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人質にされてしまった主人公の為にヒロインが嫌々間男に抱かれるうちに、最終的には篭絡されてしまう話。

今作の特徴として、ひたすら間男に媚びるヒロインという要素がある。
初めは人質にとられた主人公の為に嫌々媚びさせられ、後半は間男に篭絡されてしまい自らの意思で媚びる。特に前半の無理矢理媚びる態度をとらされているヒロインのくやしさや恥ずかしさを感じさせる演技は見事。

前半は毅然とした態度でしっかりとしたお嬢様といったキャラクター性のヒロインで、とても間男に寝取られてしまうようには思えない。
しかし後半では甘えた声で媚びる正反対の性格にゆがめられてしまう。その理由が間男により世間的な立場をはく奪され、自分の能力も間男を悦ばせるとある要素に変換されてしまい、間男に依存し媚びる事でしか生きていけない状況に追い込まれた結果というのが素晴らしいと思った。

また過去作でもあった間男にタトゥーを刻まれるシチュで、そのタトゥーが盗賊団のシンボルマークであるというのが個人的にはとても性癖に刺さった。

総評として芯のあるヒロインが追い込まれて堕とされてしまうシチュ、また過去作品が気に入った方にはおすすめできる作品であると感じた。