狩人のＡさんのレビュー一覧

討伐に失敗し、囚われた先にいたのは、知性と品位と野生的強さを兼ね備えた圧倒的な雄だった。
プロットはシンプルに抑えつつ、憎悪が愛情へ変化してゆくプロセスと、その間の葛藤を丁寧に描く。その手腕に脱帽です。
亡き夫との恵まれない過去と、境遇を同じくする部下との絆が、より作品をスパイシーなものにしてくれています。

亡き夫の理想とも通底する構想を語るオス。その危険性も理解しながらも、惹かれ、落ちてゆく心と体。(女盛りを過ぎた)石女と自嘲しながらも、遂に訪れた繁殖の機会を逃すまいと勝手に疼き出す胎。たまりませんね。

画力も素晴らしく、鍛え上げられながらも戦士としてのピークを過ぎた肉体と、それが本来あるべき熟れた女の体へと変わり行く様を見事に描写しています。
あと、東洋風ファンタジー感を出すために時代がかった言葉遣いが多い作品でありながら、文法上の間違いや違和感がほぼないことも特筆すべき優れた点です。没入感が違います。

個人的な欲を言えば、ラストシーンが2、3頭恵まれたあとの描写ならなお良かったなと(魔物故に所要期間が短いとか、数をこなすには年齢的に急がねばならないとかの理由で。ボテ大好きゆえに、その方がページ数的な限界を想像で補えるので…)。

素晴らしい作品でした。ありがとうございます。

酷い境遇から救い出し、衣食住と職業教育、そして愛を与えてくれた優しいお方。そう信じて一生仕えるつもりだった主人は…女衒だった。
雅ちゃんの主人への精神依存の深さがページが進むごとに明らかになってゆくのが良いスパイスになっていますね。
客人に奉仕することを嫌悪しながらも、主人のためならばと前向きに挫けず尽くしてくれる姿が愛おしいです。
一体いつから女衒主人の手の内だったのか、実は雅を「酷い環境」に置いたのも彼や、彼と同じ業界人では無かったかと疑ってしまいます。
自身がそのために育てられたとは露ほども思っていない「従順で無垢な娼婦」を作り上げるための、彼にとってのオーソドックスな教育プランだったのではないか、と。
最後は元の主人を諦め、依存対象を「新しい主人」と自ら思い直すことで幸福な日常を取り戻す雅ちゃん。
そのプロセスすらも女衒主人の精神教育の賜物だったのかもしれませんが…。
雅ちゃん末長く愛玩されて平穏であって欲しい、というか私が愛玩したい。いずれはママにしてあげたい。
彼女が真の意味で自由を得る日は来るのだろうか、しかし、自由は彼女を幸福にはしないのであろうな…。
メイド服や下着がハイクオリティで性癖にジャストミート。できればブラも堪能したかった…。
素晴らしい作品です。
ありがとうございました。

ウリモノでも裏リフレとは打って変わって、今回のお相手は経験豊富かつ商売上手、そしてリスナーもパパ活初心者の童貞です。主導権がどちらにあるかは言うまでもないですね。
恐らく一眼見て今日の客が高所得な童貞であると洞察し、その上で自分を高く買わせようと誘惑してきます。
これだけウリ慣れしていれば、気ばかり持たせてお金を巻き上げたらポイしてしまうという事もできるでしょうが、からかいつつも甘く優しくサービスしてくれます。
優しい娘なのですが、その優しさを支えているのは、例え本当に妊娠してもこの人は私を裏切れないし、妊娠しなくても鮮烈な記憶を植え付けられるので固定客になるという、非常に冷静な判断なのだと思うと、ヒロインのバイタリティというか世渡りの上手さに、自身の月並みな常識が揺さぶられて良いアクセントになっていますね。
きっちり妊娠してくれて素直に凄く嬉しい反面、社会人としてどう対処すべきか、これからは家族としてどう接して行くべきかと不安に駆られ、彼女に依存させられてしまいそうな錯覚を覚える作品でした。
自分Sですが、M派の人の感覚が分かる作品でしたね。
ありがとうございました。

