2で「こんだけすべてが上手い人が一体どんなラストを描くのか?」と思いながら読んだのですが脱帽の極み。
大学生に延々開発されていく2人のヒロインによる、3Pにおけるのけ者が必ず出てくるという悲しみを巧みに描き切る技量は素晴らしい。新山…私は君が好きだぞ。
4人の中で飯田と主人公はある意味では相性のとても良いコンビだと感じた。自分の体を使って延々と快楽を追い求めていく人生を生きる飯田と、飯田を通してでしか欲望を満たすことの出来ない主人公。そして、主人公に自身の性体験を語ることで、また満たされる飯田。千夜一夜物語かな?
ラストの主人公の幸福そうな笑みがいつまでも心に残る。エロ漫画は凄い。久々にそう思わされた作品。