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「灼炎の巫女 静音 〜爆乳母娘のHなおっぱい浄化物語〜」 へのレビュー

    • シナリオをただ終わらせるだけなら、一本道で2~3時間もあれば終わると思います。
      じっくりテキストを読みながら、道中のシーンを回収しながらのプレイで4時間ほどでした。

      体型と比較して絵柄はマイルドで、「かわいい系」に分類される綺麗なイラストが特徴の本作。
      Hシーンも、ジャンル・プレイ内容共に万人受けする王道のシチュエーションが多く、性癖が尖りまくっている上級者にとっては物足りない印象を受けるかもしれません。

      しかし、本作の魅力は丁寧に描かれた過程の数々だと思います。
      特に、最初に直行できるバッドエンドのひとつは、ドロリと粘ついた男たちの性欲を段階的に受け入れる過程を、よく表現できていると感じました。

      もうひとつ、とあるイベントを見た後に加速度的に増えていく「オカズにされた回数」にも非常に興奮を掻き立てられました。
      ひとつひとつのイベント後に、エロステータスを確認させるための自由時間が挿入されている造りも丁寧で、よく考えて作られているなと感心します。

      瞬間火力には乏しいかもしれませんが、長い夜にじっくりと半勃ちを保ったままプレイを進めていく体験には、なかなか他では味わえない魅力がありました。

      注意点は、一部竿役の台詞に笑いの表現としての草(w)や、女性の照れ表現としての「/」が多々見られることです。
      地の文には使われていませんでしたが、気になる方は本当に気になる要素だと思うので明記しておきます。

      総括して、「爆乳や巨尻が好きだが、他作品の絵柄やHシーンがキツい」、という悩みを抱える人にとっては、文字通りの急所を掴む作品になるでしょう。
      丁寧に作られていて、クリアまでバグにも遭遇しなかったので、エロRPGの最初の一本としてもオススメできます。
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