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2016年12月08日
「説明的淫語」や「リアルエッチは無し」とだけ聴くと、具体的な作品イメージが思い浮かばない今作でありますが、
「健全RPGの敵キャラの誘惑技」を描写するために「説明的淫語」や「リアルエッチは無し」を利用している、と想像すれば理解しやすい作品でしょうか。サークルさんの作品出言えば「爆乳洗脳術」系列の作品ですね。
プレイ内容や、グロ要素を説明しておくと、ワーキャットちゃんは序盤にPTAで全滅した後、プレイヤーがゲーム世界に飲み込まれて、
単体で誘惑攻撃を受けて、快楽に包まれたままダメージを受けて恍惚しながら果てる展開ですね。マリナ様は、PTAの集団誘惑と個別誘惑に別れており、
集団誘惑の方はどちらかといえば洗脳誘惑に近く、個別誘惑の方はより具体的な肉体接触的な誘惑が強くなります。
何といっても素晴らしいのは、ネイティファスさんならではの「あざとい説明的な淫語」が、そのまま健全RPGの敵キャラの誘惑台詞を再現しているような、プレイヤーのエロ妄想を刺激させながらも、それが決して「お預け」的な「本番を引き延ばす」形の誘惑になっていないところでしょう。
ワーキャットで言えば「魅了ひっかき」や「お尻ふりふり」それ自体が、確かに挿入セックスではないものの、誘惑台詞を囁きながら触れあうと言う意味では、
極めてセックスに等しい快感を与えられ、マリナ様の誘惑洗脳も集団誘惑洗脳によって心が融かされたあと、個別誘惑編によって魅了全滅後の甘美な個人授業の夢を叶えてくれます。
エロRPGのエロは好きだが、いざエロシーンに遭遇すると健全RPGのエロ妄想よりエロくないなぁ、誘惑エロボイスは好きだけど、本番に入るとなんか逆にモノ足りないんだよなぁ、といった、あくまでも「エロ誘惑」が大好きなアナタには、この作品でしか味わえない快感を与えてくれるような神作品に出逢えるかもしれません。
誘惑音声作品の中ではあまあまな雰囲気が多い地獄のエルドラドさんですが、今作はややダーク作品なのかもしれません。
内容紹介の補足をさせて頂くと、3Pは魅耶と友寧のイケナイWパフパフHと、魅耶と友寧と伊東もえ後輩とのスリーサイド責められH。いちおう彼女さんとのHもありますが、普通の意味で逝けないHとなっております。
さて、作品内容を紹介しますと、童貞で早漏れ体質を治すために、2人の後輩が「Hの特訓をする」という名目で主人公を替わる替わり責め、主人公と彼女の仲は徐々に離れていくが、逆に主人公は2人のHにドンドン嵌まりだし、何時しか特訓という言い訳は薄まり始めてあまーいHに溺れてい……といった展開でしょうか。
エロ描写のポイントしては、今まで以上に誘惑的な台詞や仕草が強調されております。2人とも巨乳キャラではありますが、魅耶さんの場合は柔らかいふわふわ乳を強調するような甘やかし母性で誘惑し、友寧の場合は弾力性のあるぶよぶよおっぱいの小悪魔ボディラインで誘惑する。このふたつに挟まれる3Pエロのパフパフ誘惑責めは、ステレオ処理の上手さも相まってまさに天国の誘惑地獄の快感を与えてくれるでしょう。
直接的な性行為においても、例えばことね様の「声責め洗脳ボイス」のように、アンアンボイスの途中に低音の囁きボイスを挿入し「普通に身体でHしながらも実は心を支配しているように思わせたり」と誘惑音声スキーには溜まらない細部の工夫がてんこ盛りで大満足でした。
ただプ、ロット全体は逆NTRヒロインが「主人公の心と身体を奪う」というよりも「「主人公とその彼女を弄んで楽しむ」方向にシフトしており、主人公の裏切り感はよく出ているものの、逆NTRヒロインの略奪感はちょい弱いので、そこらへんは注意が必要でしょうか。
多少の好みは出るでしょうが、誘惑台詞スキーなら広く楽しめる作品なのは間違いないでしょう。
いやぁ、新年早々初っ端からこんな傑作を出した年にゃ、あとはもうタイディ様な一年を作者様が怠惰な無関心セックスされても文句はいえねぇって感じの傑作ですよ!。
