熊くじら的鑒賞一覽
評論家排行榜 | - | (有幫助的數量:230件) |
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投稿數排名 | - | (鑒賞總數:134件) |
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2010年04月05日
前半と後半で雰囲気が変わるアドベンチャー。前半は軽いホラー風味、後半はバトル多めです。
そういうのが苦手な人もいるでしょうが、作品の主軸が変わるわけではないですし、燃え展開好きとしては満足。
シナリオボリュームもかなりあります。私はオールクリアに11時間ほどかかり、値段を考えれば十分以上の文量です。
また、左右に表示されたキャラの表情が色々変化するので心情がわかりやすく、感情移入しやすくなっています。
ところどころに文章の粗や誤字、キャラの表示ミスなどがありますが、かなり燃える良作。おすすめです。
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2010年03月31日
エロはもはやおまけ要素なファンタジーRPG。スーファミ時代のような素朴な雰囲気がたまりません。
メインのシナリオは結構切ない。パッケージにある命に代えても—のくだりが誰のことか理解したとき、胸にぐっときます。
ただ、やはりこのゲームの本領はアイテムさがしてダンジョン探索。本編そっちのけで潜り潜り。
本気でストーリーだけを追えば、10時間もかからずクリアできます。
しかし、サブイベントをこなしはじめれば軽く100時間オーバー。それでもまだアイテムは埋まらない。
こういう時に生じる感覚を楽しいと思ったことのある人、いますよね。意地になってアイテム集める達成感。
これがわかる人ならばこのゲームも間違いなく楽しめます。そんな人は、是非やってみてください。
評論家特選分類
少年漫画的な意味で、正統派に熱い物語。精神論と勢い重視で突き抜けます。
ジャンルは、多分魔法少女もの。凌辱は全く無いので、苦手な人でも安心です。…主人公がヒロインに襲われるのはあるけど。
シナリオは全十話構成になっていて、五話目までは共通、六話目以降は各ヒロインの物語になります。
内容は王道ど真ん中で、どのルートも最後は主人公とヒロインの合体技だったり、胸が熱くなる展開。
個人的には、ティアルートとゼロルートの二つが最高。物語もさることながら、誰も空気にせずに全員で戦いますし。
…ただ、複数ライター制の弊害といいますか、ルートによって文章力や構成力にけっこうな差があります。
だからルートによっては、肝心なところで盛り上がり切れなかったり、心理描写が不十分だったりと、未消化な部分も。
あと、全体の細かい設定は、各ルートで少しずつ明かされます。
全ルートをやると、血縁関係とか千年の間のこととか、かなりの伏線が回収されます。よって、最低でも三ルートはプレイを推奨です。
あと、絵はとても綺麗です。背景や、キャラそれぞれに用意されている戦闘シーンの一枚絵、背後のエフェクトなど、ハイレベル。
それと、さすがはCLOCK UP系列、エロはとても濃いです。一部、このシーンジャンル間違えてないかと思ってしまうほどに。
主人公もヘタレではなく、自分から戦える男の子。熱い物語が好きな人、必殺技連呼とかにときめく人は、是非ご購入を。
2010年03月15日
選挙戦を中心に、やや暴走気味に活躍するヒロイン達と、それを手伝う男の子の話。暴走気味な学園物二作目。
ヒロインが銃を持っていようが、人間の2,3人一気に圧殺できそうなハンマーを装備しようが気にしてはいけません。
前作同様、設定の細かい粗とか、冷静に考えればありえない展開を、勢いでどうにかできる人におすすめ。
ただ、主人公は通常誰かの手伝いで自己主張ほぼ無し、主体的なのはラストだけ。というキャラなので、そこで人を選ぶかもしれません。
…個人的には、「誰かのために動くこと」が一番楽しくて積極的にそれをやっていくタイプは大好きなのですけど。
個性的なヒロイン達と、ある意味それすら上回る濃さのサブキャラが約一名。朴念仁の主人公と敵役二人。
そんなメンバーで繰り広げられる、暴走ドタバタ物語。変わった学園物が好きな方は、是非に。
…そして聞くんだ、あのペドフィリアの魂の叫びを。
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アニメ、魔法少女リリカルなのはの原点。とらハ3の外伝にして、事前にシリーズ全作品のプレイを推奨しておきたい作品です。
内容は、いつも通りのとらハ。温かくて優しい物語です。プレイした後、ついつい家族に連絡をとってしまうような。
後は、高町家の両親の出会いとか、忍がノエルを修理している間の話とか、ファン必見の物語が随所にあります。
それと、なにやら恭也の立ち絵が出来ていたり。ほぼイメージ通りだけど、目つき悪すぎだろ君。
海鳴縦断・ハイパー・クイズも手ごたえのある出来になっています。…全攻略に10時間費やした…だと…。
と、とらいあんぐるハートの世界が好きな人なら、やらないという選択肢は存在しない作品でしょう。
…実は、さらにこの後の物語が、全年齢向けOVAになってます。全快した恭也が見えたりと、凄い出来になってますよ。
とらハ三部作のラストであり、ある意味では次の作品へと続く物語。もう、燃え燃えです。誤字ではなく。
舞台は今までと同じ町。1,2の頃より数年後です。公式設定では、確か5年だったはず。
今作は、今までも要素としてあった戦闘が満載。主人公が超人的に強いです。弱体化しているというのに。
どのシナリオも、最後はかなり熱い展開が待っています。戦うのは主人公とは限りませんが。
しかし、ストーリーの雰囲気が今までと変わるわけではなく、優しく、穏やかな物語はそのまま。
…今作の主人公はやや古風で堅物ながら、紳士的な行動もそのまま。みんな、ゴムはつけるんだぞ?
