Saul Goodman's قائمة المراجعة

七瀬さんのお見合いの場にやって来た高橋は、陰からその様子を眺めるのだが、
相手の男、藤千冬の高スペックな履歴を見て自分と比べ落ち込んでしまう。

ここ数話の高橋はちょっとだらしないというか、こんなことでは七瀬さんの心が離れて行ってしまうのではないかと心配です。
結局お見合いは破談になったのですが、高橋にとって問題は何も解決していない。
ラストで高橋が思い切った行動に出るのだが、おそらく七瀬さんは拒絶すると思われます。

七瀬さんがお見合いをするという情報を得た高橋は、
社長秘書の緑を頼り、お見合いの日時を調べて当日偵察することにします。

七瀬さんは仕事中も常に同僚の男性が傍におり、
四六時中父親の監視から逃れられないようです。
あの強靭な精神を持った七瀬さんも少々お疲れ気味のようで、
七瀬さんにとって今一番必要なのは高橋と居る時間だと思う。

ストーカーめいた行動をするよりも後悔しない選択をしろと妹の茉白に言われた高橋は、
心を入れ替えて仕事にまい進し、見事本社への出向のチャンスを掴むことになる。
高橋にとって今出来ることは、仕事で成果を上げて七瀬さんの父親に一目置かれることなのでしょう。
迷いが吹っ切れ昇進試験を目指す高橋。しかしラストで最悪の報せが舞い込みます。

七瀬さんに拒絶されてしまった高橋は、七瀬さんの職場に隠しカメラを仕掛け、
その様子を探ることにする。
まさか高橋がこんな行動に出るとは思いませんでした。
隠しカメラや盗聴なんて七瀬さんの方がやりそうなことですから。
高橋にとって七瀬さんがそれだけ大事な女性だということでしょう。
七瀬さんへの妄想に囚われて精神を病み気味の高橋に、妹の茉白が渇を入れます。

ようやく本社内で七瀬さんと高橋が再会する。
高橋は娘と別れろという七瀬さんの父親の要求を拒否したことを告げるのだが、
七瀬さんは高橋に今までにない冷たい態度を取ってしまう。

おそらくは本心ではないと思いますが、七瀬さんがあまりにも高橋に冷たいので驚いた。
父親から高橋を守るためには鉄仮面を被らなければならないということでしょう。

社長秘書の緑から七瀬さんの行方を聞いた高橋は、
七瀬さんが現在本社に勤めていることを知り、直接会いに行こうとする。

緑は高橋に口頭で情報を伝えられないので、メモ紙を用意して高橋に渡します。
それだけ七瀬さんの父親の監視が厳しいということでしょう。
今回は高橋と七瀬さんの父親が初対面を果たしますが、
高橋の事を人とも思っていないような父親の視線が冷たすぎます。

突然七瀬さんが行方不明になってしまい、途方に暮れる高橋は、
七瀬さんの仕事上のパートナーの透に相談します。
二人で七瀬さんのマンションに行き、合いかぎを使って部屋に入った高橋は、
そこで衝撃的な光景を目にするのでした。

高橋グッズで満たされていたコレクション部屋がもぬけの殻になっています。
これは七瀬さんが高橋と決別するという意味なのでしょうか。

二人きりの温泉旅行を楽しんだ七瀬さんと高橋。
このまま順調に交際が発展していくのかと思いましたが、
七瀬さんの身辺で不穏な動きがあり、ラストで大きな出来事が起こってしまいました。

高橋の前から突然姿を消した七瀬さん。おそらく自分の父親から高橋を守るための行動だと思いますが、
高橋は自分がもっと早く七瀬さんに気持ちを伝えていたらこんなことにはならなかったと後悔しているようです。

練馬ホームレス殺人事件に使われた凶器に、刑事部長の壇浩輝の血液が付着していることを突き止めた真野。
被害者の新妻大介と壇の間には浅からぬ因縁があり、
それは24年前の真野の家族が殺害された事件と大きく関わっているようです。

壇は新妻に24年前の事件の真相をマスコミに告発すると脅されたのでしょうか。
自分の立場を利用して事件を隠蔽しようとするやり方は許せません。

陽一と一緒に暮らしていた頃はおしゃれに無頓着だったみちも、
誠と付き合うようになって化粧品を新調。誠の前では一人の女性として美しくありたいという気持ちになったようです。
ホワイトデー当日、みちは誠にデートに誘われるのですが、
誠の予約ミスでレストランに入れなくなり、庶民的な居酒屋へ。
ちょっとしたトラブルも却って二人の仲を親密にする効果が感じられました。
ラストはみちの方から誠に積極的にアプローチ。
ホワイトデーに二人は結ばれました。