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フルカラーで全体的に大きなコマが多いです。オリジナルサイズ一枚絵版が付属されていることから、もしかしたら最初はイラストとして発表された作品なのかもしれません。作品の形式としてはデジタルコミックなのですが、読んだ感覚としては差分なしの115枚のCG集に近いと思いました。

内容としては割と退廃的な印象です。自ら決めて動くことに疲れてしまって神のような存在が何もかも決めてほしいと考えたことがあるので主人公に共感できました。サキュバス少女が与えてくれる母性と似ていてそれとは全く異質な生暖かいぬるま湯で餌として生きていく、普通に生きていくだけでも大変な現実より幸せな結末と言えるのかもしれません。