Liste der Rezensionen von 華深

名門学園のお嬢様たちが抱えるひそかな欲望を満たすための「男優」として雇われた主人公が、その役割を演じていくシリーズ作品。
第1弾は才色兼備の生徒会長、男言葉で話し厳しい態度を崩さない冴姫ちゃんだ。
誰よりも優れていなければならないという重圧を抱え、心の底では誰かに従属したい、イジメられたいという願望を隠し持つドM美少女である。
肉感的な美少女が繰り返し主人公と交わる様子がたっぷりと描かれるエロシーンはもちろん魅力的だが、日常描写も秀逸だ。
序盤は明らかにモブ生徒たちに怯えられており、そのことに恐らく本人は気づいてもいなかったことが伺える冴姫ちゃんだが、主人公に身も心も責め抜かれ、自らご奉仕していくうちに、自身を縛るプレッシャーから解放されてゆく。
周囲の生徒を気遣う様子を見せ、精神的に成長したことを示すラストシーンが秀逸。
そのかわり首輪とエロ下着を身につけご主人様の前ではしたなく股を濡らすドエロ娘になってしまったが、まあ仕方ないね。
新ヒロイン登場も示唆され、次回作も楽しみなシリーズである。

引退していた元魔法少女・レヴァンティアが、4体のヴィランから街を守るため自ら動画配信しつつ戦うRPG。
プレイヤーは主人公の圭(レヴァンティア)を操作し、週に1度攻めてくるヴィランとの戦いに備えつつ、街を探索してお金を稼いだりヴィランの企みに迫ったりしていくこととなる。
配信機材=装備品、リスナー(視聴者)の数と質で攻防コマンドの性能が変化するなど、動画配信をコマンド式RPGのバトルに落とし込んだシステムが好印象。
油断しているとあっさり体勢を崩されてエロ攻撃に移行してしまうのだが、
割とすぐに体勢を立て直せるので難しすぎるということもない。

ヴィラン達は圭の住む街に正体を隠して潜んでおり、各マップの段階エロイベントを通して、圭を堕とそうと策を講じてくる。気丈ながらも孤独を抱えた圭が、心の隙を突かれるような形で日常生活を淫らに侵食されていく様子が実にそそられる。
称号集めやサブイベントもこなすとなかなかのボリュームで、じっくり楽しむことができた。

幼馴染の急成長を見て、同じコーチの指導を受けるべく名門校の門を叩いたテニス選手の夏希ちゃん。「こんな冴えないコーチの指導なんて大したことないわ!」からの次ページ、流れるような展開で思わず吹きそうになってしまった。
なぜかえっちな指導にはちゃんと効果があり、パワーアップして謎のオーラをまとえるようになった夏希ちゃんは、強くなるためと自分に言い聞かせてコーチの特別指導を毎日ねっとり受けることになるのだった……というお話。
2週間の厳しい指導を終えた頃には行為の最中に敬語で懇願するようになっており、身も心もすっかり許してしまった様子が非常にそそられる。
サブヒロインの春奈ちゃんも素直に主人公を慕う姿がわんこ感あって可愛らしく、ヒロイン2人とも大変魅力的な漫画でした。
今作単体でキレイに話は終わっているのだけど、続編があったらなお嬉しいなと。

魔物退治に赴いたシスターが、森にこっそりついてきた少年をかばって魔物に敗れてしまう短編。
ぴっちりとした衣装から浮き出る腹筋や勝気な言動など鍛えられた女戦士としての一面をうかがわせるシスターが、タイマンで正面からぶつかれば負けないであろう魔物に組み敷かれ、なすすべなく絶頂させられて魔力を吸収される姿がなんとも艶めかしい。
その一因となったのが自分の存在であることに気づいているのかいないのか、思春期を迎えたラス少年が大好きなシスター・ウォレンの痴態を前に未知の興奮を得てしまうのが今作のポイントだ。
気丈に振る舞い少年を守ろうとしたウォレンの意志とは裏腹に、ラス少年がオスの卑しい欲望に目覚めてしまったところで物語は幕を閉じる。魔物に深く絶頂させられたあげく、ラス少年の身体は守れても純真無垢な心までは守ることができなかった、ウォレンの敗北であると言えるだろう。
脱力してはしたなく倒れ込んだウォレンの最後のカットに、やるせなさとエロスが同居した独特の味わいを感じるエンディングだった。

