Daftar Ulasan 白面神官

主人公一行がひたすらに開店の準備に奔走する回となっております。

薬草の調達ルートに関してはあっさり解決したものの、道具を調達したり、各種商品を方々に発注したりなどなどてんてこ舞いでございます。

当然、スタッフの確保もこれに含まれます。
幸運にも身近から可愛らしくも真面目で信頼のおける従業員を一人雇うことができましたが。

商売敵の言葉から商品の着想を得た主人公はそこからさらにアイデアを広げていきます。

それに並行して、材料となる薬草をどこから仕入れるかという話に。

主人公の神術をもってすれば、種類こそ限定されるものの無料で無限に薬を作れるはずですが、材料を全く調達しないのは怪しまれるということでこの案は没に。

ここで前にもらった領地の話が出て次回へ続くのでありました。

最高の素材と最高の職人によって徐々に薬局が出来上がっていく中、早速店名を決めることになる・・・というお話となっております。

色々な才を持っている主人公もネーミングだけはすぐにはいい案が出せず、うっかり口にした一言から職人が勝手に先走って店の名前を決めてしまいました。

しかし何事もなくというわけにもいかないようで、竣工もしないうちから物取りが出たり、商売敵が出向いてきたりします。

無事夢への一歩を踏み出した主人公の下へ皇帝から一通の親書が届きます。
・・・内容はほぼ果たし状でございますが。

無論、主人公にそんな気はないので謹んで辞退。

・・・したのはよいのですが、今度は薬局建設のために王宮建築に関わった職人の一団が送られてくることに。

ここで主人公が薬局の素案となる図面を書くのでございますが、どうやら彼には絵心もあったことがここで判明します。

新たな力によって生まれた新たな装備を身に纏い、いよいよ戦場へと赴く・・・というエピソードとなっております。

主人公の新しいスキルに関してはこれまで散々驚かされたてきたヒロインをして神様の領域と言わしめるものでございました。

予定より早く進んでいるものの、住民の避難が間に合いそうにないので現場へ向かうことになりますがうまるで負ける気がしませんね。

前回訪れた客の用事は主人公に指輪を渡すためでした。

この指輪とは主人公のような異世界人にメッセージを伝えるためのものだったらしく、その上彼の更なる力の覚醒を促すものでもありました。

お蔭で以前大量に倒した敵の素材からいかにも強力そうな素材を作り出すことに。

それによって安堵したのでございましょうか、前回まで寝付けなかったのが急に眠くなり、その後ぐっすり快眠するのでございましたとさ。

古代遺跡からの手土産を持って他愛もない雑談をしながら避難の準備で大わらわな街へ戻るとこの騒動によって傍迷惑な団体が1つ、街から退散してくれたということが判明します。

災い転じて福となすという言葉の通りですね。
もっとも災いの大きさを考えればあまりにも小さい福でございますが。

有事に備えゆっくり寝るよう言われた主人公でございますが、なかなか寝付けず・・・

そこへ思わぬ客がやってきて・・・?

母親が登場した前回に引き続き、父親が登場し、妻に負けず劣らずの非道さを存分に発揮する・・・というエピソードとなっております。

いっちょ前に度胸だけはあるらしく、なんと王族を騙して婚約を取り付けるという暴挙に出ます。
どうやらヒロインがあれこれ動いた結果、歴史にズレが生じた模様でございます。

勿論このままではろくなことにならないのでございますが、ここへ颯爽と救世主が登場します。

何者なのかはぜひお買いになってお確かめを。

引っ越し先を探していたヒロインが母親と1年ぶりの邂逅を果たすという話でございます。
念の為言っておきますが、別にわけあってどちらかが家を出たとかではなく両者は一応同じ屋根の下で生活しております。

こんな状況でございますので、会話の内容もとても実の親子とは思えないものとなっております。

ちなみにヒロイン、前回の記憶はあるものの可愛い本を読みたいという年相応の子供らしい欲求も持ち合わせている模様です。

実家からの脱出に一役買い、その圧倒的な力で追手を一蹴した人物から怖くはないかと問われますが、ヒロインの答えは『両親より怖いものはない』というある意味完璧なものでございました。

それはそれとして、ここまであまりにも平然としているので全く気づきませんでしたがどうやら彼女慣れているだけでロクに食事を与えられずにやせ細っていたようでございます。

事前に準備されいたらしいパンをほおばり思わず涙してしまいます。

本当に救われてよかったですね。