【シリコン耳かき・タイタンパー】ASMR of Rail Works ノワール【CV.山根綺】

雨の中での水の事故によりぐちゃぐちゃになってしまった路盤を点検にいったあなたと、あなたのレイルロオド『ノワール』。

明日の始発に運転再開を間に合わせるための総動員体勢の中、ひとまず排水は保線の専門家に任せ、冷え切った身体をあたためなおします。

そして迎えた出番には、ハンドタイタンパーという専門の機械を駆使して、道床をしっかり搗き固め直し。

その高速振動と騒音でガタガタに疲れたお耳と身体とを、2種のソフトシリコン耳かきをつかったお耳掃除と、優しい真空マッサージとで、のんびりゆったり癒やしていきます。

「ノワは、人間のお料理を食べれんし、味もわからんでしょお。
やけん、最初から全部あきらめっちょったんやけど……」

「ほいでも、ね?　レシピブックみてレシピ通りにお料理つくることなら多分、できると思うし。
それであーんってして味見してもろーて、で、マスター好みの味になるよう調節したりして。
ほんならノワ、マスターに手料理食べてもらえて、きっとしんけん幸せで……」

水の事故でぐちょぐちょに緩んでしまった路盤。

全面運休状態を、明日の始発までに解消するため、機関士であるあなたと、あなたのレイルロオド、『ノワール』も保線作業のサポートに駆り出されます。

ハンドタイタンパー――高速振動する専門機械を駆使してなんとか復旧をとげた代償は、その高速振動でガタガタになった関節各部と、騒音での耳の違和感とでした。

ふたり寄り添いあいながら、耳かきをして、マッサージをして……
身体をゆっくり癒やす時間は、普段はなかなか言葉にならない、ノワールの望みも浮き上がらせていきます。

あなたと一緒に、おんなじものを食べてみたい。
そうすることがかなわないなら、せめてあなたに、お料理を作ってあげてみたい。

食いしん坊なノワールの、素朴なだけに切実な願いをどうぞ、一緒に叶えてあげてください。
あたたかにこころを満たす時間はきっと――いつか、しあわせな満腹へも繋がっていくことでしょう。