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「御伽噺食堂」 へのレビュー
2010年06月16日 熊くじら さん
このレビューは参考になった x 1人
レビュアーが選んだジャンル :
ジャンルの通りの伝奇『コメディ』、間違いなく正しいジャンル表記でありました。 大筋のストーリーは正しく伝奇、戦いのときの演出なども良く、綺麗な絵柄と合わさってかなりの臨場感。 設定も良く作られていて好印象。端々から細かい事へ想像を働かせられるのも、私のような人種にはポイント高し。 これなら、『熱さ』とか『クールさ』とかを前面に押し出した作りでも良かったように思うのですが… とことん『コメディ』な要素で攻めてくるんですよね、この作品。個人的にはそこが良いのですが。 日常のみならず、戦闘中や決着の瞬間、その後始末、緊迫しているはずの状況で平気で出現するギャグ選択肢。 私は、ギャグそのものが面白いかどうかの前に、その空気破壊っぷりに大爆笑。どうしてみんなそこでネタに走るんだ。 また、ほとんどのシーンを主役三人それぞれの視点から見ることのできる背後霊システムはとても良かったです。 視点ごとにキャラの印象が微妙に変わって、それがなんだか人間的で非常に好ましく思えました。 惜しむらくは、視点を変えながらの周回プレイが前提の為かシナリオが少々短いところと、物語が終わり切っていないところ。 これは、かの大江山の鬼がメインの次回作への布石だったりするのでしょうか。 しかし、それを含めても全体的に高水準の作品、伝奇好きなら文句なくおすすめ。 …ごくごく個人的には、里子がかっこ良くて可愛かったのでそれだけでほぼ満足であります。
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