いとうはむこさんのレビュー一覧

ASMRの女王。
その呼び名に相応しい、しかしなんですか、もっと気の利いた称号を贈れるものなら贈りたい。

周防パトラが満を持して、17時間の長大ボリュームと凄みを増したクオリティで放つ巨弾に、そろそろレビューの語彙力が追いつきません。

前作から大きく進歩したのは、やはり環境音はじめ多くの効果音。
耳かき音も、多くのASMRtistが探求を重ね研究され尽くした感がありながら進歩は止まりません。
『現実の耳かきよりリアルな』『現実の耳垢よりも沢山剥がれる』音には最早恍惚すら覚えます。

ここまでなら想定通りの名作である、と賛辞を贈った事でしょう。
語彙力が追いつかなくなりつつあるのでレビューを書くべきか迷いもしました。

しかしながら、今作で個人的に心臓を撃ち抜かれたのは03フォルダの06トラックでした。
所謂xスガキです。
『ざぁ～こ』と言っていただけますッ!

例えば別トラックの『白黒ギャル』も良かった。
前作の『森の魔女』でも片鱗を見せていた『甘い▲学生ボイスではない』癒やし成分が増えて芸風の広がりを魅せました。

ですが私の天秤はxスガキのトラックでクソデカい音を立てて傾きました。いや天秤が台から転げ落ちた感すらあります。
若干おセンシティブな空気を感じさせる、賛否が出そうな表現……でありながら癒やし効果は些かも衰えない……

ファンサービスの粋を感じました。
前出のレビュアーさんも書いている『絶対に損はさせない』そんな心意気です。

私は今作を『想定通りの名作』ではなく『想定の上を行く傑作』と呼ぶべきだと思わされたのはまさのその心意気に感じ入っての事なのです。

全部聴ききらないうちに『傑作だ』など断定する不誠実はどうかご容赦いただきたい……
それでも敢えて伝えたいんですよ。
マストバイであると!

100年とちょっと昔、富国強兵の礎となった産業の一つ。
即ち養蚕。
我が国でも古くから蚕蛾を飼育し絹糸を生産してきました。
明治時代に入り、その高品質な絹糸は外貨の獲得に大いに貢献。
農家にとっても貴重な現金収入源であった蚕蛾は『お蚕様』と呼ばれ、感謝と敬愛を受けて大切に飼育されました。
また蚕蛾は、野生への回帰能力を喪失した世にも珍しい種です。
人間に飼育されないと生きて行くことができません。

さて内容ですが(前置き長すぎ問題)。
そんな蚕蛾を擬人化した『天中天蚕(あまなかてんこ)』ちゃんのイラスト集です。
当然彼女も、お世話されないと生きていけない生まれついての要介護。
モフモフで無口(言葉通り)で無気力だけど表情も感情も豊か。

最近のtwitterに投稿されていた蚕ちゃんの再録……と思いきや。
描き下ろしやtwitter投稿前の案、収録で改めて公開された要素もあります。

そっかー、剥いたらそうなってるんだ……
ケモセーフ。素晴らしい言葉です。

もふもふでいい匂いしそうですね、でも虫だから……
いや!そうだ!
桑の実みたいな甘い匂いがするんだ!やった!(変な薬をキメて思考が彼岸に旅立った顔)

何よりこれを買えばあの蚕ちゃんに、いつでも会えます。
虫娘好き、擬人化好き、お蚕さま好き、そんなあなたにオススメです。

少し滑舌がとろとろな感じの甘い低音。
柔らかい圧の耳ふー、曖昧な擬音、時々軽く鼻や喉を鳴らす。
配信を見た事ある方の良く知るイル=フローラだと思います。
ファンの方は安心して聞けることでしょう。
初見さんには、こんなASMRをやる方だと名刺替りの作品になるかも知れません。

