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主人公が帰宅すると『お帰りなさいませダーリン』と、出迎えてくれる天使(本物の天使)の存在が居る所から始まる本作。

冒頭からあまりに自然と声を掛けられるので『同居ラブコメ物始まったな』という気分にさせられましたが、
実際は勝手に自宅に入り込まれて待ち構えられていたという状況なので、『え!?主人公は認知してない存在なの??』と、ちょっとしたホラー展開に違う意味でドキドキさせられました。

とはいえ、本作のヒロインの天使『ミカエラ』は仕事中に自慰に耽るという行動を取ってしまう《淫乱ポンコツ天使》といったキャラクター性なので、本編自体はコメディな作風として楽しめました。

作中では自慰の罰として『良き人間への御奉仕』を命じられ来たらしいですが、出会ったばかりの主人公の下半身に興味津々な様子や『奉仕』を性的な意味合いで解釈している等、『天使よりサキュバスの方が天職』と感じられる性欲の化身っぷりも面白かったです。