息子のみならず地域の筆下ろし役をするのが当たり前の世界線。この設定を活用した近親相姦&友母NTRという贅沢な仕様です。
#4迄の近親筆下ろしは性教育を兼ねていて、これが後半効いてきます。友母NTRと孕ませ両方大好きな自分には最高のご褒美でした。
ヒロインは貞操観念0ではあるものの、とても愛情深く性欲旺盛で、癒しと精神攻撃を同時に味わうことができる稀な良作です。買いましょう。
全体としては順序よく、かつ纏まりがあって非常に良かったのですが、満足できなかった点もありました。
一つは#4のラスト付近で言及のある、挿入したまま添い寝、これが実装されていない点です。非常に魅力的なコンセプトだったので残念。とはいえ、SEでこれを表現するには相当の技術力が必要でしょうから、今後に期待しています。
もう一点は#11、友母NTR托卵の流れだったのに息子に中出しを許し、かつ、できれば息子の子が欲しいとヒロインに言わせてしまった点です。
これについては近親モノと友母NTRモノを同時並行させたかったが故と思われますが、せっかく前半近親パートをアフターピル前提とする事で後半のNTRを際立たせていたのが、最後の最後でスポイルされてしまいました。ここは優先順位をはっきりさせて欲しかったですね。
息子(リスナー)には最後までお預けを食わさせ(或いは自分の番だけ避妊具の使用を強制されるとか)、性的発育の遅れを他所の子と比較され、精神をぐちゃぐちゃにして欲しかった…。
あとエピローグで妊娠が確定している(更に言えばボテHがある)と嬉しいです。
業の深い作品が好きですので今後も引き続きお世話になりたいと思っております。
ありがとうございました。

「裏リフレの娘を、契約で、お金の力で、孕ませる。」
孕ませスキーの欲望を昂らせる素敵オプションですね。
当然常識で考えれば闇が深過ぎて、ダーク系が苦手な方には敷居が高くなってしまいそうですが、本作では敢えて詳細を多くは語らない事で、純愛モノとしても普通に楽しめる構成となっています(勿論言葉の端々から深くダークに考察することもできるので、コアな諸氏にもおすすめです)。
この辺のバランス調整は流石大手サークル様ですね(でももっとシリアスに攻めた方が生きる設定だったなぁ)。
あと、孕ませをメインの売りするのであれば、#4を削ってでも最後にエピローグを追加して妊娠を確定させ、共に産み育てる未来を懇願する…的な展開が良かったなぁと。
「堕ちメイド」みたいに、妊娠を確定させていただけますと満足度は爆上がりします(切実)。
あと気になった点で、「オプションで妊娠したとして、その後はどうする前提だったのか」というところに含みを持たせる意味で敢えて「産む」系のセリフを避けているのだと勝手に推察していますが(業が深くて好き)、#7の後半辺りからであれば「産む」系のセリフを入れて頂けると性癖的に大変ありがたいです(ワガママ)。
録音技術は今回も素晴らしく体位毎の定位がバッチリでした毎度ながらクオリティ高いですね。
ただ環境音は別のものが良かったです。ストーリーを重く感じすぎないようにヒーリング系を選択したのだとは思いますが、流石に都会のレンタルルームという設定上無理があるかと。あともう一歩だけリアリティに振って、狭い部屋で反響する空調音や、安物のベッドのスプリングが軋む音なんかが入っていると良かったです。
あ、あと歳の差を感じさせるセリフがあるとこれも嬉しいです。
業の深い設定大好物ですのでこれからもこういう作品を楽しみにしています。ありがとうございました。

息子関連のトラブルからの脅迫ntrという、この業界(ニッチ)では王道的展開。
本当に正常な判断ができるのであれば、覚悟を決めて関係を拒絶すべきだったのに、なぜ彼女にはそれができなかったのか。そこに考察巡らせることができるというのが、個人的に今作最大のポイントでした。

まず息子。両親に愛されて好青年に育った事は伺えるが、そのせいで危機意識が足りない。
そしてヒロイン。恐らく息子に対する負目から過保護気質があり、内心未だ可愛い子供扱いしている様に感じる。
灰田は灰田で、家庭の問題から自己肯定感が低く、アウトロー気取りではあるものの、恐らく育ち自体は決して悪くないように感じる(こいつは今後の展開次第でさらに化けそう)。

上記の条件が噛み合って胸糞悪い不幸を量産する運命の機械が動き始めるのです(※最大級の褒め言葉です)。

度重なる屈辱に涙しながら耐え続ける母の姿は実に背徳的でした。
ラストでとんでもない誕生日プレゼントを押し付けられてしまったヒロイン。
続編で授かっていると個人的には大歓喜ですが、果たして…?
楽しみにしております。
ありがとうございました。

アラフォー夫婦の不妊治療がテーマの本作。
世相を反映したリアリティに、生殖医療を性的に貶める背徳感が加わっていい味を出しています。
人工授精のための精液採取と言えば、メジャーな医療コミックでもお馴染みの、院内の個室で如何にも適当に選んだであろう古臭いエロ本やAVをオカズに、それも短時間で済ませるる事が求められるという、男にとって非常に惨めで恥辱的かつ高難度なイベントというイメージがありますが、今作の世界線では少々趣を異にします。
なんと、採精師なる謎資格を持った若い女性看護師が、あの手この手でヌいてくれるというのですから至れり尽せりです。
現実でもホテルのようなサービスを提供するクリニックも珍しくはなくなっているような時代ですから、不妊治療のために性的なサービスを提供するクリニックというフィクション設定にも説得力が感じられます。これは良い着眼点ですね。
旦那が味を占めて、新人でまだ採精行為に嫌悪感が拭えないゆずきちゃんに、最初からノリノリでがっついて行く流れが実に痛快でした。ゆずきちゃん可哀想可愛い。欲言えば下着も堪能したかった。
赤の他人の膣から採取した精液で子作りという背徳感は凄くよかったです。
そんな事は露とも知らない妻との、円満な信頼関係が伺えるシーンがあるのもリアリティと幸福感を高めていて好印象。

