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今作は百合ップルをまとめて性奴隷にしてしまうということで、カップルならではの掛け合いを活かしたシーンが多いのが特徴です。例えば彼女に愛情を囁かれてキュンキュンすると、その愛情がおまんこに響いて感度が上がって結果としてちんぽに落とされてしまうという致命的なやつね。他にも小春ちゃんの信頼と愛情を一身に受け小春ちゃんの全部を知り尽くしているひなたさんによる、あまりに悪い小春ちゃん調教作戦も悪くて良いです。
また、女の子が複数出る作品だと一人が喋っているときは他の子は静かにしているという場合も多いですが、今作は二人が同時に声を出します。犯されて喘いで何も考えられなくなっている真っ最中の小春ちゃんに一方的に話しかけて勝手にあれこれ都合よく決めていくひなたさん完全にご主人様の奴隷すぎる・・・。
またいつものアンテロス節の良さでいえば、小春ちゃん調教のあくどさもさることながら、トラック2のひなたさん調教も女の子に全く選択権がないところなんてまさに。立場の弱い女の子には泣いて気持ちよくなることしか許されないのです。それから大好きな彼女と知らない男性に犯される小春ちゃんの感情ぐちゃぐちゃっぷりもアンテロスさんとコトザさんの得意なやつですね。
最後に残念な部分を話せば、少ないトラックで二人落とすことから調教初日の嫌がりながらも感じていく姿と調教完了してとろけきった部分しか描写されないことでしょうか。「理性と体の疼きが噛み合わない困惑」や「絶望に呑まれて快感を刻まれることしかできない」といった調教の過程でしか味わえない要素が少なくなっており、アンテロス作品にしてはかわいそう感が緩めです。言葉でしか描写されない調教途中の様子、もっと掘り下げてほしかったなと。しかしそれでもトラック4,5と二つも割いて丁寧に描写された小春ちゃん調教初日の強さがとんでもないのもまた事実・・・。
足湯や炭酸の爽やかな音、音枝優日さんの優しくさらさらとした声、温かく少ししんみりもするお話。どの要素を拾い上げてもどのシーンを切り出してきても、すっきりぽかぽかと心をほぐされ柔らかな気持ちになれる作品です。
揺れる風鈴や小さく聞こえる鳥のさえずりのかわいい響き、お湯の流れる音や足を入れるちゃぷちゃぷという水音、氷がグラスにからりと入って炭酸が注がれていく、そんなASMRの鉄板を丁寧に抑えたトラック1ですが、私は特に爪切りの音がお気に入りです。足湯でふやけた爪を切るパチパチシャクシャクという音、爪やすりのシャリシャリと高くも優しい音。耳に届く音すべてが温かくすっきりとしていて、言葉で語られるお花などの視覚的な描写もすんなりと想像できてしまいます。
またトラック2からは耳の癒しとともに、ヒロイン・シオンさんとの温かな会話が進み始めます。丁寧で気遣いの行き届いた喋り方ながらどこか嬉しそうにも聞こえて可愛らしいシオンさんのお話は、爽やかな音たちに負けず劣らずすっきりさらさらとした音枝優日さんの声に彩られてゆったり染み入ります。物語を1周聞いた上で改めて聞くトラック2は、端々にしみじみが潜んでいるので是非リピートしてみてください。
ただ耳の癒し・会話・環境音が同時に流れているので、どれかを集中的に聞きたいという人には音が多く感じるかもしれません。そういう点では過去作で用意されていた言わば「耳かきだけ聞きたいバージョン」が今回はないのが残念ポイントになるでしょうか。しかし今回はお話にいつもより重点が置かれているので、そこには期待していただきたいです。
またトラック2以前と3以降で収録日や機材が違うとのことで、聞いてみれば実際なんか変わったなくらいにはわかる違いがあります。どちらが良い悪いというほどではないですが、気になる方は体験版で確認したり、そこで一度休憩を挟むと良いと思います。
人気の女の子を催眠して専属メス奴隷にする、そんな定番とも言えるシチュエーションを嘔吐きによる二重のギャップでかき回したのが本作です。なお巨乳設定が活きてないのと包茎設定の存在感が強いのが注意点でしょうか。
