この作品は神だ。
論より証拠。この駄ビューを見るより先に聴いてみて欲しい。
ただ私の"価値観"としては、この作品の主人公は半端者で、好きだけど嫌いで、許せなかった。
迫られて選択してしまった斬首という道ではなく、他の選択肢も探すような強さを持って欲しかった。
目の前の理不尽に抗う気概と葛藤を感じたかった。
歴代最悪の団長と罵られようと、エルフに洗脳されてしまったと噂されようと和解の道を選ぶ彼が見たかった。
しかしそうはならなかった。
そこが彼の人間臭さであり、魅力なのだろうと、私はそれが嫌いだった。
極度のハッピーエンド厨にとっては歯を噛む様な作品になることだろう。
存分に噛み締めよ。
共にこの作品を楽しもう。