ただ採精師が避妊をしないことについての説明がない点がリアリティに少し水を差してしまいましたね。
病院にも看護師個人にも社会的経済的メリットが存在、公的保護制度の不備を突くことで養育費を賄えるので無責任種付けOK、お互いに共犯者であるから秘密厳守という位の説得力があると良かったですね。
孕ませ好きとしては妻の受精シーンをヒロイン全員にオーバーラップさせるとか、定期検診の付き添いにかこ付けて、父親講習を受けてもらうと称して別室でボテHとかがあると嬉しいです。
ありがとうございました。

孕む孕む言って孕まなかったり、最後のページでマタニティウェア姿で微笑んで終わりみたいな作品に業を煮やしている貴方へ、安心して下さい。
ガッツリですよ。
適齢期前に孕まされてしまったお腹の引き攣り具合といい、ちっぱいなのにしっかりママおっぱいな細やか描写といい、
実に素晴らしい仕上がりです。
妊娠した女性特有の体の変化は、二次元作品ではグロテスクなものとしてオミットされがちですが、今作ではかなり攻めた描写となっており、孕ませ好きの心を掴む大満足な内容でした。
欲を言えば出産シーンも舐め回すように見たかったです。
基本創作人妻沼の住人ですが、このクオリティの前にはジャンルの国境は関係ありませんね、ええ。
ありがとうございました。

エルフ、姫、奴隷、クール、ビジネス、甘々、孕ませ、オホ声etc…と、同人界隈で人気の要素をなるだけ多く散りばめた広報をしたかったのは伝わりますが、余り額面通りの内容ではないというか。

エルフ要素に関してはイラストのクオリティの高さと声優様の声質がマッチしていて大変良いのです。
しかし、「姫」かと問われると、言葉遣いが引っかかります。丁寧語を話す優等生キャラと言われても違和感がない感じです。
奴隷要素にしても、捕らえられ売られた悲壮感や、当初抱くであろう猜疑心といったものへの言及は殆どなく、単に行き倒れのエルフを拾ったら懐かれたと言われても、これまた違和感がない感じ。
徐々に心を開いて云々といった心理的距離を詰めてゆく過程が殆ど省略されている(ストーリー開始前にあらかた済んでいる)せいでヒロインへの感情移入がしにくく(これはラストまで響く)、故にクールとかビジネスとか事務感とかはトラックタイトルに反して殆ど感じませんでした。
善人故に煮え切らない主人を、既に性的に開花しているヒロインが押しきり、お互いに性に溺れて依存してゆく様を描くという構成。

後半以降、オホ声がでてきますので、そもそもオホ声が苦手な方は避けた方が無難です。
また、オホ声好きな方にとっても本作のオホのは評価が別れると思います。
私はオホ声肯定派ですが、本作のオホ声は、一部ほとんど雄叫びかと思う程激しく、キャラクターの設定を考えると突き抜け過ぎの様に感じました。

孕まセックスで終わってしまう作品が多い中、産後のトラックまでもが用意されているのは大変ありがたかったのですが、子作り中も産後も途中で理性がぶっ飛んでオホ声に走ってしまうせいで、孕ませの充足感や母性愛といった趣きがかき消されてしまうのが無念でした。

live2d動画付きと大変豪華なパッケージ故に惜しい。
次回作以降のブラッシュアップに期待しております。
ありがとうございました。

正に作品コンセプト通り。
「アオハルなんて、なくてもいい。」
そう、君が傍にいてくれるなら。
そう思わせてくれる作品です。

アオハルなんてついこの間のことだっ
た筈なのに、気が付けば遥か彼方。
社会人としてキャリアを積み、経済的
に自立し、かつてより自信もある。
それなのに、もう子供の一人二人いて
もおかしくない歳なのに、未だに前に
進めない。
そんなあなたにお勧めです。

手取り足取りステップアップ。
これはアオハルの擬似体験、自分は
あくまでリフレ、本来あるべきアオハ
ルの紛い物に過ぎないと一線を引こう
とする彼女がいじらしい。
体位の入れ替わり、触れ合う手と手、
この感覚がよく分かる見事なバイノーラ
ル。

拗らせ男が何を求めているのか、実に
的確に突いてくれます。
着床狙いの中出しセックス。
この娘なら受け入れてくれる。
受け止めてくれる。
流石に今すぐに、とはいかないですが、
明るい未来の可能性に胸が高鳴ります。
ありがとうございました。