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高品質マイク「NEUMANN KU100」の導入により、さらに音質が向上致しました!
各種効果音も新規収録し、よりASMR感が高まりました!
要望にお応えしまして、ボリュームも2:40にアップ!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ひととあやかしが共に暮らすことができる、最後の聖域。
四国、高知の山奥にある隠れ里。茂伸(ものべの)――
かつて秋田で神と祀られ、けれど信仰対象の入れ換わりにより語られることとてなくなってしまった山鬼――三吉鬼のサキも、愛用の火縄銃だけを引っさげて、茂伸の山へと落ちてきました。
人に愛され、人を愛し、けれども人に忘れ去られてしまった、神格たる強大な力を有する、山の、鬼。
ひょんなことからその懐に潜り込む形となってしまったあなたは、体力のなさをサキに心配されてしまいます。
鬼特有の朴訥な語り口の深くに覗く、サキの優しさ、あたたかさ。
それを見出したあなたは、サキとのこころの交流を、ゆるやかに進めていくこととなります。
疲れた体を、ほぐして、伸ばして。
鹿肉入りのだまこ鍋で、ほっこりとお腹を満たして。
少し不器用な耳かきのあとは、
一緒にもぐるお布団の中で――
サキはあなたを、ほんの少しだけ鍛えてくれます。
山そのものを思わせるサキの大きな包容力に体もこころもまるごと委ねて――全てを任せる安心感で、どうぞ、ごゆるりと日常の疲れをお癒やしください。
人を殺めず、人を喰らわず、人助けをして、その代償に酒を求めて――酒造りの手が減ることを嫌い、人間同士の戦争にまで鉄砲引っさげ介入したことさえもある、変わり種の鬼、サキは、もともとはただの山鬼――山の鬼でした。
けれども人を助けるうちに、サキは人から『三吉様――サンキチさま』といつか呼ばれるようになり、やがて神社に祀られる神格とまでなりました。
けれども長い時間がすぎて。
どこかで誰かが、「鬼が祀られているのはおかしかろう」
「本当は、人間の豪族の『三吉氏(ミヨシし)』が、この神社には祀られていたのだ」――と言い出したことから、サキの運命は一変します。
都市化が進み、なかなか山をおりられなくなり――つまりは人との直接交流が途絶えた中では、信仰対象の入れ換わりは、じわじわ浸透してしまいます。
やがて、自分を信じるものがいなくなった――つまりは助けを求めらる存在ではなくなったことを理解したサキは、潔く生まれ育った山を出て、旅の果、茂伸に安住の地を構えます。
人波に揉まれ、ふらりと山へ迷い込んでしまったあなたと、
人を助けたいと願うかつての、山の神。
ふたりが出会ってしまうのならば、求めあい、支え合うのは、ごくごく自然なことでしょう。
サキの豊かな包容力に包まれながら――
どうぞ、たっぷりほぐされ、いやされ。
サキの鍛えに、お気がむいたら、応えてあげていただけますと幸いです。
「あ――んふふっ。
あんちゃは素直なええこだな。
『ごめんなさい』
に、
『ありがとう』。
ええ響きだなぁ。
サキ、何十年ぶりに聞いだかなぁ――ふふっ。
素直なあんちゃには、もっと良ぐしてやりたくなんな。
ん――鍋こさ煮えるまで、もーだっとかがるし――
あんちゃの体、
サキ、もーちょっと見でもええだか?」
なお、サキについて、山鬼・三吉鬼についての詳細は、
「あやかしマニアックス・サキ」
https://ci-en.jp/creator/922/article/60420
でもご紹介させていただいております。
1. Track1 サキの自己紹介 10:09
「もっともよ。オラァ人間食べねぇし、むしろ人間たすけることも多かっただで。
サンキチ鬼とか、サンキチ様とかいわれて――へへっ、神様にも祀られだことあったけど――」
「ん、んだな。お供えもんとかするあの神様だ。
秋田の名産のお菓子がたーんと備えられてよ、
へへへっ、調子にのって、28個食べたこどもあっだなぁ」
2. タイトルコールとこの音源の楽しみ方 7:28
「んっ。こっただとこか――
んぁ? あんちゃ、そっただポカンとして……
サキがタイトルコオルさしてる間に、
なんかいぐねーもんでも食ったべか?」
「んん?
『あんまり綺麗に、見事な標準語で読むもんだからびっくりした』――って。
あははっ、サキ、標準語もつがえねよーに見えただな」
3. サキのアイスマッサージ 31:19
「冬の山道、備えもなしに迷い込んできちまっだから。
足この肉がこわばってこわばって――
そんで、動かすと痛でくなっちまってるみでだな」
「んだでよ、しゃっこくしてほぐしてやれば、
きっと少しは楽になるべな」
4. サキとお鍋とストレッチ 31:17
「体幹も、もーさっとでも鍛えだほうがええかもなぁ。
腰にかかる負担をさっとでも減らせれれば、
あんちゃ、もっと楽になんでもできるようになるだで」
「どっちもさ、えらいごと簡単なエクササイズでできるで。
なんら鍋こが煮えるまで、ここでためしてみてもええけど
――ん。あんちゃがその気なら、教えんな?」
5. サキの耳かき(右耳) 23:37
「……なでなでで、まず形からゆるもうなぁ。
サキのなでなで、人間のこもりしどったときにも――
えへへっ、大評判だったでな」
「んだども……<なでなで>――んふふっ、
こっただおっきなわらしこ撫でんのははじめでだ。
ちっさなあかんぼのほっぺぷにぷにするのも悪ぐねぇけど……」
6. サキの耳かき(左耳) 29:48
「あー……(呼吸音)――うん。
あんちゃみでな細っこいのを、夜の山ん中追い出すわげにも、いかねぇもんな。へば――」
「な? あんちゃ。今夜はここに泊まってげ、な?
サキは本当は、星の天幕、草の布団が一番だども――
一晩くらいは、綿の布団に――へへっ」
7. 布団の中で体幹を 22:13
「ん……ふっ……ん……
背中と、腰が、沈んでってる感じ、するだか?
なら、な? そのまま――そのままで十、数えるだ」
「ひぃの、ふぅの、みぃの、よぉの、いぃつ、むうぅ、なーな、やぁあ、こぉこ、とお」
8. おまけボイス 7:41
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