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あらすじ
柔術教室に入部してきた小さなヒロインが、成長期に入って身長も体格も急成長して、柔術教室の男たちを圧倒し、さらには師匠と慕っていた主人公のことをチビ煽りして、体格差を見せつけ、チビマゾ調教していきます。
イラストは、てつのひじ先生に描いていただきました。
内容物
1 本編 合計 約11万1000文字
無料公開している部分:約9万6900文字
有料公開のみの部分:「エピローグ1 約7600文字」「エピローグ2 約5500文字」
2 明日香一人称(前日談)
こちらは有料公開のみとなります。文字数は約2万5000文字です。
3 イラスト
カラーイラスト1枚 挿絵6枚
【チビ煽り抜粋1】
最後には吊るされる。
それは毎日の恒例行事だった。
今日も英雄はぼろ雑巾になるまで締め落とされた後、明日香によって吊るされていた。
「今日もありがとうございました、師匠」
「あ、ああ、ぎっぎいい」
「最後、とどめ刺しますね?」
片手。
それで首をわしづかみにされて、英雄は持ち上げられている。
身長差から、足は地面についていない。
はるか高くに持ち上げられた英雄の視界からは、道場中で意識を奪われ横たわっている男たちの屍が一望できた。
「師匠の足、地面から離れちゃってますよ?」
明日香の言葉どおり、英雄の足はぶらぶらと宙で揺れていた。
そんなふうに暴れているのに、明日香は微動だにせず、じっくりと英雄の首を絞め、吊るしあげていく。
「前にも言いましたが、師匠が明日香に勝てない理由がこれですよ」
ニンマリ笑って、
「師匠がチビだからです」
ねっとりとした声色で、分からせるように、
「師匠の身長が低すぎてチビだから、身長の高い明日香には手も足も出ずに勝てない。今も首を絞められて吊るしあげられて、足ブラブラさせてお魚さんになっちゃった。それもこれも、師匠がチビだからです。ほんっと、チビって惨めですね」
「カヒュウウ―――かひゅううう―――」
「あはっ、こんなにバカにされてるのに逃げられないんですね。そりゃあそうですよね。チビすぎて足が地面についてないんですもん。ふふっ、高身長の女の子に宙づりにされたチビはそのまま殺されるしかないんですよ。見動き一つとれないチビザコ。本当にチビって悲しいですよね。つくづく思うんですが、明日香、チビに生まれなくてよかったです」
ニヤニヤと勝ち誇った明日香。
かつて慕ってくれた妹弟子が、身長の低い師匠のことをバカにしてくる。
「チ~ビ、チ~ビ、チ~ビ」
ねっとりとした視線を向けられながら、愛情たっぷりの声色でバカにされる。
そんな屈辱的なことのはずなのに、英雄はなぜか、自分の下半身が反応してしまうのを感じた。
(なんで……どうして……)
自分で自分のことが分からなくなる。
はるか年下の明日香に「チビ」とバカにされればされるほどに興奮した。体が震え彼女に服従したくてたまらなくなっているのが分かる。長身で肉厚な肉体。そんな彼女の体を前にすると自分の体なんか同じ人間とは思えなくなるほどチビだった。それをまざまざと見せつけられる。
(吊るされているんだ……ちっちゃいから、俺……デカい明日香に吊るされちゃってる……)
吊るされて、足が地面につかない。
反対に明日香はどっしりと足裏を地面につけたまま余裕そうに自分のことを吊るしている。
明らかな体格差。
吊るされることによって肉体の格差を教え込まれ、「チビ」とバカにされて、分からされる。体がピクピクと震え始め、気絶にむかって意識が落ちていく。
【チビ煽り抜粋2】
「いただきま~す」
「んふうううううッ!」
喰らった。
明日香の口が大きく開き、獲物を丸飲みする蛇のように、英雄の矮小な唇を貪り喰らう。
「んん……うううう……」
英雄はなすすべもない。
明日香に持ち上げられていて、足が地面についていなかった。宙づりにされて、逃げようとしても逃げられない。さらに英雄の小さな体がぎゅううっと抱きしめられ、爆乳によって潰される。英雄の体は明日香の大きな体に吸収されて、食べられてしまっていた。
「師匠」
ひとしきり堪能した後、唇を放した明日香が至近距離から英雄を見つめた。
キョトンとした表情を浮かべながら、信じられないという声色で、
「ひょっとして、初めてですか?」
「ふはあッ?」
「キスするの初めてなんですか?」
図星をつかれて英雄は顔を赤くするしかない。
ブラジリアン柔術と柔道に青春を捧げたせいで女の子と付き合ったこともないのだ。キスをしたことなんてあるわけがなかった。
「ふふっ、体だけじゃなくて、エッチの経験でもおチビちゃんなんですね」
ねっとりと。
妖艶な瞳で一人の女性が男を追いつめる。
「明日香に任せてください」
「ひいいい」
「おチビちゃんのこと、明日香がしっかりリードしてあげます」
じゅぱああ……じゅるじゅるッ!
ディープキスが始まる。
彼女の肉厚な舌が英雄の口内で暴れ回る。
縦横無尽。暴力的な、快楽をむさぼるためのキス。明日香の力の前に、英雄は処女のように目を閉じ、ただただ彼女の暴力的な舌使いに悶えていく。
「あひん……ひい…ああんん……」
あえぎ声。
それを漏らしているのは年上の男だ。
そんなマグロになった男をさらに追いつめ、快楽と窒息の二重苦によって悶えさせているのは、彼よりもはるかに年下の少女だった。
「ふふっ」
余裕たっぷりに笑う明日香。
彼女は目を開き、ジト目で英雄を観察しながらディープキスを続けていた。情けなく悶える男の顔をスパイスにして、ますます興奮した女豹が、さらに男の痴態を引き出すために舌を蠢かせる。英雄がそんな舌使いに耐えられるはずがなかった。
(ぎ、ぎもじいいいい)
目を白黒させて、トロンとした顔を浮かべる男。
明日香の舌使いによって身も心もとろかされてしまって、今では半開きの瞳をトロンとさせて昇天している。瞳は若干白目をむいていて、少しだけ残った黒目がどこまでも情けなかった。
(ぐるじいいい……ぎもじい……)
明日香にベアハッグのように抱き潰され、呼吸ができない。自分の胴体を潰している彼女の逞しい腕と、大きなおっぱい。その苦しさに悶えさせられながら、彼女の舌使いで昇天していく。
だらんと脱力した体。
明日香に抱きしめられ宙づりにされたまま、いっさいの反抗をやめて、されるがままになってしまった男。英雄はビクンビクンと痙攣し、目をトロンとさせながら、限界を迎えた。
「むううううううッ!」
どっびゅううううううッ!
びゅっびゅううううう!
びゅうううう!
射精。
それが終わることもなく続いていく。
英雄は完全に白目をむき、快感で頭をバカにして、ますます体を明日香に預けていった。
(むり……もうむり……)
ますます勢いづく射精。
英雄のすべてが明日香によって奪われていく。
(あしゅかしゃま……あしゅかしゃま……)
ビュッビュウウウウッ!
どっびゅうううううッ!
びゅうううううううッ!
射精が終わらない。
英雄は明日香に与えられる苦痛と快感で殺されていく。びくんびくんとした痙攣。強○的に奪われていく精液。英雄はそのまま意識を手放した。