まず第一のギャップは非常にかわいい声の清純派アイドル声優が濁点まみれの汚い声を出すことです。最初のトラックで聞ける催眠前の芽衣ちゃんは優しくて清らかで非常にかわいい、穢れのない天使のような女の子です。催眠されてえっちに媚びるようになってもそのかわいい声は損なわれませんが、嘔吐いているときだけは低くてすごく下品な声を出します。直前までかわいい声で媚びていたのに急に汚い声で嘔吐く、このギャップが好きな人にはかなり刺さると思います。
そして第二のギャップは「催眠されているのに嘔吐いたり泣いたりする」ということそのものです。催眠中はご主人様大好き、催眠が解けると嫌!汚い!みたいな作品は数多くありますが、催眠されている最中なのに辛くて泣き出しちゃう本作のようなシチュエーションは珍しいのではないでしょうか。理性では「ご主人様大好き」「どんな汚いことでもします」「ご奉仕できて幸せです」と思っているのに、しかし身体は拒否反応を起こして嘔吐いて苦しくて涙が出ちゃう。そんな思考と本能の食い違いに混乱してぐちゃぐちゃになっていく心と、それを洗脳された理性で押さえつけて自分から壊れていく芽衣ちゃんの姿は、従来の快楽落ち系とは少し違う催眠の形を見せてくれます。
最後にサークルさんのもう一つのこだわりポイントである耳塞ぎ舐めについても語ると、密閉感が通常よりも少し強くて吐息をよく感じられます。またアイドル声優全開のかわいい声でしゅきしゅき囁かれ、めちゃくちゃ嬉しそうに丁寧に舐めてくれる甘さも大きな魅力であり、それを本編だけでなく大量のおまけトラックでも楽しむことができます。
レビュアーが選んだジャンル
落ち着いた雰囲気ながらも親しみやすいエステティシャンさんにマッサージされて催眠風の語りかけされて、これだけで「お、良さそう」って思うのにCV茅野愛衣さんって、この企画考えた人は天才です。おかげで素敵な夢を見られました。本当にありがとうございます。
登場する音がクレイの他にはマッサージと耳かきの音ばかりと、シリーズの中でも特に静かで穏やかな空気が流れており、さらに茅野愛衣さんの優しい声も合わさって寝かしつけ度が非常に高くなっています。有名声優さんを起用しつつも強いASMR要素で殴ってきた本シリーズでは珍しい、声優さんの声のウェイトが高い作品とも言っても良いかもしれません。
前半のマッサージパートでは音が類似作品よりも穏やかなこともあり、実際にマッサージされてる気分になれるかという観点では想像力のはたらかせどころという感じもありますが、代わりに非常にゆったりとした空気を作ることに成功しており茅野愛衣さんの声がめちゃくちゃ沁み入ります。特になんちゃって催眠パートはやばくて、やばいです。声が耳元に近くなったドキドキなんてなんのその、優しい声で語りかけられるとすごい勢いで脱力でき、身体がどんどん沈んでいく心地がします。
後半の耳パートは今さら何を語る必要がありましょうか。kotoneiroクオリティの耳かきと耳マッサージの音、茅野愛衣さんによる息遣いと耳吹き、そうですね、優勝です。最終トラックが寝落ち設計になっているのですが、最終トラックに至る前にすやすや寝られちゃうのが素晴らしい難点ですね。
導入もほとんどなくいきなりお兄ちゃんとその友達に囲まれて触られて挿入されて即オホ声、さくっとオホ声が聞きたいときにちょうどいい作品です。注意点としてはトラック4までかなり嫌がっているのを脅して行為をしており、かわいい妹にあんまりひどいことするのは・・・という人には抵抗があるかもしれません。逆に最後のトラック5の快楽落ちっぷりは凄まじく、むしろ率先してえっちを仕切っていくほどです。
作品紹介で「透き通るようなロリ声と乱れるオホ声の"ギャップ"」がコンセプトの一つとして挙げられていますが、この看板に全く嘘偽りはなく、綺麗な高音ロリボと低めのオホ声の緩急にはりりむさん流石だなと唸らされます。また妹のななちゃんは性に関してまだまだ無知なようで、彼女視点では「何もわからないけど怖いことをされている」という感じになっています。
ななちゃんはお兄ちゃんのことをそれなりに信頼していたようなのに、それを裏切り心も体もぐちゃぐちゃにする。そんな性欲・支配欲だけではない「大切なものを台無しにする」欲望にも応えられる作品と言えるでしょう。
