迷走さんのレビュー一覧

ノベライズ版(こちらはR18)既読勢です。

小説版ではいろいろと細かな設定付けがされていて、こちらではあまり描かれて無かったのですが、全く違和感がなく(そりゃこっちが原作だし)、なんならサクッと読みやすかったです。
小説版とは違い、とにかく甘々なのを求めて作られているので、安心して(?)読み進められます。あと、小説版では妹の姿が読んでいて霞みやすかったのですが、こちらでは余すことなく妹ちゃんの姿を拝めました。ありがたや。

欲張るのであれば、あとがきにちらっと言及されていた「一線を越えた」やつを読みたいです。

hshs大井さん、かわいいです。
あの偏愛ぶりが、もうなんというか……とにかくいいんです!
守備範囲が提督に広がった大井さん、その狂気っぷりは健在で、でもそれがいい。
hshsしたい、という願望は多くの人にあると思いますが、hshsされるというのも悪くないなと、いやかなりいいなと思える、そんな作品です。
それはそうと、表紙の大井さんの顔が暴力的すぎてお手上げです。

ウザ可愛い。後輩はウザ可愛くあるべき。ウザいからこそ可愛がりたくなる。

と、過激派っぽいことを書き残しましたが、そんな真理をこの作品から見出せました。確かに、ウザさは毒です。しかし、その毒も悪意があっての、相手を殺すための毒じゃない。気づいて欲しいがための、犠牲となる毒なのです。

まあ、つまるところ、後輩のたまきちゃんウザ可愛くて最高です。

あいなちゃんはメスガキはメスガキでも素直になれなくて顕出したタイプのメスガキです。そしてこれは、そのメスガキの殻をこじ開けようとする作品です。最高です。
そして、そのこじ開け方も無理矢理ではないけど、かなーりおもい一発です。最高です。えげつなくハッピーエンドです。最高です。
理解の上でのメスガキプレイはもう可愛くて愛おしくて。最高です。

とにかく、幸せがいっぱいな作品です。もうやばいです。最高です。

なんか、もう、幸せになれるというか、美由紀(後輩)ちゃんの幸せに溺れそうになる作品です。

サムネイルになっている浴衣姿の美由紀ちゃんといちゃいちゃ......これでも付き合ってないみたいです、えっ?
あの、付き合う前の「なんか微妙だけど心地良い」みたいな関係をしっかり味わうことができる、なんともおいしいボイスです。もどかしいと思う方をいらっしゃるかと思いますが、ご安心ください。最後には、まあ、ええ、はい、気持ちよくなれますから。

雨を背景にゆったりと流れていく甘いひと時、どうぞ召し上がれ。

この作品は、「ギャップ」という言葉を体現するような作品です。

始めは使用人も同室にいて、しっかりとその威厳を保とうと王女ちゃんは取り繕うとするのですが、勇者氏(俺ら)と二人きりになった途端、砂糖を吐くほどあまあまになってきます。
その糖度は、行為が進めば進むほど高まって……最後には脳がとろけるほどに。もう最高ですね。
王女ちゃんが我慢できずに昂っちゃうのも好ポイントです。

とにかく、いろんな道具を使って耳をさわさわ(?)されるASMRです。

声優さんのセリフは「ぞくぞく」と「ぞわぞわ」だけなので、情報量が少なく、確かに睡眠導入には丁度いいかと思います。
また、ストーリー仕立てではないので、何度ループしていてもあまり気にならなく、眠くなるまで聞くことができ、この部分でも睡眠導入にはもってこいかもしれないです。

一つ惜しい点を挙げるならば、声優さんのオノマトペのレパートリーがもうちょっと欲しい気がします。(例えば、耳に当てられている道具に合わせたオノマトペだったり。)

お手軽に手を出せて、まあまあ中身も充実しているので、かなりいいんじゃないかなと思います。

はっきり言うとバグっているかと。もちろんいい意味で、です。
このセットに入っている作品をそれぞれバラ売りで買うと、このセットの値段を優に超えるので、買いたいのならば狙い目かと思います。

一応、バラ売りとの差異として、おもにASMRに関してですが
・WAV版が封入されていない
・DLSitePlayで再生できない
という所がありますが、まあこの安さなら十二分に満足できるかなと。

作品の中身としては、題名とタグにある通りツンデレ近親妹もので、ルート分岐は(冒頭以外)そこまで複雑じゃない(というかほぼ無いかな)と思います。2周目からは冒頭の分岐も自分で制御できるので、かなり優しい仕様になっています。
RPGと表記されていますが、ほぼADVでしたね。まあ、それが気にならないぐらい満たされたのでヨシとしています。

ここからは技術的な話。
Wine(Ubuntu)でプレイしたのですが、ぽつぽつ落ちました。でも遊べないことは無いかなと思います。どういう条件で落ちるかどうかははっきり判らないですが、ちょくちょくセーブ推奨です(当たり前ですが)。

値段に対しての中身の量が(いい意味で)見合ってないです。

ダウナー系一途サキュバスと時折、過去の思い出を挟みながらいちゃラブするという作品になっています。あまり長くないASMRですが、意外と厚みのあるストーリー(?)でした。これは予想してなかったので私は涙腺に奇襲攻撃を受けました。
で、抜きどころも結構多く、なかなかに濃いものとなっています。取り扱っているプレイの幅が広いので全部が全部、好みと合致するとは限らないですが、まあでもいいですね(ごり押し)。

そんな中身が多く濃いこの作品ですが、チ〇リオと同じぐらい手が届きやすくなっているので、もうっこれは買うっきゃねぇですね。ダウナーがストライクゾーンならば、ホームランですね。(は?)

はじめは聞いていて少し違和感を感じました。が、段々と進んで行くうちにしっかりと馴染んでくるというよりも、それを超えてリアルなものを感じました。
作品としては生徒が先生を誘惑した後、襲っちゃうというものです。その生徒の役をされている方の声が、理想のJKというよりは現実に居そうな雰囲気を孕んでいる気がしました。
これは人によって好き嫌いが分かれそうな気がしますが、作品のクオリティーとしては良いものだと思いますが。