらも聞いてからトラック7を聞くとより彼の愛を深く感じることができるのではないかと思いました。

彼にとって良い子でいないと、快楽や羞恥を煽られ本気で泣くまで責められ泣いても止めてくれないのですがその後にやってくるよちよち褒めで人としての尊厳を奪われつつ身体と心を支配されていく様子がたまりませんでした。
これまでヒロインに見せていた姿とは違う低い怒気を孕んだ声で責められ辱められたり、責められる際に同じ言葉をくり返してすり込ませるように囁かれるのが洗脳されていくようで少し怖くもありぞくっとしました。

高スペックを持った彼がなぜ監禁・洗脳調教という手段をとったのか理由を知った後、尾鷲千景くんという人間が大好きになりしばらく呻いておりました。
愛し方を知らずに、まっすぐな気持ちを伝えられず生きてきた彼をまるごと認めてくれたヒロインといつまでもふたりだけの世界で幸せであれ…と願うばかりです。