我が子を大事にする良き夫・良き父親を演じる一方で、ハメ友という名のセフレと関係を持ちまくるクズ男の日常?を描いたシリーズもの。
過去2作品ではヒロインに偽名を教え、身体だけのハメ友(セフレ)として一線を引いていた感のある主人公だが、今作のヒロイン・さやかは学生時代からの先輩であり、お互いに素性が割れているのが明確に過去作とは違うところ。
間男であるはずの主人公をためらいなく家に上げ、主人公が好きそうな制服コレクションを披露して激しい托卵セックスに興じる様子から、さやか先輩も主人公に劣らず強い性欲の持ち主であることが伺える。
気心知れた先輩が相手ということで、主人公の行為も過去作と比べ若干ハード寄りだ。
行為後のページの描写から主人公はさやか先輩の家の合鍵を持ってる(もしくは鍵の場所を知ってる)ことが読み取れ、これまでのヒロインとは異なる二人の関係の長さを感じさせる。

家族を大事にする良き夫・良き父親を演じる一方で、ハメ友という名のセフレと関係を持ちまくるクズ男の日常?を描いたシリーズもの。
シナリオが続いていないので、このエピソードから読んでも楽しめる。
残業帰りにコンビニ店員のハメ友・アキちゃんを見かけ、しばらく既読無視していたご機嫌取りに店内で彼女をハメ倒す。爆乳でぱつんぱつんになってる制服が実にエロティックだ。
客がいないのをいいことに店内でアナルセックスに及んでいたところ、定番の「他の客が来ちゃって見つかるかも……」なシチュエーションで赤面しながら感じてしまう様子が素晴らしく可愛らしい。
前作の芽依ちゃんとは違う偽名をアキちゃんに教えている主人公、やはり狡猾。でも得意先の急な作業に対応するために残業してるし、仕事もデキる男として描かれてるところが絶妙に憎めない。

家族サービスを欠かさない良き夫・良き父親を演じる一方で、ハメ友という名のセフレと関係を持ちまくるクズ男の日常?を描いた連作の第1弾。
大型モールで家族とにこやかに食事していたかと思いきや、ハメ友の芽依ちゃんを見かけたとたんにエロモードに切り替わり、甘い言葉をささやきながら物陰やトイレの中など所構わず性行為に及ぶ。こんな風に外でえっちするのも初めてではないようで、芽依ちゃんは完全に主人公にベタ惚れ状態だ。
家庭持ちの年上男性に恋してしまい、拗ねたような言葉を口にしながら屋外での行為に抵抗感なく身体を絡ませる様子がドエロい。
でもこの主人公、芽依ちゃんに教えてるの偽名っぽいんだよね……。そこがまた周到というか狡猾というか。

母乳体質なシノビの美少女とひたすらイチャラブセックス生活を送る中編CG集。
原作を知らずとも「先生とそれを慕う美少女がいちゃいちゃする話」くらいのことを把握していればOKだ。
訓練と称して身体を重ねたり、一緒にお風呂につかりながらセックスしたりと、朝から晩まで甘く蕩ける穏やかな日々を満喫できる。
同サークルからキャラクターもコンセプトもほぼ同じ作品が出ているが、制服・水着・ジャージ・チアなどオーソドックスな衣装での過去作に対し、今作は動物コスプレが比較的多めなのが特徴か。
シナリオがつながっていないため、いずれか単体でも十分楽しめるだろう。
もちろん併せて読めば、様々な姿でご奉仕してくれる健気なヒロインを堪能できること間違いなしである。

低級ダンジョンと舐めてかかった女魔術師が、トラップ内に潜む淫魔によって堕とされる短編。
触られるのを少しばかり我慢して当初の判断通り筋力強化魔法を使っていれば突破できていたかもしれないのだが、とっさに感覚遮断魔法を使ってしまったのが痛すぎる失敗。
感覚遮断により淫魔の執拗で周到なエロ攻撃を認識できなくなってしまい、のんびり穴にハマっているうちに、後戻りできない快楽を刻み込まれて手遅れになってしまうのが悲しみと滑稽さ、そしてエロさを感じさせる。
余裕しゃくしゃくの表情が瞬時にして間抜けさすら感じさせる無様な惚け顔に切り替わる、この強烈な落差が本作の最大の魅力だと言える。

田舎で再会した美人姉妹との背徳的な関係を描く長編シリーズ。
前作までで姉妹の両方と深く結ばれ、憧れのお姉さんであった水蓮の婚約を破談させるまでに至った主人公だったが、ついにラスボスともいうべき姉妹の母と対峙することに。
かつての先生である透夏さんの厳しいご奉仕にこってり搾り取られてしまうものの、旦那の浮気を知り、彼女の秘めた欲求を暴き出したことで、2人の関係は思わぬ方向へ進展していく。
クール一辺倒ではなく怒りや焦り、そして最後には恍惚の表情を見せる透夏さんのキャラ造形も素晴らしい。
大ゴマの多用や構図、集中線やコマ割りによってバトル漫画さながらのスピード感と凄味を感じさせるセックスシーンは今作も健在だ。