NTRは大の苦手なはずなのに、こちらのレビューを拝見し、何を血迷ったのか購入し、さっそくNTRルートへ。
いやー、脳が破壊されます。表現のまた生々しいこと。そして濃厚。しつこいくらいネチネチと描写してきます。NTRの傾向としては、ここは受取り方かもしれませんが、間男との和姦が多いというより、当初はエロを強要された(「レ〇プ」という文章表現あり)ヒロインがルート終盤で堕ちるという印象が強かったです。
絵などなくとも十分エロゲ足りうる本作ですが、文章以上に追い詰めてきたのは、ルートに入った後はNTRカップルが町のあちこちで「サカり」、MAP随所にそれらを細かく描写してくるところ。設定次第ですが、ドット描写もあり、これも最終的には見せつけに近いところまでやってくる容赦のなさ。最終的にはNTRカップルのサルぶりに正直少しイラッとします。エドワードがかわいそう…。
気になる点としては、これは作風を考えると仕方がないのですが、NTRメインでイチャラブは少ないです。すべて解放してませんが、おそらくイチャラブは52+αシーンのうち、10シーン程度しかないのでは。それ以外はNTRと凌辱シーンと思われます。ですので、そちらがお好きな方にはお勧めできますが、ヒロイックな主人公がヒロインとのエロも楽しむ冒険譚を望む方にはおそらく向かないかと。
RPG部分も大ボリュームを謳っていますが、大半は戦闘シーンやMAPの往復です。戦闘も雑魚敵が微妙に硬く爽快感はそれほでではありません。
しっかり腰を据えて長編RPGを楽しむというよりは、NTRシーンコンプを目指して周回を繰り返す作業ゲーとしての性質が強いかもしれません。
気になる点もありますが、エロ部分はしっかりと作りこまれていますので、気になる方は手に取ってみてもいいかもしれません。
最後に…エドワード、めげるな。幸せになれよ…。