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【あらすじ】
宇佐美琴音(うさみ・ことね)は上京して間もない18歳の大学1年生。
男と手をつないだこともない処女だが、ひとり暮らしをするようになってからネットでエッチなものを見るようになった。
『緊縛』や『拘束』といったジャンルに興味津々だ。
そんな彼女はある日、新宿区内で行われるSMイベントを観に行き……。
都会慣れしていないシャイな女の子がSMもののアダルトビデオに出演するまでの過程や、撮影で縛られて緊張したり恥じらったり感じたり処女を卒業したりするシチュエーションを描く物語。
(本文約32000字)
【おもな登場人物】
宇佐美琴音(うさみ・ことね):18歳。身長154cm B86(Dカップ) W60 H85。恥ずかしがり屋で泣き虫。
桐山(きりやま):50代半ばのAV監督。
黒田(くろだ):50代前半の緊縛師。
伊藤(いとう):20代半ばの撮影アシスタント。
陽太(ようた):30代前半の細マッチョなAV男優。
【ハイライトシーン1】
アダルト動画販売サイトの画面を前にして、琴音はそこから先に進もうかどうか迷っている。
琴音はアダルトビデオについては『そういうものが世間には存在するらしい』という程度の知識しかなかった。
パソコンの近くを歩き回っていたが、やがて座りマウスに触れた。
SMビデオのパッケージ画像が6タイトル見えていた。
下の方へスクロールすると、さらに次々と刺激的な画像が現れる。
画像やビデオタイトルのひとつひとつが過激で、初心者の琴音は頭が沸騰してクラクラしてしまった。
全裸の女性が縄で縛られていたり、吊るされていたり。
スーツやブレザー、セーラー服、看護師の服を着ているといった、着衣のものもあった。
服を着ていても、その上から縄を掛けられているといやらしく見えた。
また、着衣を乱されて乳房やパンツが露わになっている状況にもなぜだか全裸とは違う刺激を感じた。
縄は複雑に掛けられていて、縛られている女性がどんな身体感覚を味わっていてどんな心理状態なのか想像もつかない。
【ハイライトシーン2】
これか……。
電気マッサージ器が目の前にあった。
左右を見る。
誰もいない。
変に思われないだろうか。
手に取りスイッチを入れた。
しかし振動音に驚きすぐにスイッチを切る。
……別に悪いことをしているわけでは……。
気を取り直して再度スイッチをオンにした。
変な気分になってきた。
とてもではないがレジに持って行く勇気は起きず帰宅した。
【ハイライトシーン3】
琴音はバスルームの脱衣所にいた。
家から着てきた服をまだ脱いでいない。
これから身体を洗い、ヘアメイクをしてもらい衣装を着たら間もなくアダルトビデオの撮影が始まるのだ。
琴音は手が震えていた。
自宅以外の場所で裸になるのが恥ずかしかった。
シャワー終えた琴音はバスローブを着てヘアメイクをしてもらう。
バスローブの下は全裸なので落ち着かない。
ヘアメイクの男は話上手で、琴音は少しリラックスできた。
衣装は白色の長袖のセーラー服だった。
スカーフは紺色。
ソックスは三つ折りの白。
靴は黒のローファー。
【ハイライトシーン4】
黒田はもう1枚手ぬぐいを持ってきた。
そして猿ぐつわを噛まされた口の上にかぶせて琴音の口をさらにふさぐ。
「んんーっ、んっんっ!」
怖がる琴音が声を上げた。しかし手ぬぐいをかぶされてしまうとくぐもった声した出せない様子だ。
黒田はさらに琴音を虐める。もう1枚の手ぬぐいを使って目隠しをしたのだ。
圧倒的な身体感覚が琴音を襲う。
何も見えないようにされ口をふさがれているという状況が恐怖と不安を煽る。
そのまましばらく、何もされず、話しかけもされず放置された。
シャッターの音だけが聞こえ、それもやがて聞こえなくなる。
目隠しと猿ぐつわと、縄たちが与える屈辱的な身体感覚。
言葉ではいい表せない感情。
手首の縄の感覚、椅子にぴったりとくっつくように縛り付けられた胴体の感覚、座面に縛り付けられたお尻や太ももの感覚、閉じた脚と足首の縄の感覚。
何をされるのか。なぜ何もされないのか。
琴音がイヤイヤと首を左右に振る。
誘拐された少女が助けや許しを求めるような声が聞こえ、やがて泣き出しそうな声になる。
ぶるぶるっと琴音の身体が震えた。
ぶるぶるっ、ぶるっ、ぶるぶるっ、ぶるっ、ぶるっ、ぶるぶるぶるぶるっ……。
【ハイライトシーン5】
女性器に当たっている部分の布がゆっくりとそこから離れていくと、愛液が糸を引いた。
