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理想の妹を体現するべく作られただろう本作。
小波すずさんが演じ分けている、生意気・ギャル・オタク系キャラの妹が本当に可愛い。
こんな妹現実にいない? ご都合主義? 妄想乙?
そんな言葉はクソくらえ。
ここには全国の”おにぃ”になれなかった男性諸氏の望む妹のすべてが詰まっている。この作品を聞いたことで私は確信した。妹とは最強のヒロインである、と。
そんなわけで、全国の妹好きは本作、あるいは個別で売られている同シリーズのボイス作品を購入することをお勧めする。
本作のヒロインは主人公を本気で嫌っていて、ツンデレとも違う。
しかし、本気で嫌っているんだろうけれど、こっちが萎えちゃわないくらいの絶妙な嫌がり方なのがいい。嫌がり方もギャルのそれっぽいリアル感があって良いし、なんだかんだ押しに弱くて主人公の言いなりになってくれる辺りに優しさというか、人の良さものが滲んでいて個人的にはかなりツボにくる。
時折、わりと本気の罵倒とか厳しい言葉が飛んでくるのだけれど、それがまさにスパイスになってヒロインの嫌がることをもっとしてやりたい、という嗜虐心を産ませる。これを好む人間はドSでありドMでもあるんだろうなぁ。
中々に業の深い作品だけど、相手の嫌悪感すらオカズに変えられる人は是非買ってみてほしい。
ギャルっていうところもポイントが高い。
サービス終了してしまった某アイドルRPG。そのゲームにはこの音声作品のようなLynnさん演じる優等生タイプの生真面目なヒロインが登場していた。同人の声優さんではなく一般(というべきなのか?)の声優さんが出演しているボイス作品も近年数を増やしているが、とはいえ、やはりアニメやらゲームやら宣伝番組への出演やらで忙しいのもありまだまだ数が少なく思う。
そんな中、お目当ての声優さんが同タイプのキャラクターを演じてくれた音声作品というのは極めてレアで、サービス終了してしまったことにより二度と会えなくなってしまったキャラクターの片鱗を感じさせてくれる。
私にとって、この作品は、心にぽっかりとあいてしまった淋しさをちょっぴり埋めてくれる、素敵な作品だ。
PVでインタビューを受けているキャラクターの受け答えの仕方が刺さって購入。
PVで抱いた印象同様に押しに弱く、無茶な要求をする主人公を窘めながらもなんだかんだ甘やかして優しく要求に答えてくれる。無茶ぶりされてちょっと困った風になったり呆れたりするのが個人的にツボ。押しに弱いキャラが好きな(PVが刺さった)人には、尺も十分長めなので元は十分取れる。
ただ、個人的に惜しい点をあげると押しながらたくさんキスをする、というシチュエーションに欠けていたかなという印象。ないわけではなかったと思うが、もう少し色んな場面でそうして欲しかった。
押しに弱い系のキャラとは強引にキスを迫りながら、プレイを楽しみたい。
マゾ男性救済委員会から派遣されてきた女子高生の六花ちゃん。
彼女の目的は内申点をあげることらしく、マゾ男性のことは基本的に軽蔑・嫌悪の対象として見ている。さっさと仕事を切り上げて苦痛な業務から解放されたい彼女はマゾが喜ぶような甘い責め方をして時短を図ろうとしたり、なかなかイキそうになりマゾ男(リスナー)を事務的で雑に責めはじめたりと、その塩梅が非常に心地よく、時折厳しい罵倒も浴びせてくれる。その罵倒も少女らしい可愛らしさを残しながら確実にマゾに響く痛快さも持ち合わせていて、個人的には大好きな塩梅である。
プレイ内容がもう少し自分好みだったら、本当に最高の作品だったけど、六花ちゃんのキャラクターと声優さんの声質や演技がバッチリなので☆5。
できれば続編が出て欲しい
これは先輩(会長)、同級生(副会長)、後輩(書紀)の女子三人に乳首責め指導されるというタイトルからも非常に分かりやすい内容の作品だ。
私は今まで浅木式さんの演じる作品を聞いてこなかったため、会長や副会長を演じている声優さんを目当てに購入した。残念ながら会長のキャラクターは私の癖に突き刺さるものではなかったが、副会長のキャラクターは声優さんの優しく甘い声が映える意地悪な感じでよく、それだけで十分満足していた。
だが、私は見誤っている事に気がついた。大事なことを見落としていたのだ。
そう、私にとってのラスボスは会長でも副会長でもなく、書紀ちゃんだった。後輩ポジションから主人公を攻め立て、甘え上手な妹のように主人公を独占しようとする小悪魔な書紀ちゃんに私はメロメロになった。もうこのキャラクターに出会えたことと浅木さんの声の魅力に気づけたことでだけで最高だったと言える。
惜しむらくは、後輩ちゃんの登場回数が会長と副会長に比べて一回分少ないことだろうか。私はそれくらいこの後輩ちゃんが大好きになった。ズバッと直球ど真ん中のストライクだった。
この作品の続編も出ているらしいが、何やら新キャラが増えていて(それはそれで悪くないかもしれないけど)、私としては少しがっかりでもある。
サークル様にはできればこの書紀ちゃんをメインにした作品を作ってもらいたいと願っている。
2024年09月20日
ずっと気になっていたものが今回90%オフになっていたので購入してみた。
ツンデレな態度のメイドが派遣されてきて、家の中で色々とエッチなご奉仕までしくれるというもの。
強情な態度を見せるものの、ご主人さまの命令や押しに負けてしまいすぐさま体を許してしまうメイドが可愛い。
声優の方はもしかするとあまり慣れていないのかもしれないなと思わせられるところもあったけれど、声の質は可愛らしく、イラストにマッチした形でキャラの魅力が感じられました。
90%オフならば買いかなと。演技に引っかかりがなければ星5でしたが、ツンデレキャラは演技のさじ加減が難しいですね。
姉と姉の友達(できればギャル系)に襲われて意地悪に搾り取られるようなおねショタ系音声作品がないかなぁ、なんて考えていたら、ピンポイントでそのシナリオを作ってくれていたのがこの作品だ。
姉(恐らくピンク色の髪の方)の意地悪な感じのキャラも好きだけど、姉の友人のギャルが個人的にはより大好き。声優さんの演技も自然なギャル感があり、二人の掛け合いもものすごくナチュラルでバッチリ。特にギャルの喋り方とかは演技っぽくなり過ぎると聞いていて引っかりもできるのだが、この作品の声優さん達は非常にレベルが高く、本当に居ると思えるような自然な会話のテンポと喋り方、声の質をしている。
サムネイラストのような展開を期待しているおねショタ好きは買って間違いない作品。おすすめです。
2024年04月13日
催眠誘導効果?によって深い快楽が得られる作りの変わり種の一作。
注意喚起にもあるように、一人静かな部屋の中でじっくりと楽しまないとやばそうな気がする。自分は途中まで催眠の感覚を味わったのだが、だんだん怖くなって途中でやめてしまった。催眠効果がハマらないひとにとってはうるさい効果音が流れ続けているだけに感じるかもしれないし、ハマる人にとっては唯一無二の音声作品になるのかも。
搾精外科に異動させられることになったナースのモモちゃんの視点から、病院の患者たちの性処理を行うお話。
男性経験が少なく、最初はおっかなびっくりという感じながらも患者のためを思って優しく抜いてくれるモモちゃんがとても愛おしく思えてくる。
ゲーム後半、ラスボスの下りはなかなかに現代的な闇も感じさせられ、この世の大半の問題がモモちゃんのような女神がいたら解決されるのではとまで思わせられた。