馬刺し003さんのレビュー一覧

五感をフルに使わせてくれる
フリートークで涼貴涼さんが語っている

バイノーラル収録で、耳元で囁かれると距離感は感じれても密着感はそんなに感じないよなぁっと他音声作品を聞いて思ってたけど、本作品は女子更衣室のロッカーの中、閉鎖空間にいる2人という事で密着感を得られるし、部活活動前、活動後の2つのシチュエーションを用意する事で匂いも感じる、想像する事が出来る。その辺りの情景描写、台詞回しは相変わらずうまい。

須藤先輩は、誰ともヤルという噂だけど、僕にはしてくれない。でも、責められながら射精を我慢したら何と恋人になってくれる、付き合ってくれるというではないか!

主人公は、正直性格に問題あると思うが、好きというストレートな気持ちに応える須藤先輩、私の為に我慢出来るよね、我慢出来ずに射精したら興味がなくなる須藤先輩。

射精をしない関係が恋人なのか、おもちゃとして遊ばれてるだけなのか、判断に迷う所だが、先輩と恋人になれたシアワセ。
今はそれにつつまれていればイイヨ

オレマジイケボ

どれくらいイケボかっていうと、あの同人声優の蜂蜜檸檬さんが、レモンなのにメロメロのメロンメロンになってしまって、思わず自宅に招き入れてくれるくらいマジイケボ

オゥマイマザー。オレをイケボにギビングバースしてくれてありがサンキュー

オレも蜂蜜檸檬さんの事が大好きだけど、ここはグッと我慢
なんせ、彼女の方からグイグイ詰め寄って来てくるんだもん

声が好き、声が好きから、好き、好きへ。ずっと照れ笑いしながらも好きという言葉は欠かさず、彼女がいない事を聞き出すと、同様に好き好き言いながらも、照れ笑いを続けながらも、同じ会話を続けながらも、だが確実にオレとの距離を詰めてくる

いやぁ僕……オレモテモテ気分を味わえてシアワセだなぁ
ここはマイスィートハニーレモンズハッピーハウス

彼女が仕掛けてきたキスしちゃったもう止まらないだってお互い好き同士

ここから先の話は教えない。だってこれはボクと蜂蜜檸檬さんとの二人っきりのプライベートタイムだから



※良かった所

蜂蜜檸檬さんが主人公の声が好きで積極的にアプローチをかけてくれる。主人公の設定がイケボしかないので、自分がイケボであると自己暗示出来れば、主人公=自分に投影し易く、蜂蜜檸檬さんとイチャイチャ甘々体験を堪能出来る


※悪かった所

明記はしてあるが、宅録で環境音を拾ってある所
バイノーラルマイクで小さな音も拾ってしまうと思われる為、仕方ないとは思うが、鳥の声もはいっているので夜中に聞くと没入感が薄れる

シリーズもので実演×通話となっているが、本作品は通話じゃなくて会話である

ギリギリを攻めたなぁ

作中に出てくる音声作品はそのままトラック1としてそのまま収録してる。

対比構造とはいえトラック1の内容は、ややもすれば既存のオホ声音声作品を馬鹿にしてるように見える。

実際トラック2で、リアルメイドが架空メイドをこき下ろす為にワザとそういう台本にしてるのは分かる。

分かるけど、メタフィクションはなぁ。ハマるとハマるけど、ハマらないと冷めるんだよなぁと思っていたら最後、片耳に架空メイドを突っ込まれて力技で強引に持っていかれたw

普段から自サークルで配信風な作品を展開している雪見だいふくさんなので、似たような感覚で聴ける。

ただ、リアリティを追求するならタイムラグを意識して欲しかった。質問に対してのコメントはあの速度では表示されない。
質問したあと、コメントを読むまでの時間を意識的に遅らせて欲しかったなぁとは思った。正直台本くささを感じてしまった。

とはいえ、アドリブ配信はフリートークそのもので、実生活に基づいた内容なので雪見だいふくさんを追いかけてる人にはニヤける要素ばかり。パコミンのモノマネは、どっちかって言うとマルオのジャンプ音に近かったw

実演パートが始まってからは、いつもの雪見ノリで、アルミホイルを求めに部屋を移動するくだりとか、
あーこれこれいつものやーつってなってホッコリします。

いつものやーつって事はえっちぃって事でもあります
我慢する(できてない)はテンプレートであります

ありがた屋のデビュー作で、まるでクジラとタイトルにされた雪見だいふくさんですが、今作も吹きまくっていて、今回は吹いた後にオシッコ音を聞かせたりと変態に磨きがかかってます。

まさか前作のサムネイラストにあった、クマのぬいぐるみが本作の伏線だったとは!

届け!ワタシの想い(汁)クジラの潮は弧を描き、クッションを越えてクマちゃんへ!

露出狂のオナニー配信者が、だんだん過激な配信をしていく。
3回ある配信で、3回目の配信は配信切り忘れ?って含みを持たせている話。ストーリーの導入はそこそこに、配信のシーンから始まるので、すぐにオナニーシーンを楽しめる。主人公像はないので、自分=リスナーとしてまゆちゃんのオナニーを聞ける。露出狂のレベルを超えた変態JKですw

相手の心を読む話は数あれど、心を読むだけじゃなく口から出てしまう作品は初めて、或いは少ないのではないだろうか。

先輩の心の声をただ口に出すだけじゃなく、抑揚まで小見さん演じる海音ミヅチさんが再現していて、コメディタッチ寄りな内容になっている。

尊敬してしている先輩が、私の事が好きでドM、匂いフェチの童貞、語彙力低めw

キンタマが精子作りはじめるゥとかギャグでしかないだろと思う。思っていた。

読まれた心を小見さんの口から出るだけじゃなくて、心を読める発動条件が相手の目を見る(目を合わせる)事にする事で、目を合わせないよう必死に努力する先輩と、目を合わせようとチョッカイを出し続ける小見さんとの関係が生まれた。