今回は基本音声のみでCGは表紙絵のみ。それぞれのチャプターは独立した短編で、1の「ピンクと紫そして黒のリップ」が複数誘惑(PA)で、それ以外はそれぞれの主人公に対する単数誘惑。ネイティファスファンなら「むしろ御褒美」と言いそうですが、性行為と云えるのは、唇を用いたフェラぐらいなので、セックス描写を期待している人は要注意。
さて、作品内容を語ると、ロリっ娘モンスターというまぁ普通の「ロリ」をベースにして、その「ロリ」に様々な「カラフルな口紅」というある種の「属性」を重ねることで、例えば「ロリ」に親和的な「ピンク」の口紅を塗ることでますますそのロリを強調しロリロリ誘惑ボイスでかどわかしたり、ロリとはやや色彩が過剰な「レッド」の口紅を塗ることでロリに潜む攻撃的な色気を象徴するように主人公のHPを吸ったりと、ロリと様々な誘惑的な記号(を象徴する口紅)のカラフルな化学変化を発生させ、普通のかわエロ誘惑からバッドステータスてんこ盛りになかわグロ誘惑までロリの誘惑エロティシズムを四方八方からキス責めされたい人はこれでイケ!って感じですか。
誘惑的なイメージや色彩をわざとらしく説明的に強調するのがネイティファス作品の基本ですが、今作は誘惑的なイメージの色彩(口紅)とそれを用いたRPG的なアクション(魅了、体力吸収、毒、レベルドレイン、即死)が素晴らしくハマっており、まさに音声作品でしか味わえないハイレベルなエロに達しておりまする。
声優さんの演技も基本のトーンを維持しながら、口紅に応じ時にはわざとらしく、時には自然に変わっていく音色が素晴らしく、様々な色彩の口紅から発せられる誘惑変化のロリロリ空間で頭と耳を満たしてくれています。
相も変わらず、ネイティファスファンの方でも、初心方の方でも、体験版だけでは内容がちょっと良くわからない作品を出しているネイティファスさんではありますが、今作は「勃起を維持できればOK」というゲームルールを利用した、誘惑台詞オンリーから直接的な誘惑エッチまでを含む作品ですね。
「勃起を維持できればOK]と聴くと「射精したらその場でNG」みたいな射精我慢系を連想するかもしれませんが、
どちらかというとこの作品は「勃起を維持する為に常にヒロインが色々な手段で誘惑してくる」ようなシチュがメインであり、更には射精しても連続勃起状態ならOKと言うこともあるので「これは勃起ゲームなんだよ?」を装いながら、
各話のヒロイン達が主人公の身体や心をエッチ台詞や直接的なエッチで誘惑してくるというのが、主な展開になります。
個人的にとても良かったのは「逆寝取られ誘惑」と「ロリっ娘のエアフェラ」ですかね。
前者は性格が最悪なビッチヒロインが、主人公の彼女を罵倒しながらも、そんな糞ビッチの誘惑ボディに主人公が「100万円の為」という理由で溺れていく様子が素敵。
後者は、ロリっ娘がお兄ちゃんのために頑張っちゃうの♪と、健気なエアフェラで主人公の勃起を維持させようながら、徐々に主人公のアレに口を近づけていって……
といった甘いロリっ娘の「あざとい嘘無邪気さ」を利用した誘惑がとてもエロイ。
全体的に、ネイティファスさん作品のお得意な誘惑ヒロインを集めた感もあり、誘惑台詞オンリーから直接エッチもありと、ネイティファスさん作品ファン並びに「ちょっと興味はあるけど……」な初心者まで、今回は幅広く楽しめる作品に仕上がっているなぁと思いました。
2017年02月15日
「世界平和より快楽を」に続く、地獄のエルドラドさんの男の娘インキュバス作品の第二弾……とは言えるのですが、内容はその第1弾とは決定的に異なる、地獄のエルドラドさんの集大成とでも言える作品でした。
地獄のエルドラドさんの作品は、僕が思うに、比較的シンプルな物語で基本は一体一のプレイが行われる作品と、ある程度は複雑なストーリー展開の中で、次々とエッチ役が変わる作品の二つに分類できると思うのですが、今作は基本、主人公である「勇者」と淫魔「アル」とのHを中心に、その他のヒロインとのエッチを重ねていく物語でして、この流れがエッチを含めて実に綺麗に繋がっているんですよね。
淫魔アルに捕まった勇者は、恋人である剣士シズナと連絡を取りながらも、インキュバス達とのエッチに嵌まっていき、最終的にはシズナを裏切ってインキュバスを選んでしまうという逆NTR展開を語りながら、