本作の耳かき音は少しウェッティ。
パリパリカサカサな音が好きな人には少し物足りないかも?
ですが逆に、綿棒耳かきには好相性です。

オイルマッサージや指かきの手指で直接触れる系統は彼女の得意分野。
音圧は配信より少し強めに感じますが気になる方は音量調整で。
TR02-05は台詞少なめなので音量を落としても支障なく聞けることでしょう。
泡洗浄の、材質は不明ですが手袋装着で音の風合いが素手と変化してまた楽しい。
泡の部分は音圧が功を奏し、泡のつぶれる音まで感じられて脳に染み渡ります。
指かきはこれまた得意技だけに安定の威力。
耳深くまでぐりぐりほじられ「なすがまま」な感じが心地よく意識を弛緩させます。
TR04までは15分～30分程度と短め、軽い仮眠や休憩にも使えます。
TR05の添い寝は約1時間。
擬音囁き以外ほぼ寝息と心音、終盤は殆ど寝息というパワーみのある構成。
穏やかな囁きと耳いじり、布団をとんとん、頭を抱きかかえて心音、そして寝息。
眠らずにいられるか、いやない(反語)。
TR05だけでも安眠用に事足りるかも知れません。

TR06は音声作品ならではの分身両耳責め。
両耳ふーと両耳かきの重層的な快感に、脳が、甘ぁ(しいたけ目)。

そして待望の、耳はむ……あ゜っ(語彙喪失)

これは是非実物を聞いて確かめて頂きたい。
即席で語る言葉が私には思い浮かびません。

TR07のシチュボは仮想の彼女の距離感。
塩対応の『キミ』に、嫉妬して拗ねて、すぐにご機嫌直して、とkawaiiが過ぎますね。

全体的に砂糖菓子みたく甘い癒し、時々「ドキッ」とさせられる、そんな作品でした。

突然ですが皆さんは『妹』は好きですか?
私は好きです。

この本の作者である三上ミカ先生も妹が大好きです。
その業は『おやすみセックス』シリーズで遺憾なく発露しています。
プレイ(って言うな)の内容もどこか背徳的で、とても『業』が深いシリーズです。
DLsiteで購入できますから読んでみてはいかがでしょうか。

さて、その外伝的な今作。
昔から仲良しな兄の『章』と妹の『唯』。
今や親に隠れてセックスする仲。
そんな日々のなか、隠れて大人の映像作品を楽しむ章、そしてそれを偶然目撃してしまう唯……
そこから始まる、だだ甘く倒錯的なプレイのお話です。

『おやすみセックス』シリーズ本編は、二人の置かれた境遇故にシリアスな展開もあり(それでもセックスは、する)ます。
しかし、本作は番外編なのでシリアス苦手勢も安心。

三上ミカ先生の描く女体は、いいものです。
肌の質感、表情の描写など、非常にエロティックで実用的。
シチュエーションとして、大人の映像作品で見たプレイを再現(しかも見ながら)なんてとても煽情的で憧れるものがあります。
妹と言う単語に肯定的な性的嗜好を持つ方なら、まさに直撃の逸品だと思います。

この際、後書きにある様な薄い本をなぞるプレイや、いっそ音声作品を聞かせたりとかいろいろなプレイをして欲しいですね。

確かなクオリティと安心の価格設定の『聞く安定剤』に定評があるCrescendoさん。

その看板シリーズ『ヒーリングサロンシエル』もいよいよ通算7本目です。
前作の『ひなちゃんコース』作中で予告されていた耳かき特化コース。
作品紹介にもある通り2時間30分ほぼ全編が耳責め(語弊)と云う構成で、耳かき好き垂涎の逸品。
御存知の通り、リアルではそんな長時間の耳掃除はできません。
まさに音声作品ならではの楽しみと云えるでしょう。

冒頭のこそばゆいフェザータッチから、耳かき、梵天、マッサージと癒しのフルコース。
カリカリと耳垢をこそぎ落す硬質な音もリアルでは危ないけれど音声作品なら安心です。
更には剥がした耳垢をピンセットで摘出、どれだけ溜めたらそんな事に……w
二種類の梵天とレアアイテムのヒヒイロk……ヒビキガネも体験できます。
音叉ASMRのある音声作品は少なくはありませんが、耳の中での振動と云うタイプになると少ないのではないでしょうか。