パパ活女子と巨根と聞くと「最初は男の人を馬鹿にしてた女の子が巨根に夢中になっちゃう」みたいな展開とか考えがちですが、本作はもっと優しいアプローチです。美羽ちゃんは少し自己肯定感が低いけどめちゃくちゃいい子、一方で主人公は巨根すぎて女の子に逃げられるから童貞というしょんぼりな設定。最初の出会いであるトラック1,2でも、美羽ちゃんは「さすがにこの大きさは・・・」とセックスは渋る代わりに精一杯お願いを叶えてあげようとがんばってくれ、推しVへの投げ銭したさに結局セックスをしちゃうことになっても主人公が童貞丸出しなのも馬鹿にせずに丁寧にリードしてくれます。そして美羽ちゃんにガチ恋してしまった主人公はせっせとDMやパパ活デートを重ねていくのだが・・・というのが本作のあらましになります。美羽ちゃんの常に囁くような喋り方は遊佐ミコトさんの優しい声とよく合っており、遊佐さんボイスが大好きなら間違いなしです。
しょんぼり主人公に対するそんな優しさの一方で、普段の美羽ちゃんはもっとドライな、相手を見下したりはないけど必要以上にがんばりもしないパパ活をしている様子。そしてお金のために色んな人に体を売る自分自身のことも冷めた目で見ており、私なんてと暗い顔を覗かせたり、トラック4では半ば自棄になったように苦しいけど気持ち良くもある主人公の巨根を求めてきたり、そんなメンヘラ感ある側面も「Vにどハマりしちゃう女子大生」として想像しやすく、また惚れた弱みがある以上この子のことが放っておけないと思わせる造形で良かったです。
ここまでだとお互いのコンプレックスを埋め合う共依存という捉え方もでき、半端な気持ちにとどまる人もいるかもしれません。しかしトラック4の終わりからトラック5にかけての甘さには「ここまでの流れがあったからこそだな」と思わせるものがあり、ちゃんと文句なしの幸せな気分で作品を聞き終えることができます。
逃げられない女の子を陵辱して快楽落ち、アンテロスさんのお得意のやつですね。甘々作品が続いてちょうど不足していたので助かります。
本作は両親が蒸発した姪を引き取って毎晩寝ている間にイタズラしていたら、とうとうイタズラ中に起きてしまったところから始まります。トラック2,3では暴力や脅しも伴う激しい調教が、トラック4,5ではすっかり従順になった姪を侍らせる征服感が味わえ、もちろんアンテロス作品ではお馴染みの女の子「もうイったからやめて!」男「いや俺はイってないけど」な展開が何度もあります。
注意点としては睡眠姦がトラック2では挿入なし、トラック5も挿入はあるが途中で起きて普通のセックスになるという感じなので、睡眠姦目当てだと物足りないかもしれません。また明確な暴力描写や女の子が泣き叫ぶシーンがあるので苦手な人は避けた方がいいでしょう。
まだ誰かに頼らないと生きていけない弱い○供なのに、体はちゃんとえっちに育っている女の子を搾取しまくる作品と聞いてぞくぞくできるひどい人ならきっと楽しめます。
両親がいなくなり親族には疎まれ唯一助けてくれたおじさんにまで裏切られる絶望と、しかし他に帰る場所がないからおじさんの理不尽な調教にも耐えるしかない苦しみ、そして知らない間に何度もイタズラされていたせいで敏感になっている自分の体への戸惑い、しおりちゃんはかわいそうでかわいいですね。
根暗でずっと友達もいなくて、でも実はえっちな体つきで「えっちなことさせてくれませんか?男の子のお友達ができたらしたいと思ってたんです」なんて、こんな距離感も性欲も壊れてる女の子と自分だけがお友達になれちゃったらね、もうずぶずぶの関係しかないんですよ。えっち三昧を通して急速に仲は深まっていき、元からキョドった笑い声がより不審でしかし嬉しそうに変わっていくのが非常に良い。しかも「自分だけが良さをわかっている暗い女の子と深い仲になる」というのはそれだけで優越感の強いシチュですが、そこにさらに「人気のえっちな配信者と自分だけが実際に触れ合える」というシチュを重ね合わせており、クラスメイトたちや画面の向こうの有象無象とは比べ物にならない特別な人間になることができます。
