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アニメファンなら一見で分かると思いますが本作は「〇殻機動隊」のTVシリーズをヒントに制作された、一種のパロディ作品です。あの作品の隊長さん同様の凄腕エージェント「サツキ」さんがヒロインとして登場し、サイバーテロリストを追い詰めてゆくのです・・・・というか、追い詰めてゆく過程で罠にはまり、逆に好き勝手に凌辱されてしまう作品です(^^;
まあ、正義のヒロインが悪い奴に捕まってエチエチされちゃうのはパロディ作品にはよくあるパターン。でも、この作品はその罠の仕掛けられ方や洗脳のされ方に「電脳ハッキング」が用いられているところがポイント。ハッキングのプロテクトに失敗した女エージェントは、否応なく犯人の言いなりになってしまうわけですね。しかも元ネタとは違い、「サツキ」の体は完全擬態ではなく、かなりの部分が生身なのです。洗脳された彼女はサイバーテロリストに好き勝手に凌辱され、快楽の虜となってしまうのです。
こうした物語の舞台設定だけでなく、エッチシーンの内容も原作のネタをモチーフとした要素が沢山用いられており、なかなか凝った内容になっています。そして、GADENさんが描く美しく豊満な女性が、快感のあまり身をくねらせながら昇りつめてゆく様子をタップリと堪能できるものとなっていました。
いやあGADENさんの描く豊満な熟女は何時見ても素晴らしいですね。品がありながらも艶っぽさを感じさせる美しい顔立ち、たわわに実った豊かな胸、ムッチリとした大きなお尻、年齢と共に少し崩れだしたボディライン・・・。熟した女性の美しさというものを理解し、本当に愛しているからこそ描ける姿だと思います。
本作のヒロイン「紗友里」もその例にもれず、非常に扇情的な体をしています。そりゃ、これだけ魅力的な女性の「味」を知ってしまったら、鬼魔様が夢中になってしまうのは仕方ありません。それどころか、彼女の魅力は実の息子まで虜にしてしまうのですから罪深いのですけど。(まあ、そうなってしまう切っ掛けは鬼魔様の企みが絡んでいるわけですが。)
勿論、彼女も鬼魔や息子からの要求を拒むわけです。しかし、巫女としての力を失った彼女は抵抗しきれず、女としての本能を目覚めさせられ、全てを受け入れて絶頂を迎えてしまうわけですね。感じている時の彼女の表情が艶っぽくて素晴らしかったです。
このように、本作は鬼魔による凌辱モノであるだけでなく近親相姦の要素も多くあり、タブー度が強い作品です。しかし、ファンタジー的要素を用いているためか、ハッピーエンドとは言えない展開になっても読者の心が重くなるような感じにはなりません。また、しっかりと女性が感じている様子が描かれているせいか、背徳感は高いものの、不快感を覚える事はないのではないかと思います。シナリオのテキストもイラストも実にエロくて、実用性もバッチリです。レズ対魔モノ、熟女モノ、ショタ系近親相姦作品モノがお好きな方であれば、十分楽しめる良作だと思います。おススメします。
2023年04月02日
2023年03月26日
これは【体格差おねショタRPG】聖騎士様とサキュバス従者【逆レイプBF】の関連ボイス作品。若い聖騎士に助けられたサキュバスが、彼の従者となって共に旅をしながらエチエチしちゃう作品です。
彼女にとって、彼は見世物小屋から助けてくれた恩人です。そんな彼に恩返しをしたい一心で、彼女は従者としての修行を行い、旅に付き添うようになったのです。しかし彼女はあくまでもサキュバス。若く可愛い彼に対し、性的な興味を抱かずにはいられません。隙あればエッチな奉仕をしたくてたまらないわけです。でも、直接繋がってエッチをすると、彼に対してエナジードレインが発動してしまうのが気がかり。ならば、ドレイン効果で彼が最低レベルまで落ちきってしまえば、それ以上心配する事なくエッチし続けることが出来るかも・・・。と、なかなか面白い内容になっています。
そんなサキュバスを演じたのは「分倍河原シホ」さん。熟した大人のサキュバスでありながら可愛らしい面をもった彼女を見事に演じています。本作はシホさんの演技も相まって、とても雰囲気のよい作品になっていると思いました。
しかし、肝心のエッチシーンの尺が全体的に短かったのが残念でした。緩やかに甘いエッチシーンが始まるのは凄くいいんです。しかし、あっという間に聖騎士君が達してしまうのです。物語の流れとして、若い聖騎士君が妖艶な彼女の魅力に直ぐに負けてしまうのは仕方ありません。しかし、抜くために聴くボイス作品としては、もう少し尺の長さが欲しいかと・・・。
まあ、この作品はRPGの補足作品なので、彼女の魅力をもっと味わいたい方はゲームをプレイしてほしいという事かもしれませんね。ちなみに私は本作をセールで購入出来たので大きな不満はありません。しかし、せっかく雰囲気の良い仕上がりになっていたので、もっとボリュームがあれば、ボイス作品としての評価もさらに上がったのではないかと思いました。