ただ今回はウェットな音がオイル綿棒の保湿だけと、ウェットな音が好きな方には少し物足りないかも知れません。

施術担当は和鳴るせさんの演じる『朝霧代菜ちゃん』です。
絶秒な「変な声属性」で演じられる人懐っこくてどこか危なっかしいしろなちゃんの魅力も本シリーズの魅力の見所の一つ。
シリーズ当初よりは頼もしくなりましたが、程良く残るとぼけ具合も健在。
耳垢を取り損ねて「クレーンゲーム」と口走ったり「ばーゆ……にひひ」とか、ヒビキガネの音で魂が抜けかけたり。
いかにも彼女らしい言動で過去作からのファンとして頬が緩みっぱなしでした。

今回ハマった方は、大人しく過去作の沼に浸かるといいです。
youtubeで試聴できますが……まあCrescendoさんの作品は揃って安心の価格設定。
作品紹介を見て苦手そうな音が無いならポチポチ行って大丈夫です、きっと。

ハァイ、ジョージィ。
ヒーリングサr(略

ヒロインの二宮翠ちゃんと、転居先の家に居着いてた色情霊のお話、今作で完結。

色情霊のルーツが大島〇るの様なサイトで判明します。
その幽霊さんの正体は、怖気を振るう様な悍ましい物であり、同時に少しだけ切ない気持ちにもされるものでした。
一体どちらの『後を追った』のやら……

前作の『かくれんぼ編』から次第に変質していく色情霊と翠の関係に、一定の結論が見出されます。
しかし、それは何を考えるまでもなく歪なものでしかない。
そもそも二人(?)は言葉を交わすことはできなくて、セックスでしか触れ合う事ができないのですから。
オープンエンド的な部分もありつつ、色情霊のルーツがルーツだけに……

さて、それはそれとして。
オカズとしての実用度も今シリーズは折り紙付きです。

黒髪ボブとロリ体型が可愛い女子■学生が、レ〇プ紛いのセックスで犯されまくります。
レイ●紛いで全弾中田氏という鬼畜染みたおプレイですが、ほぼ完オチ済み。
なので、翠ちゃんは終始チカチカバチバチと感じまくりのイキまくり。
主に寝バックが多いのでその体位が好物なら一見の価値ありです。

過去作二本も2020年12月20日まで半額です。
ロリの民は一揃え所持しておくと幸せに年越しできるのではないでしょうか。

前作で圧倒的なオナニーの求道を見せつけた『小早川ルナ』ちゃんが、再びオナ狂います。
今回も導入の1ページから先はひたすらオナニー。

テストが終ったら最初にすること、皆は分かるかな?
＼そうだねオナニーだね/
くらいの勢いで最初から全力全開です。

また今作は途中まではシャツを羽織ったまま、靴下と外履きは最後まで履いたままです。
校内露出だから全裸になるのは気が引けたのでしょうか……
逆にえっちなんですが。

やわらかそうな体を雑に乱暴に扱いながらオナニー実況のモノローグ、という作風は前作から継承。
モノローグもかなり早い段階でバカになっちゃってますが『ですます』の語調は崩さないのがまた可愛いらしいです。
そんな可愛い女の子が、息を吐く様に前にも後ろにも指四本ブチ込み、異物をゴリゴリ捻じ込み、大量の潮を撒き散らしてオナ狂いするのはたまりません。

しかしこの性剛『小早川ルナ』ちゃん、一生オナニーに殉じる事になるのでは。
何しろここまで拡張してしまったら、普通のセックスで満足できる筈がないでしょうし。
いや。
そんな心配をする暇があれば彼女の全てを賭けたハードオナニーをオカズにしてあげる事こそが本懐でありましょう。
私もせめて、遺伝子を無駄撃ちして誕生を願う命達をコキ捨てる事で彼女の求道に報いたいと思います(意訳:レビューの為に読み直してたら性欲をもてあましてきた)。

解釈によってはVの姿というのはただの”ガワ”ではなく、つまりVの薄い本で致すのは恰も「ナマモノ」ジャンルで致す様な背徳感とも罪悪感ともつかない愉悦を(オタク特有の早口)。

ぼっち工房さんが『にじそうさく04』で発行した新刊DLsiteに待望の登場。
今回は悟リ巨乳な童〇明……メイちゃんおっぱいや匂いに魅入られたオオカミさん達のお話。

