ねみさんのレビュー一覧

茅野愛衣さん演じる「友達の母親」に甘やかされる音声です。
友達の母親といっても、本当のママだと思って甘えてね、と終始優しく接してくれます。
トラック2、5には赤ちゃん言葉、
トラック3、6にはママの思い出や家族のおはなし、
トラック4、7にはオノマトペ(ポンポン、ふわふわ)、
トラック8には寝息が含まれます。
特に赤ちゃん言葉の破壊力は凄まじく、宇宙の真理を垣間見ました。もっと長時間聴いていたいです。
トラックが小分けなので、好みの組み合わせでプレイリストを作ったりリピートしたりもやりやすいです。
声優さんのファンならもちろん、そうでなくても優しい歳上女性に甘えたい願望のある人なら間違いなくお勧めできる作品です。

まず、神ゲーです。

もちろんエロゲとして絵が綺麗でシチュエーションが多いのもさることながら、とにかくあらゆるクオリティが高い。

BGM、シナリオ、テキスト、キャラクター、演出、ゲームならではのギミックなどなど全てがハイクオリティです。
クリア後の余韻はとても良い小説を読んだ後のような、でも小説じゃなくてゲームだから楽しめたし、途中で何回もヌいたのに綺麗な余韻ってものな……と考えてみると、「18禁同人ゲームとして最高の余韻」という表現がしっくり来るかと。

ちなみに、収録楽曲はとても多い上に一応音楽でどうこうするのがストーリーの進め方の主軸になりますが、音ゲーのようなタイミングやタイピングを要求する要素はありません。弾く曲を選ぶだけで勝手に弾いてくれます。
好きな相手に好きな曲を弾いて、好きな反応をさせる、そんなあなただけの日常を楽しみましょう。

世界観はSFと言うには現実味がなく、ファンタジーと言うには日常的過ぎるような絶妙なサイバーパンクです。

サイバーパンクらしく難解な設定や用語も出てきますが、基本的にストーリーを追うことで詳しい説明が聞けますし、クイズ形式で知識を整理してくれるミニゲームもあるので安心です。最初はよく分からなかった用語の羅列が、クリアする頃には自然と理解できるようになっています。
そしてその理解度の上昇がとても心地よく、自分がその世界観に入り込んだような没入感を味わえます。

要は神ゲーです。神ゲーなのです。このレビュー書いたら前作もやってみます。

飲み物を擬人化したキャラクターをガチャで集めて、ステージごとに適したキャラを編成して周回し、素材やキャラを集めて強化しながら次の難易度へ、というソシャゲを模したシステムのゲームです。

戦闘は自軍と敵が交互に動くオート戦闘なので楽々かつスピーディーに進行します。

各キャラの絵は肉感的かつ様々なポーズで描かれており、漏れなく巨乳、多くがガッチリ大柄な体型で個人的にドストライクだったため絵師さんのファンになりました。
見た目のみならずキャラの中身も個性的で、世界観も上手くエロ方面に落とし込んでいて素晴らしい出来でした。(敵は味方キャラの体内に「廃液」を流し込もうとし、味方キャラは「原液」をエネルギー源として戦ったり絶頂して「原液」を噴出したり)

残念だった点として、同じステージの周回が強制される点とキャラクター編成の自由度が低い点があります。
前者は、キャラクターの強化に必要な素材を集めるのに同じステージを周回する必要があり、確定ドロップではあるもののかなりの要求数があるので面倒に感じます。
後者は、戦闘はキャラ性能が全てなので好きなキャラを使って腕次第でクリアということは出来ません。ステージに適したキャラを半ば強制的に使わざるを得ないので、キャラの数の割に編成は固定化しがちです。

奇しくもリアルなソシャゲにありがちな問題点になってしまいましたが、そこすら狙って作っていたとしたら驚きです。

絵柄や設定はとても好みなので、このキャラクター達で自由にパーティ組んで各キャラの特性を活かしたRPGをやってみたいというのが素直な感想でした。出来れば敗北陵辱だけでなく和姦も入れてRPGの新作を出して欲しい。

文量としては問題点や要望が多めでしたが、間違いなく良作でお気に入りの作品なので絵柄が好みなら是非遊んでみて下さい。

シリーズは前から知っていたものの、まとめてお得になったタイミングで購入させていただきました。

全体的に聴き手との関係性はぼかされてますが、基本的に五姉妹の家がある海辺で癒され、耳かきされ、そのまま膝枕でフェードアウト……という睡眠導入にピッタリの内容です。
ASMR内容や場面転換、左右の耳かきがちゃんとトラック分けされてるのがgoodでした。プレイリストを分けられます。

最初はほぼ長女役の佐藤聡美さんに釣られての購入でしたが、五姉妹全員がそれぞれとても素晴らしく、いい意味で裏切られました。

特に伊藤彩沙さんの演じる四女が好みでした。イタズラ好きと紹介されており、自称もしていますが、実際はイタズラと称してこちらをかなり甘やかしてくれるとても癒される内容です。
基本的にゆったり軽やかで歳下の親戚をあやすような口調なのですが、ときどき距離感が近くなったり真面目トーンの声になったりするのがギャップになって心地よくドキドキさせられます。
台本も演技も素晴らしいクオリティでした。

