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「二人だけの島で… 【終末癒し系音声/3時間30分/CV:天知遥】」 へのレビュー
2021年09月27日 Nanaka さん
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本作は本番までしちゃうR-18作品であり、もちろんそういう用途にも使える代物であるにもかかわらず、ぐっすり眠れるシリーズに引けを取らない安眠癒し性能を持っています。その秘訣はやはり、穏やかな波の音と天知遥さんのかわいらしい舐め音でしょう。興奮以上に安心を感じられる優しい舐めは、さすがチームランドセル×天知遥と言う他ありません。さらに特典としてこれらの2つの音を楽しみ放題な、波の音を背景にひたすら耳舐めされるトラックがついており、もう寝かしつける気が満々すぎる・・・。 トラック一つ一つの癒しパワーはすでに述べた通りですが、全体ではしっかりボイスドラマしています。漂流して少女と一緒に無人島に流れ着き二人きりの時間を過ごすという、結構色んな展開に広げやすいシナリオは、まず「最初から救助を諦めている」という点によって終末ものに決定づけられます。穏やかに押しては返す波、青々と広がる海、二人の間を遮らず、しかし二人と外とを切り離す世界。社会規範からの解放と二人きりの孤立といったthe終末の要素に加え、少女が時折匂わせる後ろめたく仄暗い感情がもたらす空気感は、えっちと癒しの両立にも一役買っていますが、それ以上に「この少女はどういう背景を持っているんだろう」「流されてしまう前に何か重要なことがあったのではないだろうか」と思考を過去へ向けさせ、未来・世界はもう閉じていて「私たちはここで終わり」という感覚をより強調しているように感じました。 えっち・癒し・ボイスドラマの3要素が見事に共存しており、いずれの用途にも耐えうるという言うまでもなく稀有な作品であり、ファンとして何度も色んな形で楽しめるだけでなく、創作活動をしている人なら得られるものが多くあるのではないでしょうか。1周聞いてシナリオ全部わかった上で聞く2周目も新しい味があってオススメです。
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