プレイ内容で特筆したいのはトラック5とトラック7の2つのセックスでしょうか。
トラック5ではまずコンドームが素晴らしいです。DLsiteでは中出しタグが人気であり創作ではコンドームなんて邪魔だと思う人もいるかもしれませんが、自分でゴムを準備して期待いっぱいにせっせと着けたり外したりしてくれるヒナちゃんのえっちさを聞けば、もうそんなことは思えなくなるはずです。またキスいっぱいのイチャラブセックスになっており、友達になりたての頃はえっちなことをしてみたいだけだったヒナちゃんをどんどん落としている感じがすごいです。なお以降のトラックは配信のためにマスクをつけているので、キスはここだけになります。
一方でトラック7では生ハメ中出しを配信で見せつけ、しかもクスナちゃんは配信中なのにこちらを優先して尽くしてくれるというひたすら優越感を煽るセックスになっており、普段の配信では上げないようなオホ声混じりの激しい声を出してくれます。もはや配信中のクスナちゃんではなく、素のヒナちゃんが漏れてしまっている感じがとてもえっちです。
高校生だった前作からそこそこ経って、今作は大学3年4年のお話。進学してすぐ同棲を始めたのでしょう、もうすっかり二人での暮らしがいつもの日常になっている様子です。でもあおいちゃんはそんな日常に不満あり。二人の関係は同棲してから全然変わっていない気がする・・・。このまま卒業して社会人になったら二人の関係はどうなるんだろう・・・。主人公はちゃんと私との将来のこと考えてくれてるのかな・・・。初々しい青春の前作からはぐっと成長した悩みでいっぱいの本作、あおいちゃんとの幸せな未来へ向けて、二人の関係が久しぶりに動き出します。
ずっと仲良しでえっち大好きな二人なので最初から最後まで何回もそういうシーンがありますが、同時に不安を独りごちたり想いを吐露したりといったしんみりしたシーンもあちこちに挟まれており、かなり真面目に将来の不安、二人のこれまでとこれからを意識させられます。そしてだからこそ約束されしプロポーズが、幸せラブラブえっちがめちゃくちゃ輝くわけですね。やっぱり縁側さんは嬉しそうな幸せそうな声が一番だなぁ。
あおいちゃんはやはり、もうトラック1の頭からトラック7のお尻までキュンキュンにかわいい乙女です。主人公のことが好きで、主人公のことが大好きで、主人公のことを喜ばせたくて、そして主人公にもっとかっこいいところを見せてほしい、もっと愛情を示してほしい。そんなとびっきりの女の子です。だから主人公はとっても素敵なプロポーズ頼むぞほんと、告白のときみたいにあおいちゃんから迫られてようやくじゃダメなんだぞ、というところで果たしてどうなるのかは聞いてもらって。絶対にあおいちゃんのこと幸せにしてあげるんだぞ。
先輩のことが大好きで何をされても幸せになっちゃうアイちゃんと、イチャラブ幸せえっち三昧の日々を送る作品です。この説明だけだとメンヘラ感が薄いですがそこはシナリオと演技の妙ですよね。特にトラック4、意味もなく沈んでぐったりのアイちゃんが先輩に励まされるにつれてじわじわ幸せに包まれていくのなんて、いつも明るい声のイメージが強い縁側こよりさんがこんなグラデーションの鮮やかな演技もできるんだと感服しました。また個人的に縁側こよりさんはくすぐり作品に代表されるような楽しそうな声が魅力的だと思っているのですが、沈んでるときと幸せなときの落差が大きかったり好きな人との行為中ずっと大袈裟すぎるくらい嬉しそうだったりする、感情のガバガバな女の子の役に本当にぴったりでした。
アイちゃんは被虐願望があるということで首絞め、イラマ、スパンキングなどのハードめなプレイも本作の魅力ですが、加えてトラック6の抱きしめセックスでは息遣いが本当に近く抱きしめあってる感が強かったり、トラック8ではイチャイチャお酒を飲んだり指を舐めたり、そういう甘さいっぱいの面も非常に魅力的でした。ずっとニコニコエヘエヘしてるアイちゃんかわいいね。これが先輩の前じゃなければ逆にずっとヘラってそうなのをトラック5では直接的に、それ以外のトラックでも端々で匂わせてくるのもかわいいよ。