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虫ジャンルの作品は数あれど、中を覗いてみれば虫というより産卵シチュがメインだったり、単なる触手モノのの亜種だったり、果てには虫の名を騙ったただの獣姦だったりということは少なくありません。
もちろんそれらの中にも良い作品は多いのですが、我々が現実で苦手な虫を目にしたときの、あの気持ち悪さ、あの生理的嫌悪感、それを女の子にぶつけるんだ!!!という情熱に満ちた作品に出会うと心が躍ります。

この作品はまさしくそんな気持ち悪さに溢れた作品です。
小さいくせにやたらうねうね動いたり多脚だったりするあいつらが、女の子の体内の、自分でも手が届かない、一番大事な部位を、容赦なく這いずり回る!
ぬるめのコメディ漫画みたいな導入も、そのあとの寄生虫の気持ち悪さをしっかりと引き立ててくれます。
シンプルに見える絵柄も脱ぐとお尻が大きめでちゃんとエロかったです。
可愛い絵柄とゆるい空気感でエグいことやるってのがまたいいですよね。

そして一番感動したのは!
寄生後のリアルな体内外の腫れや麻疹を見せてくれるところですね!
剛毛化とかブツブツとか、女の子の体がグロいことになる系の肉体改造が好きな人にとってはたまらなく嬉しいシーンです。

欠点を強いて挙げるなら、少しページ数が物足りなく感じる点でしょうか。
裏を返せばもっともっと読みたいと思わせてくれる作品でした。
"To Be Continued!"と締められるところを見るとシリーズ化するようですね!
体の状態はリセットされるのか、はたまた寄生に寄生を重ねてどんどんグロいことになっていくのか、そんなことを考えながら楽しみに待とうと思います。

最後に虫とは一切関係ない感想ですが、1人目の女の子が寄生されるシーン。
よくよく見るとショックで放屁してるっぽい?
こういう描写、結構好きです。