この作品は、彼女のママが甘やかしエッチをしてくれる作品です。作品に流れる雰囲気は非常にマッタリとしていて、ゆるやかなペースで会話が進行します。なんというか、じんわりとシッポリとスローセックスでもしているような雰囲気といった感じでしょうか。
そんな雰囲気を醸し出すのは、声優さんの声によるところが大きいかもしれません。というのも、この方の声は、ちょっと「鼻にかかった感じの声」なんですよね。それゆえ、若い声優さんに多い感じの張りがあるような声ではありません。また、今時の作品に多いような激しめのテンションで高ぶってゆく感じでもありません。(気になる方は、サンプル音声を聞かれた方がいいかもしれません。)でも、それが年の離れた「穏やかな性格の大人の女性」という雰囲気に繋がっているのかもしれません。
また、彼女のママとHするからと言って、背徳感は殆どありません。「やっぱりダメよ、私たちはいけない事をしてるわ・・・」といった感じは全くなく、ママさんの方から「娘とケンカしちゃったの?なら私が貴方を慰めてあげる。私が娘では出来ない事をしてあげるわ・・・」などと言って色々な事をしてくれるのです。(だかといって、彼女のママが欲求不満だったりするわけでもないのですけど。)まあ、こちらとしては有難くそれを受け入れ、その心地よさと気持ちよさにマッタリと浸ればいいわけですけどね。
そうした感じで、背徳感や罪悪感を感じる事なく、マッタリとした雰囲気の中で年上の女性に甘やかしHをしてもらいたい人ならば、十分楽しめる作品だと思いました。
「飯田空」さんといえば、熟女系エロゲーを好んでプレイする人にとっては知らぬ人はいないという程多くの作品で演じていらっしゃるベテラン声優さんですよね。この方の声は大人ならではの落ち着きや優しさがあるだけでなく、しっとりとした艶っぽさや憂いが感じられて大変魅力的なんですよね。私も様々な作品を通じて何度もお世話になってきました。でも、意外な事にボイス作品ではお見かけする機会があまりありません。この方はボイス作品に出ないのだろうか…と思っていたところこの作品と出会ったので購入する事に。
実際に聞いてみると、期待した通り素晴らしい作品でした。この作品は、子育てを終えた未亡人が、ふとした切っ掛けで知り合った若い男に惹かれ、深い関係を結びたいと願うようになってしまう物語です。飯田さんはそのような女性を、何時もと同じく艶めかしい声でネットリと演じてくれていました。今時のボイス作品にありがちな、わざとらしいオホ声などは無く、丁寧な言葉遣いで語りかけてくれたのも良かったです。
また、シナリオも丁寧な作品だと思いました。主人公たる未亡人は、自らを「40歳を過ぎた、大した魅力の無い普通のおばさん」だと自己評価しています。だからこそ、女性として優しく扱ってくれる若い男に魅了され、最後にはすがるように彼の体を求めてくるようになるのです。自らの欲望を抑えきれなくなった彼女が、こちらに迫ってくる姿は非常に淫らで煽情的。否応なく、こちらの体も反応してしまうでしょう。ともすれば、こうした物語の作風は、ひと昔前のものだと思われる方も居るかもしれません。しかし、そうした作風だからこそ表現出来る艶めかしさや背徳感を感じられて、私は満足する事が出来ました。
飯田空さんの女性の声が好きな方、ネットリと艶っぽい声を聞かせてくれる大人の女性の声が好きな方であれば、安心して購入できる良作だと思います。ファンの方は是非どうそ。
この作品は、ここ最近のエロボイス作品では味わえない雰囲気をもった作品でした。なんというか、まるでラジオドラマを聴いているかのような丁寧な作りの官能作品だったのです。
具体的に言うと、まずHシーンが始まるまでのプロローグシーンが3パートもあり、物語の導入が丁寧なのです。また、主人公が偶然訪れる事となる館が常に吹雪の中にある事を知らしめる果音の使い方が印象的で、Hシーンが始まるまでは本当にラジオドラマを聴いているかのような感じでした。
しかし、そのプロローグが終わると、そこからは背徳的で退廃的な世界が始まります。雪に覆われた館に住む女主人・娘・メイドの3人と、夜な夜な体を重ねる事となるのです。しかも全て女性たちの方から誘ってくるわけです。時折、主人公が戸惑いを見せるシーンがないわけではないのですが、彼女たちの魅力に抗う事が出来ず、その場の雰囲気に流されてしまうわけです。
それらのシーンも官能小説的などで用いられるような言葉が多く使われており、登場するキャラクター達が品位を保ちながらも妖艶に快楽を貪る様子が上手に表されていると思いました。また、最後のエピローグでとある秘密が明かされるのですが、その話の内容もまた、ちょっとしたミステリーを感じさせるものになっています。(その謎に突っ込みどころが無いわけではないのですけどね。)
