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「月満つる夜はおおかみ少女に迫られて眠れない!」 へのレビュー

    • 2024年06月27日
      レビュアーオススメ!
      人々から忌まわしき狼族と恐れられる少女ロットと自らの信仰に疑問を持ち続ける青年ヴァルター二人が出会った時、それぞれが抱える過去に向き合い乗り越えていく。
      人々と姿が違う理由だけで排斥される少女ロットはどのようにして生まれて彼女がこの世に生を受けた理由はどうしてなのか。人が生きる意味、生まれる理由というテーマを描きつつ作者なりの答えを出して考えさせられました。
      この作品を読む際には、前作元女騎士と貧民街の娼館で再開した。を読むことを強く推奨したい。中盤の日記に出てくる人を怪物にするかもしれない薬を最愛の人に飲ませたその理由、回想に出てくる生まれてくる子供たちが辛い人生を歩むかもしれないと分かった上で彼と子を成して生きた証を残したかった理由は前作を読んでおくことで理解ができ、二人がぶつかった非常というなの現実によって引き裂かれそうになった二人がどのような想いだったのかを深く理解するためには前作は必ず読むべきである。ただ、一つだけ言えるのは側から見ると不幸な人生を歩んでいたかもしれないが二人の人生は幸福で誰にも邪魔されることなく最後を共にできたことはとても良かったと思う。
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