全体の特徴や注意点としては、まずASMRのSEが合ってないところがあります。
耳かきでカリカリすると言われた場面で「がしゅーっがしゅーっ」と大きめのストロークでかかれたり、梵天で耳をふわふわすると言われた時も「しゃーっしゃーっ」とあまりふわふわ感を味わえない擦りつける音がしたりと、気になる人は気になる感じです。
あと、耳かきパートは耳かき自体の時間が短めで、その前の耳マッサージや後の耳ふーが長めです。前後のケアが充実しているのは素晴らしくて大好きなのですが、耳かき本体のボリュームが短くて物足りなく感じるので、複数トラックを繋げて聴くのがオススメです。

2人組での続編も出始めていて、もちろん全部買っております。特に推しの四女ちゃんの新作をまだまだ作って頂きたいので、応援しています。

全体的にリラックスさせて安眠させるための癒やし方なので、聴きながら寝るのには最適です。
ただ、スライムベッドのパートだけは絶え間なくかなり大きなぐちょぐちょ音がするので、正直寝るのには向いてないと思います。声はゆったりまったりしてて身体もあまり動かしてないはずなのにスライム音だけは終始グチョッグポッグポッ!と鳴り続けてるのでちょっとミスマッチです。

まず、エロ部分の出来はとても良いです。

ストーリー上では登場シーンなど要所要所で喋ってくれますし、戦闘中の色仕掛けシーンではほぼフルボイスで喋ってくれます。
絵柄も綺麗で安定しています。

エロシーンは戦闘中の色仕掛けに集約されているので、飽くまでも主人公のレベルを吸うことが目的の行為ばかりです。倒して和解した後にラブラブHが出来るとかはありませんのでご注意を。
戦闘中に見逃しても、敵を倒せば回想で後から見返せます。

以上のように質の高いエロ部分を目的にして買うなら問題ないですが、ゲーム部分にはあまり期待しない方がいいです。

戦闘は色仕掛け以外には戦略性が乏しく、ストーリーは山も谷も無い異世界転生ものなのでゲームとしての面白みは薄いです。
ボリュームは少ないもののダンジョン周回が必須なのに加えて次に何をすべきかの指針も所々で途切れるので、その度に街をしらみつぶしにしているとプレイ時間は3時間くらいでしょうか。

エロ同人ゲームは飽くまでエロ目的で、ゲーム部分はおまけや障害物として割り切れれるという方なら楽しめるでしょう。

RPGとしてはよくできていて、ごく普通の難易度といったところ。
雑魚はちゃんと弱くてサクサク倒せるし、ボスはちゃんと強くてやりがいがある。割と被ダメージが痛いのでヒーラーである主人公の動きが自然と重要になるのもポイント高いです。

不満点としては、各地の食事処(食材ショップでもある)で話しかける際にボタンを2連打すると勝手に飲み食いして高額な食事代をとられてしまう(ツクールの仕様上レスポンスの遅延があるので割と起こりやすい)のが不親切なところと、マップに何の意味もない部分が結構あるところですかね。
後者は探索好きの人しか分からない感覚だと思いますが……


R18要素は基本的にショタが受け身で、仲間にラブラブ責められるシチュなので好きな部類でした。
最初から回想が見られますが、(画風的に仕方ないのかもしれませんが)女性キャラの見た目が似通っているものもあるので、キャラをよく知らずに回想を見てもあまり違いが感じられないかもしれません。プレイを通して各キャラクターを知りながらの方が楽しめると思います。

過去作品は、前作を体験版だけプレイ済みです。
それだけの知識だと、作中での発言や人間関係、世界設定なんかを把握しきるのは難しいです。その後の展開やキャラクターの絆会話で補完されない所は過去作品からのファンサービス要素だろうなと推測しました。
ただ、単体としてもストーリーは良く出来ていますし、キャラクター同士の会話も軽快で読みやすく、何もない状態から国家を立て直す建国モノ特有の楽しさもしっかり感じられます。ゲームの全てを知らないと気持ち悪いという人だけは過去作プレイをオススメします。

戦闘システムに関しては、凝ったタワーディフェンスという印象です。画面左側から押し寄せる敵を、仲間4人以上がそれぞれの武器や魔法で迎撃します。の仲間の編成や装備武器は自由なので戦闘の自由度は高いです。
しかし、戦闘パートに関するチュートリアルは不親切で、普通にゲームを進めただけでは画面の表示や操作方法など分からないことが多いままです。ヘルプ項目が無く、自分で調べるにはアイリスフィールドさんの公式ブログにチュートリアルを読みに行かなければなりません。
それでも、一部コマンドは詳しい性能が分からず勘で使う必要があるし、キャラクターのステータス項目や武器の習熟、軽量など全く説明のない要素が残ります。
結局、キャラクターのオート挙動を設定して戦闘パートは全てオートで進めました。
強制終了もあるのでセーブはこまめにしましょう。

ボリュームも良いしゲームとしても面白いけれど、説明不足な点が気になってしまうので星4つです。