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かつて魔族を滅ぼし、英雄と呼ばれた主人公ゲオルイースが全てを失い収監された監獄での戦いを描いたRPG。監獄と戦争という非常に重いテーマを並行して扱っているため、ストーリーの大まかな流れはかなりシリアスである。地味にエロゲーとしては珍しく、男性キャラクターの描写にも力が入っている。ボリュームが凄まじく、気軽にプレイできるゲームではないが、ぜひ時間があればプレイしていただきたい。
横スクロールアクションアドベンチャーゲーム。操作感としてはかなり軽快で触っていて楽しいアクションというイメージ。一方で難易度に関しては、遠距離攻撃がある前提であり、敵のノックバックもほとんどないためやや高めに感じた。前作の薄味なストーリーと比較して、今作は多くのキャラクターの登場する群像劇のようになっていて、魅力的なキャラが多かった。
フィールドなしコマンドロールプレイングゲーム作品。RPGとして重要な要素であるフィールドをあえて切り捨てることによって、テンポ感をよくなっている。世界観としてはかなり本格的な重厚なSFで、用語や背景までに設定が作り込まれている。その分テキスト量も多いものの、フィールドがないおかげでダレずにプレイできた。
前作物語冒頭から分岐したパラレルワールドを扱った作品。前作との共通点は一部のキャラクターに留まるため、この作品からプレイしても特に問題はない。前作ほどの自由度はないものの、その分パズル的要素が強まっており、プレイ感覚はかなり異なっていた。全体的にやや重い雰囲気ではあるが、前作とは異なり仲間キャラがいるため、孤立感はあまりなく、バランスが取れていた。
純粋な少女エリナが借金を返すために、村の親切な人々と色々なことをするゲーム。ボリュームとしては価格相応といった感じで、マップは手狭でそこまでプレイ時間は長くはならないが、立ち絵差分、バッドエンド、段階、敗北といったエロRPGの中核とも言える部分がしっかりと揃っており、全体とした密度感は非常に高かった。
デッキビルド型のダンジョンRPG作品。いつもの如くダークで倫理観のない世界観は非常によかった。UIやゲームバランス、3Dモデル、モーション、イラストなどの細部にまで丁寧に作られているが、演出が多くやや戦闘のテンポが悪いように感じた。デッキ構築の自由度は比較的高めではあるが、ゲームバランスは良好であった。全体的に文字が小さめであるため、大画面かつ高解像度の環境でプレイすることを推奨する。
おじさんが少女らに教育する作品の後半戦。総集編1と比較して、堕ちきってしまってもう戻れないような、逆に幸せなような雰囲気が特徴である。年相応の未熟さが失われていく一方で、性への興味は加速する、独特な空気感は本作ならではである。比較的王道であった前作と比較して、やや異質な作品が多いものの、物語としては綺麗にまとまっている。
ダウナー系少女、近未来の世界観、デッキビルドと詰め込みまくった作品。よくあるデッキビルド系のゲームと同じプレイ感覚なので、そこまで複雑な要素はなく、気軽にプレイできる。ボリュームとしてはそこまで大きくはないものの、その分ダレずに最後までプレイできた。ゲームバランスも良好で、普通にプレイすればそこまで詰まらないだろう。
とあるおじさんが少女たちに教育してあげるマンガ作品の総集編その1。こちらは物語全体としては前半にあたり、作風としてはかなり王道である。しかしながら、圧倒的な画力と完成度の高いストーリーなどによって全体として高いクオリティの作品となっている。総集編2は若干作風が異なるため、どちらが好みかは別れるかもしれないが、少なくとも導入としての今作はおすすめできる。
戦闘エロ中心のカードローグライトゲーム。難易度ややや高めで、運要素もかなりあるものの、あまり理不尽さは感じないゲームバランスが秀逸だった。最大の特徴として立ち絵の圧倒的な豊富さがあり、バットステータスが何重にもかかっても全て立ち絵に反映される。キャラクターは1人のみで色数こそ少ないものの、並のゲーム以上に労力がかかっている印象を受けた。