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勇者として旅立つ主人公を見送ってくれた防具屋のヒロインが、主人公が魔王を倒してしまった事で防具が売れなくなり、借金から間男のメイドになることになってしまう物語。

今作の特徴として間男に雑に扱われるヒロインというところがある。
ヒロインの防具屋は元々間男の経営する店の商売敵だったというような設定であり間男はヒロインに対してある種の恨みのような感情を抱いているらしい。

それ故に間男はヒロインの身体を好きに弄んだだけでなく、他の貴族へのハニートラップを命じたり、ヒロインの防具屋の敵であった筈の間男の防具屋でのキャンペーンガールのような事をさせたりなど、腹いせのように扱いが悪い。
これらは報告としてヒロインから聞くことになるのだが、主人公目線で見るとただ一人の大切な恋人が好き勝手に弄ばれている形となりここがこの作品の特徴であり旨味であるように感じた。後半になるとヒロインと主人公が相思相愛という事に気が付いた間男によって主人公も標的とされる。

また過去作でもあった、間男とヒロインの行為を覗き見るシーンや間男に変えられてしまった身体を見せつけられるシーン、ヒロインに間男と比較されながら責められるシーンもありシチュエーションとしては多彩。

ヒロインに寝取られてから間男にさせられてきた事を報告されるシチュが好きな人、ここのサークルの過去作が好みの人にはおすすめできる作品である。