男の娘に嵌まった勇者は、さらに仲間であった男の娘僧侶まで襲いに掛かりと、男の娘とのエッチに嵌まるにつれ徐々にダークサイドに堕ちていく過程と、最終的にはほぼ「男」とさえ言っても良い敵とHしてしまうような、男の娘エッチの過激化が同時進行していく手際の良さは実にお見事です。
ただ「世界平和より快楽」に比べると、特に後半のエッチは「男の娘」と言うよりも「ホモエッチ」に近くなっており、そこらへんは好みは分かれるかもしれません。前半から中盤の逆NTRまでは「ロリサキュバス」から「男の娘」へと変化していくような感じで、特に男の娘が好きでも無い人でもお奨め出来る内容なのですが、後半は「むしろ男の方が良い」って人で無いとやや辛いホモサピエンス未踏の地。
男の娘作品に手を出したことの無いビギナーからマニアまで、自分は何処まで掘り進めるか?深いところから浅いところまで、膨大なボリュームと良質のボイスで、きほん誰でも楽しめる良作でしょうか。
地獄のエルドラドさんの新作は『逆・寝取られ物語』のスピンオフ作品。
商品説明の通りに独立した作品としても楽しめますが、ただ何時もの作品とは少々趣が異なるので注意は必要です。
というのも、これは「魅惑のビデオ・チャット」という副題通りではあるんですが、
ビデオチャットエロや電話での演技喘ぎ声誘惑といった「間接的なエッチシチュ」が大半を占めていて、
リアル本番セックスは一回切りしかないからです。あくまで「間接エロ」中心作品だと思ったほうが良いでしょう。
また「逆寝取られ」シリーズではあり、主人公は妻帯者ではありますが、嘘間接エッチが中心のため、完全に主人公を堕とすといった感じはわりと薄いとも言えます。
ただ、間接エロスキーで、しかも誘惑「演技ボイス」が大好きな方にとっては、大量精子破壊兵器となり得る作品です。
基本的に物語は「間接エロで焦らし誘惑しながら、途中で直接エッチに持ち込むものの、その後は間接エッチ調教が進む」
といった感じなのですが、この間接エッチ調教のマニア度が凄い。あからさまに「嘘くさいあんあん喘ぎボイス」を、
バイノーラルボイス技術まで用いて、、一回の「あーん」を極度に引き延ばしその度に演技を少しずつ変えていく……、
といった拘りようで「エッチのリアルさを追求する」を逆転の発想で「よりわざとらしい喘ぎ声」を追求していきます。
個人的にはその「あんあん嘘喘ぎ声責め」ボイスが大好物でしたので、かなり満足できましたが、電話越しの間接エチとはいえ、最後には「わざとらしい誘惑ボイスでの嘘本番エッチ」も用意されている為、喘ぎ声だけじゃ抜けねぇよ!という人でも「わざとらしい演技H」が好きならば、かなりクル作品に仕上がっているのではないかと。
何はともあれキーワードは「わざとらしい演技誘惑ボイス」。それを極めた作品を聴きたいという人は是非購入をお奨めしますよ。
圧倒的なボリュームと、シチュオンリーではなくストーリーラインに裏付けられた背徳誘惑作品でお馴染みの地獄のエルドラドさんの作品。今作はどちらかというと、誘惑ヒロインよりもオナニーすら知らないショタ主人公の性の目覚めにスポッ
トを当てた作品と言えそうです。
物語ラインとしては(1)序盤から中盤にかけては、冴香を中心とした妖魔が忍び寄りフェラや手扱きや下着オナニー誘惑CD等によってHを禁じてる主人公に性の快感を教えていき(2)中盤から後半に掛けては、お姉さんとの
関係がギクシャクした主人公が、冴香を中心とした妖魔たちのハーレム責めでエロ現実逃避しながら、ついに冴香に操を奪われ(3)後半、妖魔達がついに本性を表し、主人公と姉に対峙するが、エロ籠絡された主人公は妖魔達に抵抗できずに……
とゆった流れになっております。割合としては(1)が3.(2)が5,(3)が2くらいですね。
個人的に良かったのは(1)から(2)にかけての、ショタ主人公に対する妖魔達の性的アピール誘惑ボイス。シチュとしてはフェラやパイズリやパフパフなのですが、Hの知識に乏しいショタ主人公に対して、自分たちの身体が如何に魅力的か、
エロいポーズやえっちなものとはどういうモノか?をあざとく一から一まで教えてくれるようなボイスになっており、まさに「色仕掛け誘惑ボイス」の一級品でしょう。集団パフパフといった複数も素晴らしいですね。音声作品ならでは「複数のエロイ