電車内服越しおっぱいコスりつけ射精を敢行したチカン魔オオカミさん、その場で安眠の心音ASMR(←それ絶対に違う)で無力化され、そのまま配信部屋に拉致られます。
既におっぱい奴隷に堕とされてた他の元オオカミさんが搾精されるのを見せつけられながらの焦らしプレイというマゾ垂涎のシチューション。

むんわりと画面越しにも芳しそうなにおいの描写がフェティッシュです。
いろいろとでかいから屹度、いいにおい成分も沢山です。

メイちゃんの台詞回しも「ばふんっ」とか「ずしんっ」と小悪魔的な可愛らしい擬音はなんか「言ってくれそう」な感じもあり、尚更蠱惑的。

シチュエーション的に『音声作品的』なノリに感じてしまうのは、普段そんな作品ばかり嗜んでるから、ですかね……
後編に続く、とのことで。
チカン魔オオカミさんは、果たしてどんなお仕置き(ご褒美)を頂けるのか。大変に楽しみです。

確かに単価はお安くはありません。
ASMR分野のお試し、として買うには少々度胸が要るお値段です。
ですが、やはり『長縄まりあさんの演じる先輩とあまあまなお耳プレイ(語弊』という時点で、元は取れる方も多いのではないでしょうか。

TR01.02.07以外のASMRパートは嵌ればどのトラックでも寝落ち必至です。
オイルマッサージ、耳かきは所謂安定の王道です。
耳かきパートで、少し悪戯っぽく焦らしたりされるのもまた、良い。
あと、作品タイトル通り「心音」パートもあります。
作中では先輩ですが、矢張り長縄まりあさんと言えば某血球とか某ドラゴンとかでも分かる通りのロリ声ですからね……

再生時間はどのトラックも全体的に短めです。
短い午睡程度の時に聞く用途を想定すると丁度良くはあります。
短めな分やはり割高感は否めませんが、既にASMRが好きで、長縄まりあさんも好き、という方ならポンと出せることでしょう。
(2020年6月5日現在)該当サークルに使えるクーポンもありますからこの機会に。

何はなくとも、試聴がありますから聞いてみると良いですよ。

凌辱感のない触手プレイ、いいですね。
ただ気持ちいいだけでリスクなし(いややりすぎてテクノブレイクwには注意なんでしょうけど)というのが安心して読めます。

可哀相な程にガッツリ凌辱でアフターケアもなんもなしの投げっぱなし、みたいのもそれはそれで好きですが。
こう云う触手物ももっとあってもいいと思いました。

かと言ってプレイが温い訳ではなくてとてもエロいです。
実用度も充分です。

折角なので続刊も随時買っていきたいと思います。

しかしのっけから二穴責め……初心者とは一体……ウゴゴゴ。

長縄まりあさんと言えば2020年に別レーベルで耳かき音声に出演し多くの大きなお友だち達を魅了しました。
今や多くの有名声優さんたちが音声作品に参入。
最早、推すとか幼い……いや推さないとかの話でレビューもしにくい部分は否めません。

まあ私は長縄まりあさん大好きなのでダイレクトにお勧めしちゃいます。

声質や演技、背伸びしたがりの幼女が本当よく似合いますね。
ウザ絡み気味に懐いてくる座敷わらし『もみじちゃん』の可愛らしさが遺憾なく発揮された好演。

SEも流石に良く出来てます。
咀嚼音……大好き……
耳かきはゴリゴリと強め。
個人的には耳垢を感じるパリパリ音があればもっと大好きでした。

なお、今作で私が一番気に入ったのはTR5の「いたずらとおやすみ」です。
素の演技に近かった声が、一気に『囁き』に移行。
オノマトペを交えた囁きそれ自体が私大好物なもので、大変癒やされました。
語られる心象風景も、ところどころ『もみじ』ちゃんのおふざけが混じりますが、安らぎに満ちたものです。
内容は、聞いてのお楽しみ……
どこか幻想的でありながら、普遍的な望郷を誘う様な幸福。
大人になって素直に求められなくなってしまった気持ちに誰に憚ることなく没入してしまいまs あ? せんべいなの? そこで?(ォ