ただ心を読まれて責められる話だけじゃなくて、

心読まなくてもその表情だけで分かりますよ

っていうカワイイ台詞が出てくる。
何気に自分の足の匂いを気にしてたのもカワイかった。

トラックリストが、目を見ない、声を聴かない、イかされないとなっているのが趣深い。無駄な抵抗w

最後の小見さんの行動と台詞は、ずっとギャグものだと思ってたけど気が利いてて良かった。お幸せに。

彼女と年越しそばを食べ、こうはくを見ながらの年越しエッチ。

会話の内容に中身がない。どうでもいい話題ばかり。年越しそばの、「来年はざるも検討します」も1年後には忘れているだろう。こうはくも真剣に見てない流し見で他愛のない会話が延々と続く。それがいい。

彼女には設定がない。名前もない。趣味嗜好的な性格付けもない。強いて言うなら食べる事が好きくらいか。それ故に自分の理想の彼女に近付ける事が出来る。中身がない会話も、誰もが経験してる、年越しそば、こうはくをテーマをする事によって年末、彼女とテレビを見ながらだらだら年明けを過ごす疑似体験が出来る。主人公=自分に投影しやすい。だらだらしながらえっちに移行する流れが秀逸で、しよう?とか、してぇ?等の台詞無しに、えっちなアプローチから自然な流れで始まるのがリアルっぽい。
作品を聞く時、あお向けに寝ながらイヤホンで聞くパターンが多いと思うが、音声だけでは体感しにくい対面座位も会話にテレビの位置関係を織り交ぜながらしてるので体感しやすい。

年越しのカウントダウンを、射精のカウントダウンとして、23時20分から聞き始めるとカウントゼロが24時というのが面白い。正月は過ぎてしまったが同時間に聞き始める事によって日跨ぎ射精は体感出来る。

彼女に個性がない的な事を書いたが、ちょこちょこ煩悩いぢりをしていて、会話に煩悩ネタを投入しながら最後の「ぼんのー」はちょっぴり、「どんだけー」チックでカワイかったw

細かい所では年越しそばのえび天を、プリップリと言った所。最初さっくさくと言ったのに、いくら大えびでもえび天を食べてる最中にプリップリとは言わんやろとは思った。

とは言え、導入部分の些細な事で、えっちが始まってからの2人の距離感がとても良く、気兼ねしない、気取らない、自然体の彼女と互いに愛しあう関係。こんな彼女と一緒に過ごせたら、こんな関係になれたらと思える作品。

初体験にこだわった実演作品シリーズ。今回のテーマは日本製バイブ。
THE FIRST VOICE DOにフィンランド人の肉食女子リーナさんが参戦です。

外国人だしオゥイェスとか言うのかなと思ってたら本当に言うしw
基本カタコトの日本語で実況してるのだが、時々出る、オゥイェス、マイゴット、ベリーグッのワードやキリトリスという発音は聴いてて楽しいw

喘ぎ声はしっかりエロいんだが、何せ情報過多で整理が追いつかないw冒頭のトークも日本との性文化の違いを感じる事が出来て楽しかった。

今まで実演作品を聴いてきたけど楽しいと感じたのは初めてw

素人のバイノーラルマイク初収録で、マイクに玩具を近付け過ぎて、振動音がデカ過ぎてウルセーってなったw
そこを含めて荒削りな感じがしていい。

リーナさん、母国ではお持ち帰りをしてたそうなので、シリーズを続けて行くなら、初めて日本人童貞を食べてみたとか出して欲しいw

オナニーという言葉も知らないオナニーを覚えたの純真無垢な弟にメスガキお姉ちゃんが容赦なく責めたおす。
いやぁ、自分の性癖を弟にぶつけるなんて可愛そう(笑)
弟くんいい玩具にされちゃったね。
オナニーという言葉も知らない覚えたての頃のピュアな自分なんて忘れてしまったので感情移入出来なかった。メスガキがMを調教するんじゃなくて姉が弟をいじめてる感を受けたので話的には性癖に刺さらなかった。これは趣味嗜好があるので刺さる人は刺さるんだろう。

御伽いのりさんのメスガキボイスは堪能出来る。声優をされているだけあって安定して聴ける。ザ・メスガキ

弟に自分を投影させなくても、いのりさんがしっかりとメスガキしていて罵倒してくれるので深く考えずに、いのりさんの玩具と化すのがいいのかも知れない。

リアルオナサポとは?
指とかではなくてディルドをおてぃんてぃんに見立ててフェラや手コキ、パイズリをしてるそうだ。それはいいんだが、モノラル収録なので、耳に息を吹きかけるのが両方から聞こえたり、キスされながらの手コキも実感がなかったり、パイズリも音が聞こえないのでされてる感がしない。

それでも、普段は実演オナニーを披露している雪見だいふくさんのキスやフェラは新鮮で、好き好き言いながら優しく責められるのはたまらない。可愛い声で終始語りかけられながら30分ほどご奉仕される至福の時間を過ごせます。

イクまでの時間が雪見だいふく基準なのでフィニッシュを合わせようとすると前準備が必要です(笑)

テーマがディルドを使用してのオナサポなんだろうけど、リアルオナサポじゃなくて最後はディルドを使わなくていいから挿入エッチ有の先輩、後輩のイチャラブシチュエーションものに仕上げて欲しかった。

台詞は本人演出で、気持ち良くなって欲しいという雪見だいふくさんの健気さが伝わってくる作品。