声とおっぱいに誘われあまあまもみくちゃにされる」雰囲気をねっぷりと味わえます。
但し、ヒロインのインパクトはやや弱めですね。冴香以外の妖魔の存在感が薄く、冴香もあくまで「妖魔の一人として主人公を身体を使って堕とす」だけで「身も心もヒロインに完全に溶かされたい」という人には多少モノ足りないかと。
妖魔から背徳感たっぷりのエロ台詞を浴びせられたい人にはお奨めです。
いつもはこの手の円光作品は買わないワタシクでありますが、クッキーボイスなら円光題材でもサークルらしさが出せるのでは?と思い購入。期待は見事に叶えられました。クッキーボイスファンだけではなく、主人公受け身のラブラブエッチが好きな人にも満足できる逸品でした。
クッキーボイスさんの基本的特徴を挙げれば「契約的なエッチなんだけど、ヒロインにリードされていくうちに、主人公もヒロインも途中から本気で相手を愛してしまう」その悩ましさとエロさでしょうか。
契約的なエッチといっても、この作品のヒロインは、最初から主人公に対して性的な意味合いで好感を抱いている。その「受け身でガチガチに震えている童貞くん」をカラカイ要素抜きで素直に可愛いと思っていて、ロリ気味なボイスで「おにーさんの童貞をわたしが優しく卒業まで導いてあげますね」と「恋人プレイ」という枠組みで有りながらも、その冷たさを感じさせることなくエッチに入る。
そういう意味で半分くらいは普通の和姦なのですが、もう半分くらいはエッチの最中に「今日だけはお兄さんの恋人なんですよー」とか「えへへ、お兄さんみたいな童貞さんは、こういうエッチなポーズが好きなんですよねー」と契約関係を前面に出しながら主人公を誘惑してきたりする。基本的にはラブラブ和姦なのに、どこかヒロインに誘惑されイケナイえっちをしているかのようなラブ背徳感がこのサークルさんの魅力でしょう。
今作は前作に比べ本番セックスに力が入っており「男の人だからといって相手を気持ち良くさせなくていいんだよ」と、童貞くんを優しく宥めるような癒やし系台詞と、ピュアな童貞くんの頑張りに
ヒロインも惚れて逝ってしまうところが丁寧に描かれております。
受け系のエッチは好きだが、双方が好き合ってラブラブエッチが良く、ときどき小悪魔チックなエロ仕草に誘惑されたい人には、文句なしにお奨めできる作品です。
まじこいまじこスハロウィンシリーズでは、一時的にコスプレ的なもんむす娘能力を身につけたヒロインが、そのもんむす能力を使いつつ主人公を襲いながらも、基本的には恋愛物語を語っていたクッキーボイスさん。今作はモノホンの生サキュバス作品となります。
いちおう作品紹介の補足からすると、複数単体シチュ作品にみえるものの、基本的には同一主人公(犠牲者w)が共通する連作作品ですね。各トラックの横の繋がりは殆ど無いですけど、同じ主人公がそれぞれのサキュバスから襲われ続ける、みたいな話を想像すれば良いんじゃないかと。
物語の傾向としては、クッキーボイスさんらしく、搾精展開と言っても基本的に和姦を中心に置いてますね。どのサキュバスも主人公を最初から好いており、エッチの最中にも主人公だけは特別にこういうことをしちゃうんだよ♪みたいなことを囁いてくれる。しかしヒロインがサキュバスなだけに、その「主人公だけは特別なんだよ♪」という言葉そのものが誘惑台詞として響いてしまう。最も典型的なのが、最後の歌音さんのメイド豹変エチで「主人公だけをご主人様として認めます♪」的な好意の表明が、主人公を性的に籠絡する誘惑手段として用いられるみたいなサキュバス的なあざとさが堪りません。ロリサキュバスのクオンの「んしょ♪」とか言葉の端々から漏れる無邪気な言葉の絶妙な強調も素晴らしい。
まぁこの手の作品の弱点の常として、本番までは良い感じの誘惑エロなのに、挿入以降は以前と比べてやや単調な所は否めなかったですが。この点はまじこいシリーズの方がもんむす娘の特徴が出ていましたね。
なのに、
基本和姦展開でラブラブ雰囲気を出しつつも、しっかり誘惑エロ展開を描き最後は普通のセックスでフィニッシュしたい、と言う人には間違いなくお勧めできる作品だとおもいます。