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田舎に住む素朴な感じの女の子が主役で最初に読み始めた時は可愛らしい絵柄も相まって少女としての可愛らしさだけでなくマスコットのような可愛らしさを感じたのですが、彼女の想う相手である河童と一線を越える時でさえも冒頭を読んで感じた彼女の自然体な印象そのままで情事が進んでいったのがとてもエロかったです。
普通の女の子が親しい友人や家族にさえも言う事のないような秘密を覗き見てしまったかのような背徳感と、夏の思い出が一つ増えて関係が進展したのに離れる事になるままならなさにどこかノスタルジーを感じてしまい読んでいて心に残る漫画でした。
河童の少し皮肉っぽそうな表情や雰囲気も個人的に好きでしたし、軽口の飛ばし方とそれの返し方は見ていて作中で全て描かれている訳ではないけれどこの二人だけのかけがえのない眩しい日々が沢山あったのだろうな、と想像したくなるような雰囲気でとても良かったです。