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いつものように憲司くんの命令でとあるホテルへ向かった私は、そこでひとりのおじさまと出会います。
このおじさまは、男の人の大切なものがたくさん詰まっているあの袋を、ペロペロされるのが好きらしいのです。これは憲司くんから前もって聞いていた秘密の情報です。
さっそく私はおじさまのお願いを叶えるために、部屋へと向かいます。
二人きりになるなり、おじさまは私の躰にむしゃぶりついてきて、ご奉仕する側だというのに私はとても乱れてしまいます。これはとても恥ずかしいことです。
気を取り直して、今度は私が責める番です。
興奮状態のおじさまの前に跪き、そっとそこを取り出します。ふっくらとしたその袋に、唇を寄せ、そして舌を這わせます。分厚い皮の感触と渋い味に、舐めているだけで私も興奮してきてしまいます。
袋の中身が欲しくなって私は足を広げ、自分から淫らにおじさまを誘ってしまいます。欲張りな私は、前だけでは飽きたらず、後ろにもおじさまを求めてしまいます。
けれどそのとき、扉の向こうに愛しい彼がいることに気づいて――。
本文約2万1000字
A5判(縦長)全63ページ