安眠音声として使用するならもうTR5だけで十分なんではないかな……
個人的に、健全ASMRは安眠導入に使えるかどうかが非常に重要な評価のポイントなもんで。

「寝ながらとか聞かないわ!ただ座敷わらしと戯れたいんぢや!」て方も楽しめる内容ですよ。
そういうパートの方が多いくらいではありますしw
純粋にASMRを聞きたい人もそれなりに楽しめることでしょう。

多少値が張ることもあり、各用途に特化した長尺音声がほしい方には物足りないかも。

その意味でASMR初心者を沼に引き摺り込む入り口としても、いいかも知れませんね(オイデオイデ

『出張癒やしターコイズ』シリーズも5本目。
触手だけに。
今回は3本目で襲来した姉なるもの再来です。
もはや何でもあり、開幕夢の世界に侵入してきたスキュラ(姉)に『あなた』は……

姉らしくプレイ内容もロックで、いきなり触手を口にブチ込んできます(語弊)。
薄い本に出てくるヒロイン気分で存分に『お゛ごぉ゛……ん゛ほぉ゛……』(キモチイイヨ!)となりましょう。

さてメインディッシュの触手耳かき。
前出のレビュアー諸兄諸姉も仰るとおり、前作までよりも触手感がマシマシな気がします。
触手感て何……?
なんとなく自分で触手感納得してるけど、ナニソレ(自問)。

耳責め音声(語弊)の不思議なところなんですが、奥をごりごり責めていただくのも脳がバグる感じに気持ちいいのは当然(?)として。
外側や穴の入り口あたりもそれはそれで、尾てい骨というか尻子玉というか、『クる』んですよね。

そして既に意識が彼岸へ旅立ちかけてる『あなた』を襲う、両耳責め。
シリーズ制覇の猛者達も多分「あ゜ッ」みたいな声が出たことでしょう。
耳を埋め尽くす、しなやかで生暖かい触手。
鼓膜に迫りくる圧ッ。
本能的な恐怖と快楽への欲求がせめぎ合う中。
マインドブラスト!のうみそをすいとられた!
これこそが、触手に魅入られし者の末路……

(※本作にR18G要素は存在しません)

夢の中だから、のうみその一個や二個問題ないない(錯乱)。

更に。なんと今回は普通の耳かきもあるんですよ。
やりすぎてしまったお詫びも兼ねて、粘液を綿棒でキレイキレイしてくれます。
このクオリティで30分普通の耳かきとか普通に充分安眠できます。

本作品は、寝落ちにも良し、起きたまま聞いて尻子玉うずうずさせるも良し。
隙を生じぬ二段構え。
そして伝統芸能の如き圧倒的なコストパフォーマンス。
此の夏マストバイ。

ちなみに最後のトラックの『添い寝』の冒頭で『ええ……(うれしい)』になる方とは仲良くなれる気がします。

桜音のんさんと云えばおっとり穏やかな声質と、裏腹のえぐい耳舐めが魅力。
今回もその魅力は十二分に活かせています。

久しぶりに再会した初恋の人とお酒の勢いで……な感じのお話です。
しかも学生時代の思い出補正とか、そんなシチュエーション。
まあ、現世ではせいぜい徳を積んで来世に期待しときますか。

ヒロインの『美紀』先輩。
酒が強いと思い込んでる酒の弱いお姉さん、可愛いですね。
酩酊すると呂律や口調がとろとろで積極的で甘えんぼ。
アルコールが抜けると素の大人しい性格は少し臆病なくらい。
そのあたり演じ分けが……もしかして本当に飲んでません?w

今回3本目のR18作品。
プレイ内容は作品説明にある通りのリップ音、耳舐め、オナホコキです。
そうそう、今回は「しこしこ♪」ボイスが聞けました。
センシティブなオノマトペの中でも、しこしこボイス、私大好物なんですよね。

個人的に桜音のんさんの耳舐めの技倆はかなり高いと思ってます。
耳舐めメインのR15作品でも実用(意味深)に耐え得るので、えげつないエロがなくても実用(意味深)的と言えます。

そして「手にドンッ」と来られてキュンキュンしたり、明らかに本番を意識してる『美紀』に……
やはり本番もありのガチエロへの期待が高まってしまいます。
(勝手に期待されても困るかも知れませんが)

