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ヒロインの二人が本当に良いキャラクターでした!

導入で作られたかっこいい先輩像がどんどんと情けないマゾになっていく沙織さんのギャップにはクラッときました!
yurika様の書く何かに狂った女性ってなんでこんなに魅力的なんでしょう。毎回相当ツボです!今回も名雪様の事で頭がいっぱいな感じが凄く良かったです!
そしてそれを加速させるあやちさんの名演!
唾液で蕩けそうになってる所とか、「捨てる」と言われて大焦りしてる演技とか
指示を受けて「ふひひ」って感じでニタニタ笑ってるのが分かる演技とかもう最高でした!
自分もマゾなのに主人公に嫌悪してる所とか、後輩の手前少し抵抗して名雪様に怒られてる所も凄く可愛かったです!愛おしい!

いぬさん演じる名雪様は可愛くてふんわりしてるんだけど「色々分かってそう」な感じがかっこよくて凄くグッときました!
自分の可愛さと巧みなマゾの扱いで支配者になっている様はまさに逆パラヒロインって感じでとっても良かったです!
常に半笑いで喋ってる感じの演技が可愛くてたまりませんでした!
マゾの反抗は絶対に許さない怖い声も「この方には逆らえない!」って感じがして凄く良かったです!
そして沙織さんへの愛を節々で感じる事が出来るのも萌えポイントでした!
「童貞ごときが沙織ちゃんと付き合える訳ないだろ」って台詞とかもう…!!
「こういう時は様付けしろ」って台詞も普段の二人を想像出来て凄くニヤニヤできました!歪んでるけどちゃんとカップルなんですよね～!「尊さ」もばっちり完備です!
そして名雪様に指示されてマゾ同士惨めな目に合うのはめちゃくちゃ興奮できました!
主観(マゾ側)で聴いても俯瞰(サド側)で聴いても興奮できる本当に良い作りです!

導入から余すことなく、次々と楽しい事が起こってくれるので、とにかく聴いていてワクワクしっぱなしでした!
タイトルに偽り無しの世界一居心地が良くて情けないマゾになれる名作です!