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「クベルの首枷病」 へのレビュー
2020年02月21日 msg さん
このレビューは参考になった x 2人
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全エンド回収し、消せない記憶を回収させてもらいました。 クリア時間に直すと約13時間と、他のゲームにはないほど時間をかけてじっくりと遊ばせていただきました。 ここからはある程度振り返りながらになりますが、この作品に対する私なりの印象を書かせていただきます。 序盤では、幼いころはあまり接点がなかったマジェタノとセロが、どのようにして関わり合いそして想い合っていくのか、というの説明に重きを置いており設定が込んでいるなという印象でした。 「マジェタノの本心」という機能も、随時更新され演出としての没入感があり素晴らしかったです。 そして、中盤から終盤にかけてバズリアに寝取らていく過程は、ほかのゲームでは体験できないほど濃密で最高でした。 本作は「禁術」というテーマが大きなキーワードとなっていて、ストーリーの進行に影響を与えていくというのが面白かったです。 ある者は「私利私欲(主に自分の快楽)」のために、またある者は、「その私欲に踊らされ様々な結末を迎える羽目になる」。しかし一方で、「誰かのために大罪を犯してでも助けたい」と思っている心優しい者が登場しストーリーを盛り上げてくれました。 個人的にはAエンド(難易度的にトゥルーエンドだと思います)をぜひとも見て頂きたいです。「人の不幸とは何か。幸せとは何か」を考えさせられ、ある人物の言葉が大変刺さったエンドでもあるからです。 まとめとして、全エンド回収まで約13時間と書いた通り遊びつくすには大変かと思われますが、様々な機能でプレイヤーのストレスと無くす工夫とともに、ほかの作品にはない練りこまれたストーリーが味わえ、すごく遊びがいがあり楽しめました。 じっくりと遊びたい人にはもってこいの作品です。
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