もっと露骨なのを、てんなら今回の作品は使わなかったのか、と云われたら……
まあ、そんな事もないんですが。
ちゃんと最後までサポートしていただけましたよ、はい。

そしてやはりフリートーク、必聴です。
なんかいろいろと面白い話をしてますw
折角面白いのですが『内密に』との強い希望なので、伏せて置きます。

標題を敢えて繰り返します。

耳は、性器です。

賢明なる諸兄諸姉には『今更』感が拭えないでしょうが。
今作を聞いて、また改めて思い知らされました。

お馴染み、うたげ。先生の購入特典イラストも魅力ですね。
作品の実用度に華を添えて呉れること請け合い。
多くの絵描きさんは、コミッションなしで高解像度のR18イラストを公開する事が少なくなりました。
音声作品入でジャケ買いする方の気持ちも最近よく分かります。
一粒で二度美味しい!

みもりあいのさんの、甘くて優しい声色で導かれる耳責めの一時。
多くの言葉を並べてるより体験に勝るものはないのですが……

今回は『生耳かき』『耳奥舐め』通して、水音は控えめ。
じゅるじゅるくちょくちょ、が好きな方には多少物足りなさがあるかも知れません。

その分、と云う訳でもないでしょうが耳奥に感じる圧が大変快い。
指が耳の奥までねじり込まれる臨場感。
自分の指で耳を塞ぐよりもリアリティがあるのは何故なんですかね……

耳奥舐めも唾液じゅるじゅる、ではなく蠢く舌を感じさせる作り。
いくら舌が長い人でもそこまでは、と思わされる深さです。
人外の触手耳かきにも勝るとも劣らないパワーみを感じました。
それが耳の奥でぐねぐねほじほじぐりぐりと動くのだから堪らない。

耳舐めの吐息も魅力の一つだと思います。
甘くて優しげな声と裏腹に低音で遠慮がない感じ。
ハルの発情(願望)具合が伺えて気分も盛り上がります。

繋がりながら耳舐めともう片耳への生耳かき。
この器用な責めは(多分)みんな大好きスパイダー騎乗位ですよね(願望)!

温和で癒し系の雰囲気なハルが、こんな発情して(願望)卑猥な体位(願望)……と想像するとこれまた捗るッ!

パステル×トリップの深層ASMRも今回で5作目。
耳奥舐めに魅入られた方の多さは、過去の販売実績が物語ります。
耳奥への刺激の種類を精力的に開拓し続ける深層ASMRシリーズ。
今後も期待するところ大であります。

催眠はフィクションだから、あん●らのすけべぶっくでも合法(錯乱)。
自分でも何を言ってるのかよく分からない。

さて、やすみみらきち先生の『オナニーは最高の娯楽だわ』シリーズ5作目。
三作目からはき●りも参戦して酒池肉林の趣きで、プロデューサーがテクノブレイクしないか心配になるほどヤりまくってます。

今時テクノブレイクも言わないですね。
て訳で(?)
これまた今更ないだろなハンドスピナーを見た変態カップルはあるプレイを閃いて……と言う導入のあとはほぼ全編セックスです。

ごっこ遊びだけど催眠だから仕方ない、とばかりに淫語を飛ばし痴態を晒すあ●きらを楽しめます。
もっともこの二人、催眠抜きでも結構ぶっ飛んだブレイしてる気がするけれど気のせいでしょう、気のせい。

そしてプレイを締めくくる「●の●●ごっこ」が隠し玉。
過去作の「初めての●●」に似た軽いサプライズ。

……ハードセックスは大丈夫なのに、それは恥ずかしいのか……

シリーズ通して(現段階で)陰鬱な展開は全くなく、大部分がセックス楽しい気持ちいい、で構成されてます。
安心して抜ける一冊ですね。

以前から思ってましたが、そらまめ。さんの頭の中面白すぎませんかね。
いや多分、私の想像などより更に斜め上カッ飛んでるだろうな。
などと思わされる発想力にまず脱帽。
性的なママを欲する恋人、という謎の存在を爆誕させた彼女は一体どこへ向かっているのか……

素の声っぽいままで恥ずかしがったり、バブちゃんスイッチ入ったままでそのまま責めてくれたり、と。
バブちゃんスイッチが入ってもロリ声にならず大人のお姉さんのまま。
なもんで、多少認知がバグりそうになりますが……

それがそれで逆に良い!
しっかり実用的なのが悔しい(別に悔しくはないが)。

フリートークの面白さも相変わらず。
面白さ……?ええと私はR18音声作品を買った筈では……(ぐるぐる目

バブちゃんネームを何と呼んだか、流石に恥ずかしくて言えませんよ。
その辺りの羞恥プレイ含めたコンテンツなのか、これは?