あと、今までのシリーズのキャラもちらほら出てきますし、シリーズファンならニヤリとする場面も多数。
個人的には、この3が一番好きな物語。1,2とやった方はもちろん、そうでない方、3だけやってみるのもOKです。
2010年03月12日
ルートによっては当てはまらないこともありますが、基本的に戦う学園物。熱い近接格闘が燃えます。
他の人が書かれていますが、基本ルートは三つあります。【真珠と麗華】【つくしとちせ】【あゆ美】三つです。
それぞれで方向性が違い、【真珠と麗華】では私が一番大好きな熱い戦いが繰り広げられます。多分、一番シリアスなルート。
【つくしとちせ】は、コメディ色の強いルート。ギャグとドタバタを基本に進みます。ストーリー的には結構強引。
【あゆ美】は、肉体を使った戦闘以外の戦い方で進むルート。知的にいくのですが…少々演出が弱い印象も。
全エンディングを見れば、トゥルーシナリオ【メアリ】が開きます。超展開気味にシナリオの種明かし。かなり意外な展開です。
いや、ここまでのシナリオを見た人なら、絶対予想不可能ではないですが。でも一瞬ポカン、は避けられないかも。
と、色々あるゲームですが、変わった学園物が好きな人、近接格闘描写などに燃える人には強くおすすめ。
…あ、個人的に一番好きなキャラは拳太郎です。きっと私は病気。
なかなかに手応えのある和風シミュレーションRPG。
ファイアーエムブレムとかで鍛えた方々にはなんてことはないかもしれませんが、難易度は結構高いです。
雑魚敵相手のレベル上げ…というか共有経験値稼ぎは必須。詰んだ時のために、セーブは細かく分けましょう。
あと、ヒロインごとのシナリオ分岐といった場面は特になく、選択肢もあって無いようなものです。
ストーリー途中で起こるサブイベントをきちんとこなしておけば、最終戦前に一番レベルの高いヒロインのルートに入ります。
シミュレーションRPGが好きな人、テキストだけのAVGに飽きた人におすすめ。
シナリオはこの手の作品の王道ど真ん中なので、少年漫画的な物語が好きな人も是非。
色々な意味でエロゲのジャンルを切り開いてくれた作品、とらいあんぐるハートの第二作目。
この作品の最大のポイントは、本当にみんな寮に暮らしているんだと感じること。家族のように温かな生活感だと思います。
その中で、天然だったり不器用だったり少しだけ強引だったりしながら、優しく恋愛していく青年の話。
ヒロインはみんな個性的で魅力的。それぞれ少し特別だったり不思議だったりしながらも、でも普通の女の子。
そして、主人公は物凄くいい男。描写的に外見もそうなのでしょうが、それ以上に中身が。
女の子を傷つけるような言動や行動はほとんどありません。選択肢が出ても、全ての行動は相手を傷つけないこと前提です。
その上家事万能で身体能力も高く、心のケアから体をはっての戦闘までこなします。…もてないほうがおかしいですね彼。
Hシーンではもちろん避妊具を使います。選択肢なんて滅多に出ません。主人公が自主的につけてくれます。
優しい場所で、本当に大切な人達と、優しい時間を。そんな、優しい物語です。
現在の学園物のスタンダードとなっている形式を切り開いた先駆け的作品の一つ。少し不思議な世界観とかも含めて。
…って、そんなことは、このタイトルを知っている人ならきっと皆さんご存知なのでしょうけどね。
今でこそ多くなった幽霊少女とか、狼少女とか吸血鬼とか忍者等の戦える設定を持った女の子ですが、この頃は革新的でした。
あと、これはとらハシリーズ全てに言えることなのですが、主人公が女の子を心からいたわれる男の子です。
女の子に対して無神経な言動は(情報が足りている限り)しないし、体のこともきちんと考えているし。
ゴムをつけるかつけないかの選択肢がほぼ毎回出ます。女の子がいいって言わない限り中には絶対出しません。
これ、とても重要なことですよね。私は迷わずつけてました。買うか買わないかの選択肢はもちろん買い。
そんな、二人で愛を育んでいくような、優しい恋がしたい方に。とてもおすすめです。