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催眠を覚え始めの主人公が女の子に話しかけて未熟な催眠をかけるお話です。
思い通りにかけたり、解除したりできないので催眠にかかった女の子春姫ちゃんと主人公は、協力関係みたいになっていきます。
何度も失敗を繰り返して思考錯誤しながら指パッチン催眠の成長、そして、春姫ちゃんとの交流を楽しめます。
マイルドヤンキー感を出しているけどお花好きで優しい子の春姫ちゃんが可愛いです。
催眠に関してダメダメな主人公に対して感情移入や応援までしてくれる春姫ちゃんの世話焼きっぷりが良い前半パート。
催眠を使いこなしてやっと本編開始とばかりにわんわん化させたり、恋人関係に発展していく後半パートという感じでした。
最終トラックで春姫ちゃんの内面を知れる通話パートがありますが犬や花とか好きな物、興味がある事や将来など作品全体に散りばめられ反映されている感じでとても丁寧な作りに思えました。
紆余曲折あって辿り着いた関係性なので自然に会話しているテンションにも愛情とか気を許している空気が出ていてそういう部分も素晴らしいポイントだと感じました。
大ボリュームでとてもおすすめな良い作品でした。