いろいろと『新しい』内容です。
しかし、折角の良心的な価格設定と聞きやすい収録時間。
尻込みせずに挑戦してみると楽しいかも知れません。

桜音のんさんR18二本目。
平時から耳舐めがとても色っぽい方なので、R15作品でも『お世話に』なっている方も少なくないのではないでしょうか。
前回のR18『フィオーレ』は耳のリラクゼーションという主題で、終盤に性欲処理を明示してナニカを擦る音を収録してくれました。
今度の題材は大人の玩具屋さん。
初めての購入に小一時間悩む『あなた』に目を付けた『篠原優里』は自社製品の魅力をアツく語り、そのまま店の奥で『試供品のモニター』を持ちかけ……と言う話。

R15作品と差異は話の題材がR18な事も勿論、桜音のんさんの演技もR18仕様。
吐息や喘ぎ声は明らかに誘惑を意図しており、プレイ内容の説明とかも嬉しいです。
耳を舐めながら漏らす声も低音が混ざって発情した雰囲気があり煽情的。
耳穴ぞりぞり、全体をれろれろ、耳奥までぐぼぐぼ、上気した吐息と喘ぎ声、左右一時間たっぷり浴びせて頂けます。

最初は緊張をほぐすためと耳のマッサージから始まりますが……
音声作品の民は耳が開発されてます(偏見)ので、ローションで耳マッサージなんて既にやらしいプレイです。

辛抱たまらん『あなた』は、優里さんの目を盗んで不埒な行為に及びますが、バレそうになって中断(バレてる)。
リラックスと称した耳舐め(をしつつ自分も気持ちよくなる姿を見せつけられて)で焦らされ、最後には……

あのブツが『そんな所から』出てきた、て事は最後は実際に使ってるんですよね?
これ耳舐めオナホコキですよね!?やった!!!!(クソデカボイス)

ところで欲を言えばキリがないのですが。
体の部位や体液などもっと露骨で卑猥な単語が聞きたいと思うのは私だけでしょうか。
桜音のんさんの、おっとり長閑な声でガチエロい単語を聴きたいと思う私は罪深いのでしょうか。
R18作品は今後も製作するとのことなので期待させていただきたいと思います。

ちなみにフリートーク、必聴です(気持ち悪い笑顔

Crescendo再始動はファンとして喜ぶ他なく、大変な喜びと安堵を覚えてます。
心より言祝ぎたく存じます。

今作はyoutubeチャンネルの看板コンテンツ『3DASMR』に登場するツンデレメイドのマナちゃん登場。
海外ニキもニッコリ。

棗いつきさんの演じるマナちゃんは、若干ゃ塩対応に見せかけてちゃんと御主人様を大切にして呉れる、微マゾには天使なメイドさん。

セリフの「草塗れ」に草……と思ってたら。
野外系ASMRが始まってました。葉擦れ気持ちいい。
葉擦れASMRの主犯はメイド長ですか。流石ですね。

今回の新アイテムは『泡時計』です。
炭酸水が『爽やか』なら、泡時計は『のどか』な音。
『どこかで聞いた感じ』それは多分、お腹の中ですかね。
まあ私も当然覚えてないけど。
とは云へ間接的に胎内回帰を想起させる癒し系ASMRは私、大好物です。

にしても。
マナちゃん、せ、背中に、乗っ……ミ゜
萌え転がろうと思ったら、泡時計の音をBGMにマッサージは大変な癒し効果。
丁度肩や腰がバキバキに凝ってたのですが、心なしか軽くなつて参りましたよ(リラックスして力が抜けたのでしょう)。
スクイーズで遊ばれて、耳洗浄と耳かきで癒されて。
所々に挟まる雑な言動が、既に愛しいのは私が年老いたからですかね。