ちなみに私は、初期のエロアニメの名作である「くりいむレモン」の「黒猫館」と類似性が高い作品だと感じました。これはこの作品に対する批判ではなく、あの作品の世界をボイス作品として濃厚かつ上品に再現した、オマージュ作品であるかのような印象をもったという事です。
今時のボイス作品ではなかなか味わえない官能的な雰囲気や、ノスタルジー感がある作品だと思います。また、今時の作品に慣れた人であればかえって新鮮な感覚で聴ける作品ではないかと思いました。
小さな頃から傍にいて、いつも身の回りの世話をしてくれるチャーミングなメイドさん。こちらに辛い事があった時は、立場をわきまえつつ甘く優しく癒してくれる年上の女性。そんな魅力的な人が傍に居てくれるだなんて、主人公の坊ちゃんはなんと羨ましい生活を送っているのでしょうか。
そんな坊ちゃんが、クリスマスの日に女の子に振られたと泣きながら帰ってくるのです。私は「なんでこの坊ちゃんは、こんな素敵なメイドさんが傍にいながら他の女の子に告白するのだろう?」と思いました。後の話を聞けば分かるのですが、坊ちゃんの行為にはとある理由があったのです。そしてその理由が明かされた瞬間、私のみならず作中のメイドさんも「そうだったのか」と納得するわけです。
この作品は、その「真実」を知らされた時のメイドさんのリアクションが実に素晴らしいのです。その時の彼女の声を聞いていると、こちらまで胸がキュンとしてしまったくらいです。そして作品タイトルが示すように「らぶらぶえっち」をしまくる流れになるわけですね。しかもこの作品はエッチした後に訪れる2人の未来も示されているのです。私はその内容を聞いて、すごく嬉しいというか、ほっこりした気持ちになりました。
実のところ、この作品はエッチのバリエーションが多いタイプのものではありません。しかし尺は十分にあります。何より、日常会話はもとよりエッチシーンにおいてもメイドさんの愛をしっかり感じられて、私は大満足でした。作品タイトルが示すように、寂しいクリスマスを過ごしてしまった方も、年上の優しいメイドさんに甘えたい方も、きっと満足していただける良作だと思います。
なんと積極的な女将さんなのでしょうか。「旅館に勤める女性と交わり子作りする」事が対価とはいえ、自ら客間に訪れ体を求めてくるなんて。しかも、単にひと時の快楽を求めてくるわけではありません。確実に妊娠するための「新鮮で良質な精液」を彼女は求めてくるのです。
女将がそれを望む理由は定かではありません。そもそも出会ったばかりの男性の子を孕みたいなど、普通ではあり得ないことです。ひょっとしたら何かの甘い罠なのかもしれません。しかし、これだけ妖艶な女将に扇情的な言葉で誘惑され、巧みなテクニックで積極的に攻めてこられたら、その手中から逃れる事など出来はしません。いくらこの宿のルールを知らずに訪れたとはいえど、そこまで求めてくるのであれば、彼女の期待に応えねば失礼というもの。いや、冷静に状況を考える余裕などないまま、高ぶった体は女将の熟れた体を求めてしまう事でしょう。
勿論、こんな男の欲望が満たされる旅館など現実にはありません。だからこそ、この作品で存分に堪能させていただきました。
いやはや、これはとんもない調教ゲームでした。この作品は、ある老人から美しく清楚な少女の躾を依頼される物語です。実はその躾の内容が尋常ではありません。「少女を大人の女性にするための躾」=「性の調教」なわけですから。
エロゲーですから、そうした物語に疑問を投げかけるのはナンセンスかもしれません。しかし、その躾である「性の調教」の種類が半端なく多いのには驚かされました。躾は、場所・服装・躾の内容・フィニッシュの仕方などを選んで行うのですが、そのHシーンの絵は基本パターンだけで90種以上、それらを組み合わせて見られるセックスシーンは450パターンにも及ぶのです。
それぞれのHシーンは、1シーンだけでも十分な内容のものが用意されており、詰まらないものを数合わせで用意してるわけではありません。しかも少女の声は全てフルボイス。もう圧巻のボリュームです。しかもこのゲームは「たった1人の少女を調教する」のが目的なわけです。さらに調教はSMなどのハードなものも含まれるのだから尋常ではありません。それこそ少女本人も望んでいる事とはいえ、本当にここまでの事をしてもいいのだろうか・・・と此方が思ってしまう程でした。
私はこれだけの種類のHシーンを描いた絵師さん、膨大なテキストを書いたライターさん、大変な役を演じきった声優さんに頭が下がる思いでした。また「たった一人の少女を調教する」ゲームに、これだけの力を注ぎ込めた当時の「Mink」は本当に凄いメーカーだったのだなぁと感じました。
ちなみにエンディングは全クリせずとも見れました。そこで100%を目指して再プレイしたのですが、そこからが大変でした。しかもパターン達成率100%・サド・マゾ・淫乱を含む調教レベルを全て100%以上にしても、パズルの絵が見れただけで特別なエンディングは無いようでした。どうやらエンドレス調教ゲームとして延々と続いてゆくようです。