「やっ、やめて……」
シャッターの高速連写音が鳴る。
「おま〇こが糸引いて……いやらしい子だね……」
剝ぎ取ったパンツの裏側を見る黒田。
「やだっ……」
「こんなにベットリになって」
「ほんとに恥ずかしいです、見ないでください、お願いします」
「ほら、これ」
黒田がパンツをカメラマンに差し出すようにすると、黒田の手の上のパンツにレンズが迫る。
桐山が「俺も見たい」と身を乗り出す。
「やだっ、やめてください、見ないでください」
琴音が泣きながら本気で懇願する。
「じゃあ、こんなに愛液を吐き出した本体の方をみんなで観賞しようか」
黒田がそういいながら琴音の全身を、下から上へ、上から下へと舐めるように見る。
手足を開かれて、ほぼ全裸の琴音。
セーラー服やソックス、ローファーが残っているせいで、完全な素っ裸とは違ういやらしさがあった。
丸見えにされている全身の素肌は真っ白で血色が良くすべすべしている。
86cm、Dカップの乳房は柔らかそうでありつつロケットのようにとんがっていて重力の影響を感じさせない。
陰毛は薄めだ。
スジの辺りが特に薄く無毛に近い。
スジの上に小さなフワッとした柔らかそうな茂みがある。
少女らしいそれは小柄で童顔な琴音に似合っている。
ウエストのくびれから下方向へ向かう曲線はむっちりと肉付きが良く、太ももも健康的だ。
【ハイライトシーン6】
琴音は内診台のようなSM用の○問椅子に縛り付けられていた。
セーラー服もパンツもブラジャーもソックスもない、丸裸だった。
そろえた手首を縛られ、頭上の位置に固定されている。
背もたれは後ろに倒されて斜めになっている。
下半身はM字開脚のポーズにされていた。
椅子は、脚を乗せるための台が取り付けられている。
ふくらはぎがその台に乗せられていて、縄で縛り付けられていた。
太ももには何重にも縄が巻きつけられていて、股が大きく開くように引っ張られた状態で固定されている。
足首にも縄をつけられていた。少し上方向に引っ張られて天井の鉄パイプにつながれている。
乳房も性器も肛門も丸見えだった。
下腹部にふんわりと生えている陰毛以外の体毛はその近辺にはない。
琴音の女性器はかなり若く、○さすら感じさせる。
何年か前までは筋状の裂け目としか見えない性器だったと思われ、その段階よりは発育しているようだがまだ複雑ではない。
しかし勃起状態のクリトリスが目立っていてアンバランスな印象だった。
肛門はきゅっとすぼまっていて、しわはかなり近づかないと存在が確認できないくらいだ。
性器も肛門も周囲との色の差があまりないが、全身が色白なせいか、性器と肛門が薄桃色なのが目立ってしまう。
未成熟に見える性器でありながら濡れて光っていて、いやらしいギャップもあった。
愛液は肛門にまで垂れている。
琴音は息が荒い。
まだ撮影は始まらない。
拘束されるという準備段階で、もう心や身体に火がついているかのようだ。
【ハイライトシーン7】
「これは気持ち良くなるやつだからな」
黒田は琴音が縛り付けられている○問椅子の右側面に移動する。
そしてノズルを琴音の乳房に向けてポンプを押した。
「あっ……」
乳房がローションで濡れていく。
「ああっ、んっ……」
黒田はローションを乳房全体に広げていく。
ロケット型おっぱいがローションでヌルヌルになる。
「んんっ、んっ……あん……」
乳房を揉まれ、乳首を愛撫される。
黒田はさらにローションを琴音の裸身にかけて塗りのばし、腋の下や腕もヌルヌルにしていく。
腋の下が敏感になっているらしい。
愛撫されると「そこはいやっ……あっ、んっ、ああっだめっ!」と首を左右に振ったり身体を仰け反らせたりと強い反応を見せた。
お腹や太ももも、ヌルヌル、テカテカにされていく。
どこを愛撫されても身体をピクピクさせて感じている。
「あっ!」
黒田はノズルを琴音の陰毛や性器に向けてポンプを押す。
「あああ……」
ローションが性器を伝って肛門の方へと垂れていく。
黒田は琴音の正面に移動し、カメラの邪魔にならないよう配慮しつつ琴音の股間に手を伸ばす。
性器には触れず、性器の周辺を愛撫しながらローションを塗りひろげていく。
「……んっ……んっ……んんっ、あっ……んん-っ」
琴音はお尻を上下や左右に振っている。
「あそこの周りばっかりいじられてもどかしい? じれったい?」
琴音は顔を覗きこまれて、答えにくそうな困り顔できょろきょろと目を泳がせる。
「よし、じゃあ気持ち良くしてやろうか」
黒田は自分の右手の指にローションをつけると琴音の勃起クリトリスに塗りつけていく。