そしてマナちゃんの、やってる方も癒されるスタンスがまた好ましい。
『おわったんですけど』とかもう、可愛くて死にましたよ私は。
それを喜ぶ『あなた』は変だとマナちゃんに指摘されて、その事にもまた喜びを感じる事でしょう(決め付け)。

今作は、youtubeチャンネルを見てた人へのご褒美も完備。
見に行け、と思ったら今作は3DASMRシリーズの音声ファイルも同梱。
ホスピタリティの鬼ですね。

そして当然の様にリーズナブル。
Crescendo未履修のASMR好きは諦めて全部購入したら良いです、いや本当。

あ〇こうチームで、体臭がキツそうなのは武〇沙織か秋〇優花里のどちらかだろうな、なんて漠然と思ってました(挨拶)。

体毛が濃くて体臭がきつくて陥没乳首で、しかも露出趣味でマゾな〇山さん。
その時点で、今は効かなくてもいつかガンにも効く様になりそうな勢いです。
なんて文字列に首を傾げてしまう方にはオススメできない内容ですが……

その秋〇さん、あんこう踊りで露出の快楽を自覚してしまった事を境に倒錯と背徳へ堕ちて行きます。
これまた何処かブッ壊れた愛情を持つ西〇さんからの調教も加わり、本編での結末たるや、二人ともブッ飛び過ぎてます。
まさに「待っていた……オマエみたいな変態を……」と云う気持ちです。

モブの竿役おじさんも出てくるし、そいつらに犯られちゃうし、最初に書いた通り「ヒロインの魅力」て意味でもひん曲げた描写になってるし、すごく人を選ぶ内容です。
しかしそれだけに、ハマる人にはたまらないものがあるでしょう。

個人的に一番気に入っているのは、羞恥や快感に目を白黒してる表情です。
それだけ見たら割と大多数の方にオススメしてもいい気がする程です。

1.5話は終始ギャグテイストで、一味違った楽しさがありました。
踏まれて漏らす〇部殿には思わず声だして笑ってしまいました。

とは言え全体的には、張り詰めてて陰鬱でそして臭そう(暴言)で、ひどい目にも遭うので、苦手な要素がある方は気を付けてください。

なんでケツを触るんですか?(現場猫っぽく)

さてさて、今作の魅力は大きく分けて二つあります。

先づ一つ目は、やはり耳恋なかさんの耳舐め。
これは本当、不思議な魅力があります。
センシティブゥな耳舐めではないのですが、かと云って舐め方は結構なんというか、えぐいんですよね。

奥までグリグリきますし。
舌の動きも結構激しくてぞりゅぞりゅと耳穴を穿られますし。
どこか間違うとR18になる程に刺激的なんですが……
何故か眠くなるんですよ。
作中の『あなた』も大事なところをふっくらさせながらも寝落ちするんですが、リスナーの皆様でも同じ様な状態になる方少なくないのでは。

そして、二つ目。
前作では語られなかった吃音従妹の真実。
過去パートで『優美』と『あなた』の馴れ初めが明らかにされます。
(過去パートの少しロリな演技も可愛いです)

どうしてヒロインを辛い目に遭わせるかなー。
もしかしてカマキリ先生、愉悦部ですか(暴言)。

ともあれ、持て余していた苦悩を偶然寝ぼけてとは言え『あなた』に見せてしまったことで吹っ切れた『優美』。
吃音従妹なのに『あなた』の前では、どちらかと言えば立て板に水ほど饒舌な理由が漸く納得できました。
にしても、クラスに居る好きな子……鈍感だなあ……
従妹は法的にも問題ないし、もうこの二人は末永く爆発しちまえ(祝福)。

胡乱な意識の中で聞く無声音でのセリフ、中身が頭に入ってこない(そもそも寝ちゃうし)ので、台本も同梱なのは嬉しいです。
嬉しいと言えば、安眠特化の『川のせせらぎ+耳舐め』トラックがオマケについてくるところも嬉しいです。

耳を舐められながら眠りたい、少し毒のある囁きで煽られたい、軽度のセクハラを受けたい、そんな願望を持つ『あなた』にオススメの一本です。