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作品の魅力を伝えたい。しかし何も知らずに聴いて欲しい。決してここでネタバレをしてはいけない。
だが作品内容で開示されている以上の情報は何を書いてもネタバレになってしまうのではないかという恐怖。
ならレビューなんて書かないほうがいい? いいや! 「限界」だッ! 書くねッ!


森で倒れていた少年とそれを拾った自称カミサマの少女が帝都を目指して旅をするお話。
男と女の二人旅、当然エッチなイベントも起こるのですが、無知と無知(誤った知識)の両無知シチュ。知識はなくても起こる身体の反応と感じる気持ち良さにただ従う、というなんとも微笑ましいものです。
しかし道中に手に入れた本で得た知識が示すのは芽生えていた感情。それを自覚し受け入れ提案するセックス。
初めての快感を味わうように漏れ出る甘いオホ声、抜かずの2連戦の下品な低音オホ声で二度美味しい。

面倒見が良いお姉ちゃん、溢れるママみ。ロリママかわいい!!
ミミナを演じる藤村莉央さんの、ダウナーながらも溢れる母性を滲ませる演技が素晴らしい。
こんなカミサマに導かれる未来には希望が溢れていることでしょう。


とまぁ行儀の良いレビューはここまでとして、なんてことをしてくれたんだと。先制謝罪がなかったらと思うと気が気でない。
憧れ、語り合った夢、交わした約束。フラグだの伏線だのそんな無機質な言葉では言い表せない、あたたかでささやかな想いの行きつく果て。繰り返しになりますが、言葉一つ一つに込められた意味と想いを表現しきっていた藤村莉央さんの演技がほんと素晴らしかった。1周目は気にも留めなかったシーンも、2周目に理解したうえで聴くとじんわりと心に染み込んできます。
洋画のポストクレジットでの続編示唆感のある演出のような最後の一言はぞくっと来ましたね。